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エンガジェット日本版 閉鎖から丸1年

2023年3月31日(金)夜9時〜エンガジェット日本版 閉鎖から1年の節目に「今を語ろう」と題したライブ配信をガジェタッチでやります(→終了しました、以下よりアーカイブをご覧いただけます)。

今日は何の日?

2022年3月31日、テック系ブログメディア「Engadget 日本版」が最後となる記事を公開し、17年の歴史に幕を下ろしました(英語版、中文版は存続中)。それからちょうど丸1年が経ちます。2022年のこの日、エンガジェット日本版を立ち上げたIttousaiが最後の記事を認める様子を当時新興メディアだったガジェタッチがライブ配信しました。そのアーカイブ映像が残っています。

改めて見返すと、結構、赤裸々に真実を語っていて驚きます。3時間と長めですが、本家Engadgetのスタッフや業界のビッグネームが動画コメントを寄せてくれていたりと、見どころ満載です。Ittousaiが最後にどんな記事を書いたかも今となってはこの動画でしか見る(読む)ことができませんので、よろしかったら早送りでご覧になってください。

当時、雇われ編集長をしておりました私、矢崎(ACCN)に関しましては、恐れ多くもジャーナリスト西田宗千佳さんにインタビューなどしてもらい、その前後に起こったいろいろなことを5回に渡りnoteでご紹介いただいております(各話有料・1話無料)。メディア業界(裏)史的な側面もありますので、ご興味ある方は以下からぜひ。

矢崎飛鳥氏に聞く「Engadget日本版はなぜ終わったのか」・まとめ読み
https://note.com/mnishi41/n/n55258b129c13

小寺・西田のコラムビュッフェ対談

この1年で日本のメディアは、どのように変わったでしょうか? エンガジェット以外にも役目を終えたメディアがありましたが、新しく始まったものも結構あります。2022年6月に誕生したTechnoEdgeは、Ittousaiが編集長を務めるテック系ブログメディア。訪問したことのある方は、エンガジェットのDNAを感じたのではないでしょうか。flick!の編集長だった村上タクタ氏も2022年8月にThunderVoltというメディアを立ち上げています。商業メディアは、いろいろな大人の事情で継続できなくなってしまうことはありますが、中の人は表現を続けますから、その世界観は必ずどこかで継続されていくのだと思います。

私はというと、テクノコア(TechnoEdgetの運営会社)の立ち上げに参画しておきながらThunderVoltのものづくり企画「サンボル商会」に片足を突っ込みつつ、ガジェタッチの配信にちょいちょい顔を出している風来人に見えると思いますが、本業では家電メーカーのエバンジェリストをしており、最近、このようなnoteを立ち上げました。よろしかったらフォローしてご覧いただけるとうれしいです。

それ以外のエンガジェ編集者は?

業界内の人は大抵知ってたりするのですが、皆ほうぼうでちゃんと活躍してます。たとえば、あの(!)つくね伯爵は私の最初の古巣でもあるファミ通さんに世話になってます。そんな感じで、元エンガジェ編集者の今とか、業界やメディアの今を語ろう的な感じの配信を予定しています。生放送なので実際に何が飛び出すかはまったくわからないのですが、金曜の夜ですので気楽にご参加いただけたらうれしいです。出演はガジェタッチのおふたり(弓月ひろみさんとリンクマン氏)とイレギュラー(?)の私、あともうひとり元エンガジェットからゲストが来てくれる予定です(→来ませんでした)。

この中の誰かが来る予定。出ない人からも「近況を伝えてもいい」という許諾を得ています(念の為)

1年前の配信の裏側や、その夜の打ち上げ話など、まだどこにもしていない話もできたらなと考えてます。常に裏には、ドラマがあるものです。2023年3月31日(金)夜9時〜 以下より、私がいうのも変ですが、どうぞチャンネル登録してお待ちください。事後にこのページに辿り着いた方は、ぜひアーカイブを早送りでご覧くださいね。何かが飛び出していることでしょう。

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