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前髪を切り過ぎたまま『THE SECOND』ノックアウトステージ16→8を観に行った

メンバーシップを始めたのに、何を書いても「面白くなさすぎる」と感じて、書いては消し、書いては消しを繰り返して出せなくなった。でも書いて出していけないわけにはいかないし、書かなきゃ書けるようにもならないので、とにかく書く。書きます。

長らく髪を金髪にしていたのだけど、髪が傷みすぎてもう色を抜けなくなり、まだ金髪にしたいからこそ一度黒染めをした。すべて生え変わる前に色を抜いてしまっては、傷みを避けるために黒髪にした意味がないので、少なくとも一年くらいはこのまま。黒染めをしたのは、たしか年始のことである。

金髪でいると、根元が黒くなったころに気になるので、サインに従うように月に一度は美容室へ行く。しかし全体を黒くしてしまうと、たいしたサインがないので、美容室に行くタイミングがわからなくなる。しかも行きつけの美容室の予約がなかなか取れず、ずるずると髪を切れずにきてしまった。

全体の長さはそれほど気にならないものの、生活に支障をきたすものがある。それは前髪。そのままにしていたら視界が遮られて鬱陶しいし、横に流しても時折邪魔になる。自宅にいるときはピンやクリップで留めておけばいいけれど、外出時にはそういうわけにもいかない。

だから私はよく自分で前髪を切る。長いハサミで切ると確実に失敗するので、眉毛を切るための、手のひらサイズの小さなハサミで切る。以前美容室でその方法が適切か尋ねたところ、私の判断と道具は間違っていないとのことだったので、美容室に行くタイミングを損ね続けた私は、その眉毛切りバサミで前髪を切った。

今回は前髪がずいぶん長くなってしまったので、ある程度の長さはいっぺんに切ってしまおうと思った。ご想像どおり、これは間違い。3センチくらいの長さを一気に切り落とした私の前髪は、オンザ眉毛状態になってしまった。しかもその時点ではなんとなく全体的に斜めにそろっていて、長さが均一ではないため、ハサミを縦にして、細かく整えなければならない。ただでさえ短くなったのに、整えているうちに、さらに短くなってしまった。

しかも私は、そういう大事なことを、忙しいときに思い立ってやってしまう。前髪を切ったのは、あと30分弱で家を出なければならない、飲み会の直前。しかもその飲み会は、ほぼ全員が初対面。やってしまった。どうにもならない。

服をきちんと選んで時間の余裕をもって家を出たかったはずなのに、目の前にあった無難な服に着替えて、電車では間に合いそうになく、結局タクシーに飛び乗ってしまった。なんとか間に合ったし、飲み会はとても楽しかった。時折自分の前髪が気になったけれど、お酒を飲んでなんとかその気になりをやり過ごした。

翌日は昼過ぎから、お台場へ行く予定があった。目的は『THE SECOND』ノックアウトステージ16→8(A・B・F・Gブロック)の観覧。なぜかその前の32→16(D・Hブロック)の観覧も当選したのと、その前の東京選考会(1部・3部)はチケットを買って観に行っていたので、かなり現地で観ている。ありがたい。ちなみに去年も東京選考会は2日目のみすべて現地で観ていて、それ以降のノックアウトステージもほぼすべて配信で観た。それくらい大好きな賞レース。

私が観に行った16→8は、ダブルアートvsタモンズ、ハンジロウvsリニア、囲碁将棋vsタイムマシーン3号、マシンガンズvsガクテンソク。もちろんここまで勝ち上がっているのだからどれも名勝負になるに決まってるのだけど、特に配信で観ていたときにタモンズとハンジロウが私に刺さりすぎたので、生で観られるのをかなり楽しみにしていた。

もちろん全員面白かったけど、やはりタモンズとハンジロウは本当に刺さった。面白すぎた。タモンズは聞き取りやすくテンポが良いのはもちろんのこと、素っ気ないけど冷たくなり過ぎない大波さんの言葉に対する安部さんの感情の起伏がバチッとはまるのが楽しかった。途中からもう、安部さんが表情を変えたりしゃべったりするだけで全部面白くなってくる。タモンズはこの面白さに安定感があるというのが恐ろしい。いつ観ても面白い。

ハンジロウは「元嫁カフェ」という設定と内容が良過ぎるだけじゃなく、たーにーさんの持つコミカルさに対してしゅうごパークさんのリアクションとツッコミが気持ち良く乗ってくる。本当に最高すぎたし、二組ともグランプリファイナルに進んでくれたので、来月テレビで観るのが本当に楽しみ。

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