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ボランティアがさらなるボランティアを連れてくる……ってことは、だ。 

地域の団地で企画された「ファッションショー」の動画の編集を引き受け、途中でめんどくさくなったけど、ふと思いついてエンドロールまで作ってみたら感動しちゃって、結果的に良い経験となった、という記事を先日書いた。

団地の新年会で、参加者に動画のDVDを配るため、「ファッションショー」の企画・総監督を務めた女性が、先日我が家に配布枚数分のDVDとそのケースを届けに来た。

玄関先で、少し世間話をしていたところ、

「そうだ、長橋さんって、文章書くの嫌いじゃない?」と総監督が訊いてきた。

「えっと・・・嫌いじゃないですけど・・・
(え、なんだろ、こんな年末に忙しくしたくないから用件によってはちょっとな…)」とモゴモゴ答えていたら、

こちらの返答も待たずに、

「この『私のふるさと』という欄で来月号で書いてくれる人を探しているらしいの」と彼女は早口で言い、この地区の新聞販売店が発行しているコミュニティ誌の今月号を渡してくる。

「長橋さん、北海道出身って言ってたでしょ?このへんじゃあまりいないし、珍しいからいいなと思って」

そうして、担当者と繋いでもらい、年明けまでに、

<私のふるさと>札幌市(北海道)

というコーナーを書くことに。笑

指定は600文字前後なので、1000字以上、noteで書くのが習慣になってる私には大した労力じゃないさ…

きっとね…

それにしても、何か一つ引き受けたら、ついでのように、追加でタスクが加わっていく、という出来事が続く。

ファッションショーに一緒に参加したパパ友が、
「集会所の鍵につけるキーホルダー、誰か良いの持ってない?なくさないようにデカいのがいいな」と言うので、

「プラ板で作ってみたら」と言うと、
「プラ板!いいね!長橋さん、作ってくれる?免許証くらいデカいやつね」

提案したら、作ることに。

ちょうど冬休み中に子たちとプラ板づくりをしようと思っていたので、ついでだしまぁいいか。最終的に、張り切って作るに違いない私。油性ペンも新調したしな。

その他に、公民館が主催する、地域交流ボランティアのスタッフをしている。9月に交流行事の一環としてカードゲームを行い、私も子たちと参加した。

11月、開催報告のお便りを作ることになったのだが、誰もやる人がおらず、Canvaでなら簡単にできそうだな、とこちらもまた安請け合いしてしまった。A3の見開きである。

細かい修正に対応しながらやっと完成したと思ったら、公民館側でCanvaの画像が開けない、サイズ変更ができない、など、作成も大変だったが、その後も何かと対応に迫られ、自分の時間を余計に取られてしまった、と感じた。

公民館の人たちも、申し訳なさそうにしてるし、私がやるべき仕事じゃなかったんだろうな。
たぶん、公民館の人が主体でやるか、あるいはコーナーごとに、メンバー間で割り振ってやることだったのかも。安請け合いしたことを反省した。
だけど、達成感は悪くない。

さらに、なりゆきで「地域の公民館の役割について」というテーマで卒論を書こうとしている学生さんからインタビューを受けることになり、zoomで40分ほどお話しした。

私ほど地域と積極的に関わろうとしている子育て真っ最中のママはこの地域では少数派だろうし、適切なサンプルだと思う。笑

でも来年度は、地域のボランティアは民生委員だけにしておきたい。ちょっと余裕がなさすぎる。

にしても、こうやって地域の中でやれることをやったり、人との交流を楽しんだりしていたら、きっとこれからも何か引き受けるんだろう。

今後もやりたいことだけ、できるタイミングならやればいいかなとは思う。

そして、きっとこれは仕事でも起こっていくことなんじゃないかと信じたい。

依頼が来て、ついでに他の仕事も頼まれて、徐々に忙しくなっていく。
噂が噂を呼び、私の家には長蛇の列が…

そんなイメトレという名の妄想を地域のボランティアでさせてもらっている、おめでたい自分が可笑しいし、愛おしい。

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