嫌悪するほどイライラする相手と同じことを、自分もどこかで誰かに対してやっている。それを認めない限り怒りは消えない。

ようやく春の陽気とウグイスの可愛い鳴き声でほっこりできる季節になったと思いきや、いきなり真冬並みの寒さがカムバック。まじでやめてほしい(寒さに激弱)

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今日は、先日インスタのストーリーにアップした数秘メッセージのネタです。思いのほか潜在意識にぶっ刺さった人が多く、たくさんDMをいただいたのですが、突っ込みどころ満載()だったのでここで解説します。

かなり厳しめの言葉を吐き続けますが、ここを認めない限り人間関係のイライラなんて一生消えないし一生自立できないし一生心の器が育たないしで良いこと一つもない。

なので、みなさん心して読んでくださいまし。まだまだ誰かを責めていたい被害者意識の塊のような人は読まないようがいいかもまじで(怒りの矛先がわたしに向くから笑)

では参りましょ。

◇◇◇

先日アップした数秘メッセージはこちら。

今、このメッセージを読んで、あなたはどう思いました？

『あぁ、もっと自分の選択に責任持たなきゃなぁ』と自分に当てはめて捉えられた人、グッジョブ。あなたはどんどん成長し、良好な人間関係に恵まれるでしょう。

駄菓子菓子！(訳：だがしかし)

『何でも人のせいにする人、いるいる～！』と誰かのことを指して非難した人、もっと現実(自分)を見ましょう。

DMでも後者の人が多かったですね。

上司や同僚、姑、友人etc. そういった人たちが『自分で決めたことなのに文句を言う』『何でも他人のせいにしてグチを言ってくる』、そういう人に『イライラを通り越して吐き気がするほど嫌悪している』と。

みんなの話をザックリまとめると、“責任転嫁話(グチ)”にイライラしてるんですよね。自分勝手だ！無責任だ！もう聞きたくない！と思って。ただ、はっきり言いますね。

今、あなたもその人と全く同じことしてますよ。

聞きたくない責任転嫁話を「聞かない」選択もできたはずなのに、それをしなかったのは、あなたです。

相手のことを「他人のせいにする人」と認識し、「責任転嫁話をしてくる」「その話を聞くとイライラする」と分かっていたにもかかわらず、だ。

自分で「聞く」選択をし、自分で勝手にイライラしてるのに、相手の責任転嫁話のせいでイライラしていると責任転嫁してるんですよ。

同じでしょ？

ここで『感情は相手のせいでしょ』と言う人もチラホラいますが、違いますよ。どんな感情が生まれるのか、それは自分が相手の言動をどう捉えるか次第。つまり自分の責任なんです。

相手が何を言おうが、ネガティブな感情は浮かばずスルーできる人はたくさんいるんですよ。そこを見ず、相手のせいでイライラすると言っている時点で、あなたも他人のせいにしてるんです。

さらに『立場上、聞かないわけにはいかないでしょ』と新たな怒りをぶつけてくる人もいますが、「立場を理由にして聞くことを選択した」のは誰よ？

そもそもあなたが自分の選択に本当に責任を持ってるなら、立場を理由にして話を聞く選択をしたとて、それでイライラしたとて、相手を責めたり非難しないはずです。だって自分で決めたことなんだから。でしょ？

結局ね、あなたもどこかで誰かに対して同じことしてるんです。The投影ですよ。別の言葉で言うと「同族嫌悪」ですね。

他人の言動に無責任さを感じて嫌悪するとき、人は自分の無責任さを見ています。自分が嫌悪している「無責任な自分」を見て怒りが生まれてるの。

あなたはこれまで、無責任な人ではいけないと思い、そうではない人(責任感のある人)になろうと頑張ってきたことでしょう。無責任な自分を嫌い、責め、閉じ込めてもいた。

だけど冷静に考えてみて。自分で自分を責任感ある人間だと思えていたら、わざわざ責任感ある人になろうとしませんよね？だってすでに責任感ある人間なんだから。その必要はないでしょ。

