組織に必要な3要素分析してみた【アート・クラフト・サイエンス】

自分は人間観察が趣味で、特に組織においてどういう人がどういうポジジョンでどういうコミュニケーションを取れば実力が発揮できて、その人自身も楽しめるのかを毎日毎日無意識に考えています。

そこで最近4つのカテゴリに分類できるまで言語化できたので、組織で働く皆さんにきっと役に立つと思いnoteでシェアしようということに行き着きました。

カテゴライズするということは、その人の人間性を決めつけるということではなく、あくまで組織を円滑に進めるためのツールとして利用していただきたいです。

「他人は宇宙人だと思え」という言葉がありますが、理解はできますが実際に実践することは難しいです。どうしても自分を基準に考え判断してしまいます。

そんな時にある程度のカテゴライズがあれば、すんなり理解できたり円滑なコミュニケーションが取れるようになると思います。

<4つのカテゴライズ>
①アート
②クラフト
③サイエンス
④一匹狼型

①アート
<特徴>
・0→1が得意
・妄想も超得意で、自分の世界観がある
・自分の頭の中を表現することが好き
・逆に言われたことをやるのが苦手
・何のために何をやるのかが一番重要
・世界観に共感したり、されたりするのが好き
・基本頭の中で生きてる
・落ち込んでも立ち直るのが早い
・そもそもそんなに落ち込まない
・目に見えないことが好き
・移動はずーーーと考え事して、瞬間移動になる笑
・「共感」が好き
・大雑把で細かいことが苦手
<弱点>
・自分の世界観が暴走して周りを置いてきぼりにする
・現実見えてない時がある
・マシンガントークになってしまう
・クラフトの人に詰められると大ダメージ笑
・理論より感情で動く
・常に新しいこと考えがちなので振り返りが苦手
<アートへの仕事の振り方>
何のためにやるのかと最低限の制約だけつたえてやり方は任せる
アートは自分でやることややり方を考えたい欲求が強いため
細かく指示されるより、ゴールだけ共通認識を持たせてあとはまかせてあげた方がやりやすいことが多い
特に、0→1とかが好きなことが多いため
新しいこと挑戦させる環境があると力を発揮しやすい
<アートな部下へのコミュニケーション>
・「共感」してあげる
・使うといいワード
「わかる」「確かに」「面白いね」

②クラフト
<特徴>
・視覚情報に長けている(ちょっと曲がったものとか見ると気になる)
・今日会った人のファッションとか覚えてたりする
・他人の見た目、自分の見た目に気を遣う
・妄想は苦手
・アートに憧れがち
・0→1より1→10が得意
・数値目標があると頑張れる
・基本怠け者
・やることがあればどこまでもストイックにできる
・周りにいる人でやる気が変わる
・自分1人だと怠ける
・ロジックに強い
・環境に左右されがち
・「成長」が好き (達成感とか好き)
<弱点>
・ロジックで相手を詰めてしまうことがある
・悪い環境だと実力発揮できない
・周りをいたわれない時がある
・だらだら中途半端な人がムカつく時がある
<クラフトへの仕事の振り方>
明確な目標数値を伝えてあげる
やり方も、大枠の方は伝える
クラフトは、環境に左右されやすい
特に誰と働くか、によってモチベーションが変わってるので
出来るだけ尊敬してる人の近くで、高い数値目標を追うような仕事を振るといいかも
<クラフトな部下へのコミュニケーション>
・「成長」をみてあげる
・使うといいワード
「前よりできるようになったね」「成長してるね」「達成したね」


③サイエンス
<特徴>
・数字が得意
・基本的に家がきれい
・趣味は整理整頓
・ある程度何でもこなせてしまう
・そのためいろんな人に頼られることが多い
・自分で行動より、頼まれてやることの方が多い
・歴史の年号とか覚えてる
・コツコツ積み上げるのが好き
・表舞台より裏方の作業が好き
・周りの人をよく観察してる
・数値目標とか言われるとストレス
・安定した環境に憧れる
<弱点>
・断ることが苦手
・自分軸があまり見えない
・予定通りいかないとストレス
<サイエンスへの仕事の振り方>
達成が可能なノルマを与えてあげる
小さくコツコツ作業できるように、スケジュールは前々から伝える
サイエンスは数字に強くコツコツやれるので、スケジュール管理とか日程調整とか裏方の仕事をまかせてあげると良い
<サイエンスな部下へのコミュニケーション>
・「裏方の仕事」をみてあげる
・使うといいワード
「いつも助かってる」「あなたがいてくれてよかった」「いつもみてるよ」

③一匹狼型
<特徴>
・基本アート要素が強い
・1人で行動するのが得意
・1人旅とかの好き
・自分1人でできる趣味を持っている
・真面目に聞いてるつもりなのに、よく「話聞いてる?」と言われる
・人の話を「理解」はするが、「共感」は薄いことが多い
・行動力あるねと言われることが多い
・こだわりが強い
・1人の時間がないとストレス
・自由にやらせてほしいという思いが強い
<弱点>
・人を頼ることが苦手
・自由がないとストレス
・周りの話を自分ごと化することが苦手
<一匹狼型への仕事の振り方>
基本好きにやらせてあげるのがいい
ただ、頼ることが苦手なので自分から相談してこないことが多い
定期的に「あれどうなった?」と聞いてあげると「実は。。」と言って話せるような環境を作ることが大切
<一匹狼型な部下へのコミュニケーション>
・適度にほっといて、定期的に確認してあげる
・使うといいワード
「あれどうなった?」「とりあえずやってみて」


【まとめ】
いかがでしょう?
自分がどのカテゴリーなのか、周りの人がどのカテゴリーなのか分析してみると面白いかもしれません
それぞれグラデーションはあると思うのでパーセンテージで表すのがおすすめ!(一匹狼型だけ別わくですがw)
ちなみに自分は
アート:80% 
クラフト:19%
サイエンス:1%
かな

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