見出し画像

梵天勧請とシンクロニシティ

意味不明なタイトルから始まりました。今回の投稿のテーマはシンクロです。ですが、その前に梵天勧請というものについて、さらりと説明しようと思います。

お釈迦様が悟りを開かれた際に、その内容の難しさに理解できる人は誰もいないだろうとお考えになられ、その悟りを自分一人だけのものにしようとしました。その時にお釈迦様の前に梵天という神様があらわれ、お釈迦様に向かって、その悟りを多くの人に伝えてくださいと導いたという逸話です。

宗教に関わる偉人の伝承にはつきものといっても良いような超常的な出来事ですが、これは実話だろうか、それともあくまでもお釈迦様の存在を強調するための言い伝えにすぎないのだろうかと、今朝少し考え込んでいました。ただ、考えて答えが出てくる類の問題でもないので、結局は信じるか、信じないかに帰結するよな、と宗教らしい結論に達しました。

そして、その夜のこと。月に一度参加している、師僧や兄弟弟子とのzoomを使った勉強会に参加したときのことです。仕事がおしてしまい、私は途中からの参加となったのですが、zoomに入ると、そのタイミングでまさしく師僧が梵天勧請を話題にしていました。

内容としては、その日の勉強会のテーマから少しわき道にそれたところ、梵天勧請の話に行きついたらしいのですが、自分としては今朝がた、梵天勧請について考えていたところに、その話題が上がってきていたことに驚きました。

その勉強会では、自分が考えていたような『事実かどうか』という話ではなく、本当にさらりと概要をなぞるだけで通り過ぎました。ただ、自分としてはこの偶然の一致を単なる偶然ではなく、お釈迦様からの解答だと受け取りました。『それは事実だったのですよ』と。

それにしても、朝考えていたことの答えをその日の晩には届けられてしまうなんて、なかなかのスピード感でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?