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ダンデライオンのような人

先日、平山みきさんのチャリティーコンサートに行ってきました。「子どもの命を守るプロジェクト」と銘打ちまして、いじめにあっている子供たちやシングルのパパさん、ママさんを応援するためのコンサートです。全体を通して命の大切さ、そして、周りの人達といつ分かれることになるかもしれない、そんな、当たり前の日常を見直すための気付きにあふれたコンサートでした。

平山みきさんの他に、もうお一方。昨年から自分が懇意にさせて頂いているくまさんとの共同開催でした。平山みきさんは歌唱を披露し、くまさんはその道35年のキャリアをほこる人形劇で場を盛り上げてくれました。

開幕から、平山みきさんが登場。同時に舞台の左右のスクリーンに、学生運動の黒白の映像が流れます。「ん?」と思っていると、歌い出した曲が「いちご白書をもう一度」でした。世代的に知らない曲ばかりかなと思っていたので、意表をつかれました。個人的に、この曲は大好きです。まだ自分が生まれてもいないような時代の曲のはずなのに、なぜかある種の郷愁のような懐かしさを感じます。

1曲披露する毎に衣装をかえる平山みきさんと、その幕間を人形劇でたくみに繋いで行くくまさん。赤鬼のゴンちゃんとライオンバーテンダーの山本鉄男さんの二体の人形を使い分けて、観客を飽きさせないようにユーモアたっぷりで人形を動かしてくれます。
お陰で、飽きることなく、あっという間の2時間でした。

コンサートが終わってから、平山さんとクマさんと記念撮影をしていただけました。

主役でもないのに、気付けばセンターポジションにいました。なんという失態。黄色の衣装と髪飾りをつけているのが平山みきさん。ご年齢を感じさせないパワフルな歌声でした。この日、平山さんが歌われたもののなかに『笑ってダンデライオン』という曲があったのですが、その曲名通り、タンポポのように力強い方でした。
ピースをしているライオンの人形を抱えているのがくまさんで、人形が山本鉄男さん。落ち着いた声で話す渋いバーテンダー設定です。

そして隙を見て、恒例のくまさんからのメッセージをいただきました。今回のメッセージは『人の心に 丁寧に正しく導く 捨て身で 前へ前へ』という言葉。なんだか、回を追うごとに難易度が上がっていってるような。

近いうちに出版する予定の電子書籍の帯にのせるコメントをお願いするために、くまさんにはすでに原稿を渡しているのですが「堯友さん、ブレイクするよ」と、別れ際に言われました。本が売れるというのはとあるスピリチュアルカウンセラーの方からも言われてはいるのですが、正直なところ、想像がつかないですね。二人から同じようなことを言われるなら、売れるのでしょうが。本が売れるのは嬉しい事ですが、それがきっかけで周りから注目されるのは気が重いなぁと思ってしまいます。


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