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【植栽家の日常】20240222 冬の剪定メンテや生け花のおさらいなど



【植栽案件の剪定メンテdayでした】

昨日は、植栽デザインを担当させていただいたクリニックの冬の剪定メンテdayでした。

庭の骨格になる樹木類が1年間でかなり元気に伸びるので、シンボルツリーのオリーブの大個体やフェンスに絡ませて植えている本件特有の素材 ブドウ ヤマソーヴィニオンのツルなど、いろんな樹木を私が監修のもと、職人さんにバランスよく剪定していただきました。

小さな苗で植え付けてから5年くらい経ったアガベやチャメロプスもかなりずっしりとした重厚感が出てきました。ベタな斑入りトベラと合わせているあたりが乙庭っぽい。

今日、アシスタントで来てくださった職人さんが気を利かせてくださり、私が指示しなかったチャメロプスの古い下葉も整理してカッコよく仕立ててくれました。
ツーカーで仕事が進むメンバーで取り組むと、ストレスなく理想に近い仕上がりになり、とてもありがたいですね。

ビティス ヤマソーヴィニオンの冬枯れツル。なかなかフォトジェニックですね。

 先日の生け花のお稽古の花と、剪定でカットしたタイサンボク リトルジェムの枝を組み合わせて自由花を生けてみました。

トクサで縦の線を描きつつ、その狭間からタイサンボクとマーガレットがにじり出てくるようなストーリーをイメージして生けました。

リトルジェムの花ガラというか実もオーナメンタルで花材としても絵になりますね。


今日のピアノ練習覚え書き

【ウォーミングアップ】

ハノンのスケールフラット系全調 メトロノーム120
3和音のアルペジオ フラット系全調 メトロノーム100

【ツェルニー 30番 8、18番】


【坂本龍一 「andata」】

次のThe sheltering sky と合わせて舞台に乗せるプログラムにしたくて、2曲連続で弾きました。

【坂本龍一 「The sheltering sky」】

前出の「andata」と合わせて、晩年の坂本さんの墨絵のような枯淡・彼岸的な境地の表現を追求したいなと思っています。

【スクリャービン エチュードop.2-1】

この曲はコンクールの講評で内声の歌い方や伴奏の音量のバランスなどを指摘されたので、その点をよく意識しながら通し練習。

【パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード 1-1 ファンキー、1-3 ボレロ】

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ファンキーはメトロノームの速度を変えて数パターン通し。
ボレロはゆっくり楽譜をしっかり読みながら通し

【ベートーヴェン 創作主題による32の変奏曲】

主題〜第18変奏まで。

【スクリャービン エチュードop.8-11、12】

11番をゆっくり通しと12番の1ページめ。

【バッハ トッカータ ホ短調 bwv 914】

今日は1~4ページを弾きました。

【ドビュッシー 版画全曲】

今日はお休み。

【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】

3番を暗譜で通す練習と、4番をゆっくりメトロノームで歌の部分を強調すて超絶ゆっくり綺麗に弾く練習。

【スカルラッティ ソナタ K.466】

完成速度のメトロノームに合わせて弾く練習。

【ショパン バラード第2番 op.38】

9~10ページ。


【スカルラッティ ソナタ K.87】

超絶ゆっくり1回通し。

【初見練習 パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード 1-5 タンゴ】

次の新曲で2番のブレリアと5番のタンゴをレッスンに乗せたいので、初見ですが、レッスンに乗せる譜読みの感じで、2ページずつ3日かけて読みました。


【今日の読書】



最後に私 太田敦雄の著作や掲載誌をいくつかご紹介します。
2024年1月16日発売(本記事執筆時点では発売前)のガーデニング雑誌「Garden&Garden vol.88 (Spring 2024)」。
巻頭特集「風景ガーデニング」にて、私 太田敦雄 / ACID NATURE 乙庭 を8ページにわたり掲載いただいています。私の設計案件の中でもこれまで一般誌で解説紹介していない2つの住宅を実例に写真豊富に、自分が思い描く植栽風景を形にしていく思考のコツなどについて解説しています。私のページ以外も人気ガーデナー、ガーデンデザイナーさんの多様な植栽事例をお楽しみいただけます。


私と、おぎはら植物園の荻原範雄さん、フローラ黒田園芸の黒田健太郎さん・和義さんご兄弟との共著作「グリーントータルプランツブック」。前半の1/3を私が執筆担当しており、実例も交えた植栽論と植物の解説をしています。


私の最初の著作本「刺激的・ガーデンプランツブック」は、出版社のご都合で現在絶版となっていますが、この本に書いた内容も含めて、今後の出版物に盛り込んで、なんらかの形で情報としてこれからも手に入るようにはしていきたいと思っています。


noteの「乙庭植物図鑑」では、これまでの著書では解説していない植物も積極的に取り上げていく予定です。
自分だけの特別なお庭造りの参考になれば幸いです😊✨


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