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年末年始に観たテレビとお笑いライブ

あけましておめでとうございます。めでたいとは言えない出来事が多い始まりですが、SNSはもう荒廃し切っているので、信用できる情報と寄付先の情報だけリポストして、私自身も寄付をして、できることを考えたりできるタイミングを待ったりするばかりです。被災地の方々に一日でも早く心休まる日が訪れることを願っています。

さて年末年始は、実家に顔を出しつつ、お笑いばかり観て過ごしていました。まだ『爆笑ヒットパレード』の一部や『フットンダ王決定戦2024』などは消化できていないのですが、けっこういろいろ観た気がします。

『あののグレープフルーツあげない!!』(日本テレビ)

日テレ入社15年目以下の若手クリエイターが作るバラエティ特番枠『クリエイタードラゴン』の中の1番組。あのちゃんはもちろんのこと、真空ジェシカ川北さん、永野さん、ダイヤモンド野澤さん、ケビンス仁木さん、パンプキンポテトフライ谷さん、Aマッソ加納さんといった完全にお笑い好きが作った番組の出演者ラインナップ。

スタッフロールを確認してみると、企画・演出は入社2年目の島本理緒さん。聞き覚えのある名前だなと思ったら、入社3年目以下のバラエティ特番枠『バナナキマイラ』で「変な日」というコント番組をやっていた方だった(しかも当時は入社1年目)。やさしいズ 、スクールゾーン、蛙亭、ダウ90000のコントが素敵な映像作品になっていて、すごく印象的だったのを覚えている。

今回の『あののグレープフルーツあげない!!』は、またいろんな映像実験をしながら、変なトークや大喜利のようなコーナーがあり、世界観に引き込まれながら強い見応えのある番組だった。TVerの再生数が多いと第2弾が放送されるそうで、ぜひ第2弾も観たい。

『おもしろ荘2024』(日本テレビ)

ブンパッポンバッブンパッポンバッ……うれしいな桔平〜!パーティパーティパーティパーティテキーラワッショイ!面白かったですね。今年も最高でした。ツンツクツン万博、シンクロニシティ、リンダカラー∞、戦慄のピーカブーあたりはもういつも面白い。

夜歩き、めしあがれ、橘井と小池、猫怪獣、バッチトゥース、リバーマン、骨付きバナナはおそらく初見だったんですが、みんなめちゃくちゃ面白いですね。特に、めしあがれの安定感、橘井と小池の上手さ、猫怪獣のネタの良さ、すごく好きでした。

『笑神様は突然に…2024元日SP!』(日本テレビ)

相方交換ロケのみ観ました。なすなかにし、錦鯉、真空ジェシカがシャッフル相方交換。川北さんが激ヤバな店で43万円する謎スピリチュアルライト(LEDヒーリングボックスというらしい)を2台も買っていた。『ガキ使』ランジャタイ国崎さん七変化のときを思い出す狂気。

まさのりさんの真っ直ぐなボケに戸惑ったり、なすなかにしのテンポをしっかり叱ったりするガクさんが特に良かった。やっぱりガクさんにいろんな無理難題を突きつけて起きることはいつも面白い。

『マヂカルラブリーno寄席』

2021年から続く伝説を今年も視聴。芸人が野次を飛ばしながら観ている様子も含めて楽しむスタイル、やっぱり面白い。客が自由に野次を飛ばしていいライブをするのもアリなのかなと思ったけど、そういうことではない感じがする。野次芸みたいなものがある。

ザ・ギースの扱いも変わらず良いけど、本人たちも言っていたように来年はトップバッターとして登場するのを観たい。永野さんは相変わらず良かった。あとはやっぱり、あのラインナップに脳みそ夫さんとゴー☆ジャスさんがいるのが良い。全体的に今年も味わい深くて良かったです。

『千原ジュニアの座王 新春SP』(カンテレ/フジテレビ)

