喜びのない場所

コース（ACIM／奇跡のコース／奇跡講座）は私たちに何を教えてくれているのか？

というなら、

この世界には喜びも幸せも希望もないということ、
そして、
本当の喜びや幸せはどこにあるのか？

ということについて教えてくれていると言うことができます。

例えば、コースのテキストでは、この世界について「喜びのない場所」というふうに表現しています。

それと同時に、そこで述べられているのは、

どこに本当の喜びや幸せはあるのか？

ということに関して、

自分はこの世界に居るのではないと気づく以外に本当の喜び（幸せ）はないということをきっぱりとコースは教えてくれています。

つまり、この世界の夢から目覚めること以外に喜びはないということです。

それは、私たちがそのことを真に理解する（悟る）まで、学ばれるべき重要項目の一つだといえます。

つまりそれが意味するのは、「私はそれだけを望みます、私はそれ以外は何も望みません」というふうになるまで、私たちは学ばなければならないということです。

コースという純粋非二元の霊性の道を歩む覚悟があるのなら、そうなることが私たちのゴールだということを知っておきましょう。

当然、それは地道な学びと訓練によってしかなされないのは明らかです。

それゆえに、（コースを学んでいる学習者は多いかもしれませんが、）コースの学びを通して一元論のスピリチュアリティを歩もうとする者、つまり、本当の幸せを見出そうとする者はごく稀だと言うことができるでしょう。