HSP気質を「克服」してる人、周りにいますか?
noteを約2年前に始めてから、色々な方の記事を読んで、自分が、HSS型HSPか、HSS型HSEに当てはまるのかも、と感じ始め、とても救われた。
お恥ずかしながら、過去記事を貼ってみる。
「変なやつ」「面倒なやつ」「気難しいやつ」という、それまで自分にべったり貼り付けていたレッテルを、全て取っ払ってあげられる気がした。
そして、その後も、noteで色々な方と交流する中で「理解者」に出会えていったことから、HSP気質を、弱点ではなく、強みとすら思えるようになっていった。
なので、タイトルの「克服」という言い方は、まるで直すべきポイントのようなニュアンスが出て、矛盾している。私は、克服したいと思っているわけではない。
ただ、HSPという素因を持っていながら、そのポイントを通過したような人との出会いが今年いくつかあったので、それを書いてみたいと思った。
何名かいるのだが、そのうちの2人を紹介してみる。
まずは、こちらの記事に書いた友人。
この記事が、私の記事の中で多くのスキをいただけたのが嬉しくて、この友人に、本記事を読んでもらった。
友人は、面白おかしく読んでくれたようだったのだが、記事の中の、
という記述に、やんわりと反論を受けた。
「たぶん、私は先天的にはHSPやと思う。
くよくよするところはあったけど、経験によって、どうでもいいわの精神が根付いて、後天的にカバーしてるっぽい。
人の機微には間違いなく敏感。でもそれを気にしなくなった」
とのことで、私は、この友人から、2度目の、大きな衝撃を受けることとなった。
HSPを後天的にカバーできるようになる人がいるのか…。
でもほんと彼女はそんな感じだ。
敏感さがあるから、いろんなことに気づいてもらえて安心を感じるんだろうな…
スゲェ…「元HSP」なんだ…
この驚きがずっと頭にあり、それ以来、同じように、「この方ももしや、元HSPなのでは⁉️」というアンテナが働くようになってきた。
もう1人は、仕事で関わった人だ。
こちらの2つの記事で挙げた、ぽつぽつと仕事を依頼してくれる先輩(同い年の女性)だ。
彼女は、かなりゴリゴリ仕事をしている働きマンな様子なのだが、チャットやzoomミーティングのときには、いつも気遣う言葉をくれる。
子どもが体調不良で家にいて、zoomに割り込んできても、笑顔で子に名前を聞いてくれて、その次にミーティングをしたときにも
「〇〇ちゃんは元気ですか?笑」と名前を覚えていてくれて、とても嬉しかった。
「私は独身だし、子どももいないから自由だけど、長橋さんの負担になるような働き方はしないで欲しいんですよね」
というようなことを言ってくれたことも、ありがたかった。
何より、新しい業務が発生するときに私を思い出して連絡をくれる、というところに、似た気質があるのではないかと勝手に想像している。
「誰か動画広告作れる人…あ、長橋さん」
「お客さんに電話かけまくるのが嫌じゃ無さそうな人…あ、長橋さん」
という感じで、一度はクラウドワークスや、ココナラなどで人を探すものの、しっくりこなくて、最終的に私に連絡をくれたという。
きっとスペシャリストがそこにいるはずなのに。
能力よりも頼みやすさを重視してそうなところとか、人となりがわかっていないと仕事を依頼しにくい、と思っていそうな雰囲気にも、なんとなく繊細さを感じるのだが、結構気難しいクライアントさんと長期的に個人で付き合っている様子を見ると、彼女も「後天的にカバー」したように見える。
今度、聞いてみようかな…。
「現HSP」さんも「元HSP」さんも、私の中では愛すべき仲間。
ただ、克服したら、それはそれで、想像もできない快適さが待っているのではないかと妄想する日もあるのだ。
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