4月からインディペンデンツに加入しました、「カッシー」こと柏木です。

去る7月29日・30日に岐阜県郡上市のスポーツコミッションとの共催イベントを行ってきました。

郡上市といえば「郡上おどり」が全国でも有名ですが、もう一つ「白鳥(しろとり)おどり」も有名でして、その期間はたまたま「白鳥おどり」を住民が踊る期間ということだったので私も見学することができました。

私が滞在した期間は夜の3時間ほどしか踊らないのですが、お盆の時期は4日間夜通し踊るそうですよ。（昼夜が逆転してしまいそうですね。笑）

そんな郡上市、とても緑豊かで川の水もとても綺麗。高校3年間を福島県で過ごした私はとても懐かしい想いになり、一気に虜になってしまいました。ぜひ、機会があれば行ってみて欲しい場所です。

八幡(はちまん)という地域が観光スポットになっており、昔ながらの風情のお店と移住者による近代的な雰囲気のお店が混在する、何とも言えない魅力のある名所です。

さて、そんな郡上の地でスポーツコミッションの方々と一緒に開催したイベントは、地域の子ども達を対象とした、「かけっこ」と「サッカー」の体験イベントです。

郡上市はスポーツ施設がありながらも、人口減少や交通の不便さもあり、なかなかスポーツの普及が出来ていません。

「スポーツがしたいのに(足がなくて)たどり着けない」「スポーツがしたいのに近くに仲間が居ない」

そんな寂しい環境を少しでも打破すべく、スポーツコミッションの普及活動に協力してきました。今回は郡上の「郡上ブルーズ」さんが主催で、かけっこ教室やタグラグビーなどを開催しており、子供たちへスポーツの普及活動を行なっております。
告知には市のケーブルテレビ(住民の8割が視聴するそう！)も協力していただき、ケーブルテレビでの告知をはじめ、市内22校ある小学校の生徒へチラシを配布しました。

その結果、50名の定員に対し47名という申し込みがありました。
体調不良もあり、当日は35名の参加でしたが、女の子や小さいお子さんが多く参加してくれて、イベントは大いに盛り上がりました。

今回のイベント協力で改めて感じたことは、地方では気軽に参加が出来るスポーツイベントの数が多くないため、一回悪い思い出が子どもに出来てしまうと、その後の子ども達のスポーツ継続率は大きく下がる可能性があるということです。

もちろん楽しい思い出となれば継続する意欲となるのですが、郡上では先述の通り交通の不便さや立地面からなかなか難しいのが現状のようでした。

その点、都心部では多くのスポーツイベントを開催しています。選択できる便利さがある一方で、「良い・悪い」の判断が難しいと感じました。ある種、何度もお試し体験が出来てしまうのが、都心部のスクール・チーム選びの難しさなのだと思います。

そのような現状を我々がどう打開してくのかが一つの課題なのだと感じました。

最後に、今回の様子を郡上市のケーブルテレビが撮影しておりましたのでリンクを貼っておきます。2週間ごとに放送内容が変わるそうなので、興味がある方はご覧になってみてください。
Gujo | 日本 | 郡上ブルーズスポーツクラブ 

（ページ内を下の方にスクロールすると放送のアーカイブが視聴できます。放送後2週間限定放送ですよ～！）