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いまここにただ在り続けるもの

本当の自分(真の自己)とは

コース(奇跡のコース/奇跡講座)のテキストの序文では、このようにはじまります。


”実在するものは脅かされない。
実在しないものは存在しない。
ここに神の平安がある。”(T-in.2:2-4)

奇跡講座/中央アート出版社


それは、本当の自分(真の自己)とは?について述べられたものだと言うことができます。

本当の自分(真の自己)とはそういうものである、ということです。

なにせ、この世界に脅かされている自分は実在しないわけです。

つまり、本当の自分(真の自己)と、この世界の中で経験している自分とはまったく関係がないのだということです。

それが何を意味するのか?というなら、

例えば、この世界で自分がどんなに多くの賛同を得たとしても、本当の自分(真の自己)はそれとはまったく関係がないということであり、

もちろん、その逆も同じで、この世界でまったくの賛同を得られないとしても、本当の自分(真の自己)はそれとはまったく関係がありません。

つまり、自分が周りの人に認められようが認められまいが、逆に、自分が周りからどんなに批判されようがされまいが、本当の自分(真の自己)はまったく関係ないところにいつも在り続けているということです。

私たちが覚えておかなければならないのは、本当の自分(真の自己)はこの世界で経験しているものとは一切関係なくただ在り続けているわけで、

自分がどんなに賞賛されようが、それは自分ではないということです。

同様に、

自分がどんなに批判されようが、それも自分ではないということです。

どちらの自分もただ単に真の自己を忘れたままにさせておくためのものでしかないわけです。

そう、自分と思っている「自分」とはまったく関係なく、その「自分」とはまったく別に、本当の自分(真の自己)はただ在り続けています。

そしてその真の自己は、自分とまったく距離のないところの「いまここ」にいつも在り続けていることを忘れずにいましょう。


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