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「海の課題解決に向けた実証事業実施業務(海プロジェクト)」の選定結果

 エネルギー政策課の業務で海洋産業の振興をミッションとして持っているのは何度も言い続けてますがなかなか課名とイメージが繋がらないですよね。

 とりあえず今は、神戸の海を使った新しいビジネスを生み出そうとしているところで、それが地元中小企業のお仕事に繋がったり、神戸市外からいろんな事業者が集まってくるきっかけになればと思ってやっています。

 「海プロジェクト」はまさにそのためのプロジェクトで、神戸の海を舞台に活動している人たちのニーズを抽出し、それにシーズをマッチングさせることでビジネスを生み出そうという狙いです。

事業者として
①ジャパックス、②FullDepth、③神戸高専、④東京大学、⑤いであ、の5社の提案を採択しました。①③は市内、②④⑤は市外の団体です。

今回チャレンジする課題も様々で簡単に言えば
①は魚を増やすための漁礁を海に入れた効果を高精度魚群探知機で観測する。②⑤は海中構造物で潜水士がやっていた健全度調査を水中ロボットで置き換える。③はホトトギスガイが海底に沈着する被害を海底耕運機で改善する、④はASV(小型無人ボート)とAUV(自立型海中ロボット)のコラボで海中の様態をGPSデータ付きで調べる、みたいな感じです。

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写真は笹川財団のHPにあったもので潜水士のサポートをする水中ドローン)

どれも楽しみですし、いい結果が出て次のビジネスに繋がるよ

うになるように調整していきたいと思っています。


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