見出し画像

見えて、絡まり、息苦しくて

140字リライトは、本日お休みします。今朝の出来事を、たまに起こりうるこの出来事を、一度ちゃんとアウトプットしてみようかな、と思って記事を書いています。

過去の自分と比べれば、こういう出来事に直面しても、うまく付き合えるようになってきた気がするし。

「見えすぎる糸によって、雁字搦めになってしまう日」の話。

視覚化される交友関係

SNSって便利ですよね。気軽に交流ができたり、昔の友人と久しぶりに連絡が取れたり、共通の趣味をもつ人たちとの縁を広げていけたり。その反面、「交友関係が目に見えてしまう」ことが、マイナスに影響するときもあるなぁ、と感じてしまいます。

創作趣味用のアカウントで、もう2年ほど仲良くしている方がいます。直接何度かお会いしたこともあり、プライベートでも連絡がとれる、そんな方。最近はどうやらお忙しいようであまりタイムラインではお見かけせず、何かを呟いたときには、もっぱら最近ハマっているというゲームについて呟いていらっしゃる様子でしたが、Twitterのタイムラインを見ては「元気そうだなぁ」と安堵する日々でした。

ところが先日、あまり元気がないようなツイートをしていたんです。思わず「大丈夫そうですか、何かお力になれることがあれば仰ってくださいね」といった内容をLINEで送信。彼女は「あまり大丈夫じゃないです」とポロリ。「私でよければ話も聞きますし、いつでも時間取りますよ!」と送るも既読が付かず。

心配だなぁ大丈夫かなぁ・・・なんて思っていた矢先。

「・・・あれ、これもしかして」

共通のフォロワーさんが楽しそうに会話している相手。鍵をかけていて、その方が何を話しているかはわからなかったけど、明らかにフォロワーさんが彼女の名前を読んでいる・・・思わずプロフィールページに飛んで、確信。

新しく作られたばかりの、鍵をかけて数人だけをフォローしてあるアカウント。

偶然見つけて、なんだかすごくショックを受けてしまい、そのショックを感じてしまった事実にさらに打ちのめされていました。それが今朝の話。

絶えず流るる人々の縁

「あれ、実は何かしちゃったのかな・・・嫌われちゃったのかな・・・」

こうやって可視化されてしまうと嫌でも見えてしまう。考えてしまう。SNSをやっている以上、起こりえるんですよね。何度かありました。

なんでショックだったか、間違いなく「わたしが彼女を好意的に見ている」からです。「仲がいい、と思っていたのに・・・!」という、こちらの思い込みを勝手に共通認識だとして、「嫌われた!!」と一瞬でも思ってしまった。その瞬間、どこか自分を被害者だと感じてしまう自分が、たしかにいました。この事実に気が付いたとき、愕然としました。

わたし、傲慢にもほどがある!と。

それぞれ人には生活があって、日常があって、その中で感情や人との縁は絶えず流れ動いている。わたしだってよく話す人がいればあまり話さない人がいたり、日によって話す人が違ったり、気分が乗らないときは人との交流自体減らしたりもする。「あなたが嫌いになったわけじゃない、だけど今気力がないから交流控えたいだけなの・・・」それって、生きてて普通にありえることなのに、って。

相手のその選択ひとつで「嫌われた!!!」って思いこむの、傲慢すぎないか、わたし。

「去る者は追わない」

上大岡トメさんの著書「スッキリ!」、わたしこの本大好きで、引っ越しの度に持っていく選抜に必ず入る本なんですが。

この本の中で支えになっていることばがあります。

「次の新しい出会いのために、神様がスペースを作ってくれたのだ」
「縁のある人はまた出会える仕組みになっているんですかね~」

「去る者は追わない」ってことばに、少し冷たい印象を持っていたんです。でもこれ決して冷たいことばではないな、と最近は思います。

環境が変わって、価値観が増えて、世界が広がっていく人を無理に引き留めることもないし、自分だってどんどん新たな世界に飛び込んでいくんだから。

「去る者は追わないけど、いつかどこかでまた会えたらいいね」

で、いいんだなって。

結局のところ被害妄想なだけだったり

「嫌われたんじゃないか!」なんて朝は少しブルーになったけど、よく考えてみれば結局のところ被害妄想に過ぎないかもしれない。

忙しいのかもしれない、別の趣味にハマっていて、ひっそり楽しみたいだけかもしれない、今の彼女について、わたしが勝手に気持ちを決めつけるのはよくない。

だからわたしはいつもと変わらず、いつも通りに過ごす。

いつも通り、を丁寧に。この人のそば、居心地がいいなぁなんて思ってたまに立ち寄ってもらえるなら。

それもいいかなぁって。



朝起きて、すごくブルーだったんですけども。

こうやって出来事を記して、感情を見つめて、少しずつ脳内整理していくうちに、気分も晴れたし次の行動指針も見つかった気がする。

とにかく書いてみるって、いいですね。

こちらに参加中、9日目。コツコツと。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。何かあなた様の心に残せるものであったなら、わたしは幸せです。