年始からフルーツポンチ村上さんのチープものまねをいくつも観れてうれしかったです。縁起が良い。本当に好きなのでいつか生で観たい。

今年はヤジマリー。の年になるんじゃないかというくらい、完全にヤジマリー。が場を掌握していた。メンチの破壊力に圧倒されてしまった。テレビの前で声を上げてしまうほどすごいものを観た。素晴らしい準優勝。

錦鯉・渡辺さんの無双っぷりもやっぱりすごい。いつもすごいけど、やっぱりすごいなあと思わせてくれる安定感。あんなに多種多様な即興ネタで安定感を持っているなんて恐ろしすぎる。

『ダイヤモンドno寄席』

今年はダイヤモンドを推していきたいと思っていたら、野澤さんは坊主、小野さんは金髪坊主になっていて泣いてしまった。なんてことをするんだ(とても面白かった)。

お笑いオタクによるお笑いオタクのための寄席なので、いろんなお笑いを履修していないと面白がれないところが多数あるのだけど、もう『おもしろ荘2024』のネタを取り入れて、『笑神様』で川北さんが購入した高額激ヤバライトも登場して、さすがでした。視聴済みだったので新鮮な記憶と共に楽しめて良かったです。肥満さんの「でぶチャンネル」(スタミナパンのネタ)を観られて良かった。

元ネタをまとめてくれている方がいたので「あれなんだっけな〜」となりたくない方や、元ネタを知った上で観たいといった方は参照すると良さそう。

以下に書いていないものだと『八方・今田のよしもと楽屋ニュース』『お笑いオムニバスGP 2024(「事務所プロダクションGP~GPGP~」のみ)』『東西笑いの殿堂2024』『芸人シンパイニュース』あたりを観ました。まだ年末年始の番組を全然観きれていない。まだオールザッツすら観られていない。時間が足りない。

『神保町よしもと漫才劇場 寄席SP』

あと、今日は神保町よしもと漫才劇場へ行って『神保町よしもと漫才劇場 寄席SP』を観てきました。新年初劇場。

めでたい令和ロマンくん

金魚番長、インテイク、ナイチンゲールダンス、ヨネダ2000、鈴木バイダン、9番街レトロ、エバース、素敵じゃないか、令和ロマンという超豪華メンバー。数年後にこのメンバーでM-1決勝があってもおかしくない。

ナイチンゲールダンスはMCや漫才の冒頭で最近の話をすることがあって、今日はイオンモールの営業をやってきたということで、ヤスさんが子供から「(ネタが)長い」と言われて普通に「うるさい」と返した話をしていて笑ってしまった。イオンモール営業の多いナイチンゲールダンス。

ようやく、エバースの町田さんには2月がないネタ(ネタ名がわからない、『M-1グランプリ2024』準々決勝でやっていたネタ)を生で観られて本当にうれしかった。今年はまだ2月を過ぎていないことに気づいた佐々木さんが途中で「去年の」と言い直していて良かった。2月にやったらどうなるのか気になりすぎる。

令和ロマンがもう新ネタをやっていた。お正月にちなんでおせちのネタ。作っておいたネタではなくて、今年に入ってから作ったらしい。どうなっているんだ。恐ろしい。グルーポンおせちの話をしていたけど、ちゃんと「バードカフェのおせち」と言っていて良かった。

今日の寄席は特別に中田カウス師匠をお迎えして『漫才のDENDO』令和ロマン編があったので、これも楽しみにしていた。簡単に言えば、『徹子の部屋』の徹子さんがカウス師匠になったようなもの。

くるまさんに話を振るカウス師匠が「くるまくんに話しかけると、くるまくんはひとりでずっと喋ってる」といったようなことを言っていて面白かった。確かにくるまさんは1話しかけられて100返す感じがある。

ケムリさんがお父さんから「芸人はAIにはできない仕事だから良い」と言われた話をすると、AI漫才ロボットの話をし始めるカウス師匠。イーロン・マスクやAIにやたら詳しいカウス師匠に困惑する令和ロマンの様子が終始良かった。

年末年始はこんな感じでした。いろんなものを観たり聴いたりし過ぎていて数日経つとまとめきれないので、今年はもう少しこまめに日記として書いていきたい(気持ちはある)。

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