もうひとつ。意識の仕組み的に、自分の無責任さを許せていたら、他人の無責任さも許せるんですよ。そういうこともあるよねぇ的な感じで流せたり、そもそも反応しなかったり、誰かを無責任な人だと感じることも少ない。

何が言いたいかっていうと、「人のせいにする自分」「無責任な自分」が自分の中に存在していることを認めなさい、ってこと。

これね、良い悪いの話じゃないんです。他責癖のある人はこういう話をすると『責められてる』とか『結局わたしが悪いって言いたいのね』と拗ねるんですけど(無意識の中で自覚あるから、要は図星)、そういうことじゃない。

こう考えてみてください。

・・・・・

例えばあなたが超有名人で、隠し子がいたとします。イメージ重視のこの世界で、隠し子は、あなたにとっては“都合の悪い存在”。ゆえに隠そうとします。

ですが、子は親に存在を認められることで生きていけます。その隠し子も、親であるあなたに存在を認めてもらうべく、いろんな方法で存在をアピールするでしょう。直接あなたの前に出るだけでなく、周りの人を使うかもしれません。

そうなると、隠し子の存在が世間にバレてしまう。イメージ崩壊。とんでもないことになってしまう。そんな恐れから、あなたは、隠し子をより遠く、より人目のつかない奥地へと追いやることに。

しかし、嫌悪すればするほど、隠そうとすればするほど、隠し子は自分の存在を認めてもらい欲が強くなり、存在をアピールし続けます。あなたが普段関わる人に近づいてでも、あなたの視界に、意識に入ろうとします。

隠し子としては、親(あなた)にただただ存在を認めてもらいたいだけ。『この子はわたしの子です』と認めてもらえれば、それで十分なんです。安心するんです。

存在を認められた子は心から安心し、わざわざ存在をアピールする必要もなくなる。だってもう認められているから。

・・・・・

これが投影劇です。

このようなことが潜在意識の中で繰り広げられていて、「隠し子/自分にとって都合の悪い存在」が、さっき話した「人のせいにする自分」「無責任な自分」です。

あなた自身が隠し子の立場だったらどうです？自分が、親にとって都合の悪い存在だったと知ったら、どんな気持ちになりますか？親に存在を拒否られたらどうでしょう？存在を認めて欲しいと、心から願いませんか？

認めるだけでいいです。自分の中に「そういう自分もいるんだ」と認めてあげてください。そしたら投影劇は終わりますから。

嫌悪してきた自分を認めるのは、嫌悪してきた相手と同族ってことも認めることになるので、屈辱すぎてそう簡単にはできないかもしれません。

カウンセリングで少しずつ感情をほぐし、「そういう自分」がなぜ自分にとって都合が悪い存在なのかを掘り下げることも必要でしょう。

ですが、ここを認めない限り、人を変え場所を変え同じような他責人間はついて回り、怒りや嫌悪は増幅します。あなたが認めるまで、続くのです。

今回は“責任転嫁人間”への嫌悪について話しましたが、他のことも同じです。イライラする相手は、嫌悪している自分を相手を通して見ているからイライラするの。投影って怖いでしょ？笑

でも、投影ってとても便利だし優秀なんですよ。今の自分を見せてくれて、自分を許すことができる。そしたら、人間関係だけでなく人生も好転していく。投影によって自分を成長させられるんです。

嫌って避けてばかりいないで、自分に白旗挙げましょ。潔く認めましょ。そしたら投影するものがなくなり、イライラしなくなりますから。

◇◇◇

ということで、かな～り厳しい言葉を浴びせましたが笑、最後まで読んだ今のあなたは、何を感じているでしょうか？

ちなみにアタクシ、自分勝手さを売りにしたら逆に信用されるという現象が起きております。『愛ある自分勝手さ』と称えてくれた方、多謝。

認めることができたら、次は表に出す。これで投影は完全に終わり。不思議でしょ？意識って。

でもって、インスタやXでアップしている毎日の数秘メッセージは、あなたに向けて発信しています。他人事ではなく“自分事”として受け取ってくださいまし。

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
日々是感謝♡あや