実は先日からずっとカメラのことばかり考えてるんです。
というのも、ライブの撮影に使えるカメラが欲しい！です！
もちろん日本ではほとんどのライブは撮影NGなんですが、たまに撮影可能なイベントがあったり、撮影可能なアーティストがいたりしますよね。
まさに、それ用に欲しいんです。

一応先に申し上げておきますと、この話はカメラのド素人が、限られた予算とほどほどの仕上がりを夢見てカメラを選んでいるだけなので、
『ライブ撮影のために60万のカメラと30万のレンズ買ちゃったよ！』みたいなプロの方から見ると全く別の世界の話です。

自分の撮影環境は現在、SONYのRX100M3とiPhone 12 Pro Maxですが、
正直微妙です。微妙というか、ライブ撮影できる機材じゃないですよね。
まぁ機材以前に撮影の腕が微妙なのもあるんですが。

まずRX100M3ですが、ズームで寄れない！光学ズーム2.9倍！
ぶっちゃけ肉眼です。光学じゃなくても確かデジタルズーム4倍くらいです。
しかもRAW＆JPGで保存の設定にしてると光学ズームしか使えなくて、
それを知らなかったために現場で混乱しつつ、まったく顔に寄れずに地団駄を踏んだ想い出。
2.9倍だとオートフォーカスでもステージ全体から演者を見るんで、
照明が当たってると顔とかほぼ白飛びします。
デジタルズームで寄った時も、設定をめちゃくちゃあれこれいじって、なんとか撮影していたんですが、正直、自分レベルでも満足できる仕上がりの写真て、100枚に5枚くらいでした。数打って当てるパターン。笑。
あと設定を理論的に理解してるわけじゃなく、“こんな設定で撮ってます”って人のを真似ているだけなので、どこをさわればどう改善されるのかが分からないんですね。何よりステージでは演者も入れ替わり立ち替わり、照明も変わり続けますし、現場で調整するのはほぼ不可能でした。

それを思えば、iPhoneで撮ってるほうが記録としては幾分マシでした。
一応、撮れているので。笑。ただ照明の加減かもしれませんが、顔がけっこう赤くなりすぎるんですよね。あと写真に立体感がない印象です。
顔も白く飛んでしまうともう画像調整しても真っ白のままだったり。
あとはズームすると粗いとか、『そりゃそうですよね』としか言えない不満なんですが、その辺りも考えてなんとかしたいな、というところです。

百聞は一見に如かずということで、写真を引っ張り出してみました。
まずRX100M3。これは会場だったAKIBAカルチャーズ劇場の下手側4列目です。

この会場は着席での鑑賞なんですが、病院の長椅子（奥行き短め）みたいな椅子なので、4列目でもけっこうステージに近い感じはあります。
撮影可能でカメラを持っていった2回目の公演（つまり光学ズームで2.9倍までしか寄れなかった時）なんですが、1回目より撮れ高が微妙です。じゃあ1回目見せろよって話ですが、準備が面倒で。。
おそらく、『あんなに頑張って設定したのにあの程度だった』ということで若干心が折れており、割とカメラ任せでプレミアムオートで撮った気がします。

そしてこちらがiPhone 12 Pro MAX。
これは4列目上手で撮った1回目に行った公演ですね。

いやいや。上で『一応撮れている』と書いてましたが、今見ると信じられないくらい撮れてなかったです。本当に100枚撮って5枚しか生きてない感じです。あと全部ブレてます。笑。
ただ割合で言えばRX100M3もそれくらいな印象あります。
さすがにズームがきついのもありますが、発色もえらいビビッドですね。でもiPhoneの画面で見るより、パソコンのモニターで見る方が若干自然かもしれないです。というか、カメラよりもiPhoneの方が色が近いかもしれないですね。この衣装、けっこう派手な色味だったはずなんです。

で。そんな感じの現状を踏まえた上で、自分が目指す満足ポイントですが、【SNSに投稿したときにまぁ綺麗に見えるレベル】です。
あわよくば【パソコンの壁紙として使ってもいけるくらい】のレベル。

そんな感じでカメラを探し始めたのですが、いかんせん限られてるのは予算です。それも安ければ安い程よい。なんならこの『ライブハウスできれいに撮りたい』という前提条件がなければ、iPhone 14にでもしたほうが余程いいでしょう。

まずざっくり広い視野で見たなかで、最初の候補はキヤノンのEOS R7。
これについてはエルレガーデンのベーシストでもあり、アイドルカメラマン（？）でもある高田メタル氏が推してる記事もあって、わりとゴールでは…？という気になったのですが、高い。
ボディだけで18万円。レンズキットにすると20万円を超えてきます。
とはいえ、ゴールならもういいのでは！？という気もするのですが、いかんせん使うのがド素人なもんで。さすがに持て余しそうです。。
ですがキヤノンはEOSユーザー向けに様々な有料講習も開いているので、予算が許せばこれがベストチョイスかもしれないです。

