OS

iPhoneのOSをやっとアップデートした。
それに伴い、ロック画面に表示される時刻のフォントの太さが変わった。
太い。違和感がすごい。この変化を純粋に歓迎できないのは、慣れ親しんだものがなくなることによる寂しさゆえでもあるのだろう。

でもきっとこの違和感も、すぐになくなる。細かったフォントで表示される時刻の感じを、まるっと忘れる。それは思ってるよりもきっとうんと早く来る。今ある寂しさや違和感が生まれなくなるとき、それはアップデート後の景色が通常になるとき。人は違和感を感じる以外にもやることがあるから、慣れるのだ。

次読み返すときには、もう次のOSにまたもしかしたらアップデートされているかもしれない。もしそこでまたロック画面の時刻のフォントが細く変わっていたら、またしばらく違和感と生きることになるのだろう。そして時間に手伝ってもらいながら、というかほとんど時間の力だけでまた、慣れる。