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【2023年振り返り】

 先日36歳となり、こないだ30代になったばかりと思いきや、いい大人にならないといけない年齢になってきました。30も半ばを過ぎ、ようやく自分が得意なことと苦手なことがぼんやり見えてきたかなーと思います。
 また、無限にあると思っていた行動体力もやや衰えを感じることも出てきたので、まだやりたいことを思い切りできるように身体作りから頑張っていきたいと思います。

2023年7大トピックス

①新豊洲Bliiaランニングスタジアム閉館

 2016年12月にオープンした施設が先月を持って閉館となりました。
オープン当初からクローズまで様々な人が関わる中で、最初から最後まで関わり続けた数少ない生き証人になりました。都心で天候に関係なく走れる場所は多くの人にとって救いになり、都会で運動のする場が少ない子供達にとっては思い切り走れる場となったと思います。コロナの影響もあり、オリンピック・パラリンピックでは思うような活動はできなかったことが心残りです。
 僕の陸上競技の価値観を大きく広げてくれた施設であり、陸上競技場でどう熱狂を生み出すかを深夜まで学生たちと熱く議論も幾晩もしました。巷では、住んでいると思われるくらい最も長く豊洲に居座ったと思います。ランスタは豊洲での活動を終えますが、1年後に有明にて活動が再開されます。また皆さんに会えるのを楽しみにしています。

新豊洲Briliaランニングスタジアム

②世界記録への挑戦

 マスターズ陸上という年齢別の競技のカテゴリーにて35歳〜39歳のクラスの世界記録チャレンジをする機会を今年はもらえました。しかも、それは国内最高峰の試合である静岡国際の舞台で。初グランプリ、初ネームゼッケン、初エコパと初尽くしでした。この舞台もさることながら、同期のスーパースター金丸、横田、吉田と肩を並べ、バトンを繋ぐことは非常に感慨深く思いました。「好き」が力になるということを改めて感じた試合でした。
 目標の世界記録までは僅か0.11秒届かない結果となりましたが、またチャレンジできたらいいなと思います。


静岡国際

③マイルラップ生涯ベスト更新

 東日本実業団では、いろいろなトラブルがありフルメンバーで組めず、久しぶりに順番を争う舞台での出走となりました。足も少し不安はありながらも、個人でも無難にまとめることができていたので、代打監督を使いました。こういう展開で、今自分がどんな走りができるのかもちょっとだけ知りたかったです。
 レースは展開にも恵まれ、初の48秒台ラップ(48.93)でまとめることができました。

 順番が決する試合に出て、皆が紡いできてくれたAccelの看板の重さを知ることになりました。”覚悟”を持って戦うとはなんぞや?ということを久しぶりに感じました。

過去最速

④Obed 来日

バヌアツからの2ヶ月間留学生を受け入れました。
英語でのコミュニケーションで伝わっているのか?と疑う日々でしたが、エキサイティングな日々を過ごすことができました。
「陸上競技を共通言語にする」という目標が少しできたかなと思います。

滞在期間の様子はこちら


バヌアツ人スプリンターObed

⑤関東選手権両リレー制覇!

 歴史ある関東選手権でリレーの2冠を達成し、400mRにおいては大会新記録で優勝することができました。チーム的には非常に大会が続き、フルメンバーのコンディションを揃えきれずに手弁当でどうにかしたシーズンでした。来年も強いAccelを魅せられるように頑張りたいと思います。

熱量が伝染していくことを感じた関東選手権

⑥”想い”を伝える

立場的にたくさんの子供達、選手、保護者に出会い、お話をさせてもらいますが、この”想い”を伝えるって本当に大事なことであるなと思いました。一度ではなく、何度も何度も大事な自分の理念ややりたいことを伝えていかなければならないんだなと改めて感じた1年でした。

中学校での講演

⑦疲労骨折

 自分とは縁遠いと思っていた骨折ですが、先日判明しました。走り過ぎ。休んでいない。ご飯食べてない。など色々言われますが、どれも正解な気がします。もう少し踏ん張って欲しいので、来年は抱え込み過ぎず人に頼って過ごしていきたいと思います。

まさかの疲労骨折

年の瀬も年の瀬ですが、皆様良い年をお迎えください。

新年も変わらぬお付き合いのほどよろしくお願い致します。

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