第2候補。パナソニックのLUMIXシリーズ、DMC-FZ1000です。
市場価格、中古で4万円前後。急に現実味を帯びてきた価格です。笑。
超望遠でリーズナブルという、まさに要望にぴったり。今回、撮影画像をSNS投稿でめちゃくちゃ探しまくっていたのですが、けっこう後ろから（おそらくホール18列目くらいから）でもそこそこ顔がわかるショットが撮れています。
もちろんカメラマンの腕が大きいとは思いますが、撮れる可能性があるカメラ、というのが分かったのはありがたいです。

そして、ここで対抗馬として登場するのがDMC-FZ300です。
FZ1000より後発なこともあり画素数こそ劣りますが、防塵・防滴、タッチパネルを備え、さらに明るいレンズに超望遠という強み。ただ、センサーサイズがFZ1000より小さいんですね。市場価格は中古でFZ1000よりちょい高いくらい。多分そもそもの人気がFZ1000より低そうで、市場にある数が少ないのかもしれません。ただこの二機種の比較では（価格コムでも）ほぼFZ1000が人気で上回っているようでした。
ただ、FZ300にせよFZ1000にせよ、そもそも気になっているのは、ほとんど今使っているRX100M3と同時期（2014年）のカメラなんですよね。。うーん、買い換える意味ある？？という気がしてしまうんですよね。。（望遠が欲しいという意味では“ある”んですけど）

第3候補。SONYのDMC-RX10M4です。
こちらは中古で14〜16万円くらいでしょうか。FZ1000もなんですけど、RX10M4もコンデジなんですよね。なのでそもそもミラーレスや一眼に比べるとどうしてもセンサーサイズが小さく、写真の仕上がりが劣ってしまいそうではあるんですが、自分の性格的におそらく面倒なメンテとかしないですし、レンズとボディを別々に選ぶとなると永遠に決まらなそうだし、重いと持ち歩かなそうだし…etc.と、もう『カメラが欲しいとか言ってんじゃねえ！』とお叱りを受けるレベルなのですが、そんな感じです。
RX10M4はAFがかなり強そうでいいですね。ズームも良さげです。今使ってるサイバーショットの流れも汲んでいるようなので、安心は安心です。
ただ、コンデジに10万円以上出すなら、ミラーレスでもいいのでは？？という思いが度々襲ってくるんですよね。笑。

そんな中での第4候補。EOS 6D Mark Ⅱ。
いや、もうこれです。これですよ。ってとこまで気持ちは来たんですが、
やはりネックはレンズ。レンズが分からない。
この先はもはや候補云々じゃないんですが、ボディはEOS D60あたりを買って、70-200mm F2.8のレンズを買えば、望んでいるような絵が撮れるのでは！？と思ってあれこれ見ていたんですが、ボディとレンズを別々に手配するのは流石に難儀です。
なんかメーカーによってマウント、レンズの規格ですかね？があるんですよね？なんかジョイントみたいなのをかませば使い回せそうではあるんですが、そのせいで明るさがちょっと落ちたりするとか、どうとか。。
しかも通称ナナニッパのレンズも細かく種類がある上に、レンズだけで安くても中古で5万円くらいするんですよね。。確実に『これとこれでオッケー！』みたいなのが分かればまだいいんですけど、買って試すにはさすがに冒険が過ぎるかなと。そもそも一眼はおろか、ミラーレスも触ったことないので、カメラをレンズと組み立てられるかも怪しいもんです。笑。

そんなこんなで、おそらく、FZ1000（または後継機のFZ1000M2）か、RX10M4を探して行こうかと。RX10M3とかも見たんですけど、M3は10万円くらいで、でも評判的にはM4の方が価格差以上に良さそうなので、こちらがいいかな、と。あとはこのどちらかの個体がタイミングよく見つかるかどうか、というとこだと思います。
RX10M4はネットのフリマやオークションでは13〜15万円くらいなんですが、カメラのキタムラの中古でも15〜16万円くらいなんですよね。キタムラだと1年保証もあって、中古でも60回分割で買えたりするので、これはこれでアリですね。

ひとまずカメラ選びはこんな感じで、この先、旅行の予定などもあるのですが、1番は6月頭にあるライブで使いたいんですよね。なので、その時までに手に入らなければ、ミラーレスをレンタルすることも視野に入れていこうかなと思います。数年前にもムービーカムをレンタルしたことがありますが、EOS R7のレンズキットだとだいたい2泊3日で（保険やオプションなど入れても）1万円しないくらいかなと思います。ピンポイントで『この予定だけは良いカメラで撮りたい！』みたいな時はレンタルもよさそうですね。