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2023年を振り返る

部長が「もう12月じゃん。無理だ。もう来年にかける」とか言いながら仕事をしていて、咄嗟に「いや12月を諦めないでください。これでも12分の1です」って突っ込んでる女性の社員の方がいておもしろかった。この会話を聞いてわたしは12月であることを実感する。

2023年はほんとうに目まぐるしかった。
2023年のハイライトベスト3
第1位🥇上京
第2位🥈景瑚とオフラインで接触
第3位🥉ホームベーカリーを購入
これについてひとつずつ掘り下げていく

第1位🥇上京

意地悪な人しかいない、居れば居るほど自己肯定感が下がる生放送の番組を辞めました。
人生の一大決心。番組制作会社に勤めているので、いつかは東京にという気持ちはずっとあったけれど、ほんとうにそういうタイミングだったんだと思う。
慣れない標準語、人で溢れかえってるメトロにも慣れた。初めての一人暮らし、初めての東京はワクワクした。貯金はあんまりないけど、我ながら上手くやれてると思う。
生放送のADをやっていたので今のイベントの仕事は全くの別物で、あれこれ失敗しては凹んでばかりだ。でもわたしを陥れよう意地悪しようと近づいてくる悪い大人はいなくて、見守ってくれる心の余裕がある大人ばかりだ。生放送という時間のタイトさが人間の心を蝕んでいるのだと気が付きました。
やっぱり生放送に比べたら少し物足りない気持ちもあり、テレビが恋しいなぁと思うこともあります。でもやりたいことに近いことができているし、まだまだ業界でやりたいこと、叶えたい夢もあるのでもうすこしだけ、ここでがんばりたい。

生放送の番組をやめるときに後輩がくれたアルバム。辞めることを意外と惜しまれてた

第2位🥈景瑚とオフラインで接触

わたしの世界一大切な人こと佐藤景瑚さん。
デビューシングルのイベントがコロナ禍で白紙になっていたところ、3年越しに振り替えで開催されることになった対面のイベントに当選するというなんとも強運を持っていた。
ライブには行ったことがあったし、オンラインでお話会をしたことも何度かあったけれど、はじめての対面。
この思い出は人生でドキドキしたことランキングの5位以内には必ずランクインする。
当たってから当日まではあまり眠れず、乙女心が勝ってゆるくダイエットなんかも継続したりした。迎えた当日、前後の同じ境遇のオタクたちと喋りながらレーンで待っていた時間すら楽しかったな。
わたしの番が来てブースに入った途端彼が目に入って、彼を目掛けて一目散に駆け寄ったことを覚えている。なかなか手を出せないわたしに彼から手を差し出して、えいっ!って言いながらハイタッチをした。わたしのちんまい手の1.5倍ぐらい手が大きくて、背がとんでもなく高くて、顔は握り拳ぐらい小さくて。そして目の前に確かに、その時間はわたしのためだけに存在したのだ。時間にして約15秒。世界で1番尊い15秒。
また会おうね、と去り際に手を振ってくれた。
終わったらあとまだ残る手の温もりと、わたしのではないなにかのいい匂いがなんだかものすごくリアルだった。
今後ああいうイベントにまた参加できるのかな。応募する勇気もあまりないけれど、勇気が湧いたときにはまた彼に近くで会いたい。
そのときは、ステージじゃなくても王子様でいてほしいなんて思わないけどせめてわたしの好きなきみでいてね!

入り口がわからず前のお姉さんについていったら純喜のレーンに入ってた(そのお姉さんも景瑚JAMで気づいて2人で爆笑)

初のドーム公演を終えて書いた馬鹿でか感情noteもぜひ読んでみてください。

第3位🥉ホームベーカリーを購入 

趣味はなんですか?と聞かれたら、今なら間違いなく「パンを作ることです」と答える。
わたしはもともとお菓子作りも料理も大好きで、実家にいた頃はオーブンの性能もよかったのでよくパンを作っていたこともあった。久しぶりにパンを作りたくなったタイミングで、ずっとほしいと思っていたホームベーカリーを買った。
セットしたら焼き上がりまで面倒を見てくれる食パンも、1次発酵まではホームベーカリーで済ませてあとは自分で成形するのも、どちらもとんでもなく最高だ。焼きたてを独り占めできるのはわたしの特権。

作ったパンたち

わたしは美味しいものを生み出すことによって自己肯定感を上げている。「こんな美味しいものを作れて他にできないことがあるか?」という気持ちになるのだ。もともとストレスの捌け口を食にぶつけがちなタイプで、高校から大学までは吐くまで食べることでストレス発散していたぐらい食と向き合うのが実は結構苦手ではあったけど、自分で作って食べる暮らしを続けてみて、自分が食べたいものを自分のためだけに美味しく作ること、それが自分を1番大切にすることだと思うようになっていて、今はストレスでドカ食いすることも少なくなったし吐くまで食べることも無くなった。こうして少しずつ自分を大切にして満たしてあげたい。
そしてひとつ絶対叶えたい夢ができた。ずっとカフェをやりたいという気持ちはあったけれど、今は、自分の好きなお菓子とパン数種類とコーヒーが出せるカフェをこじんまりとやるのが夢だ。業界人を引退したセカンドライフはカフェのオーナー。そのためにはやめどきを見計らって製菓と製パンとお店の経営なんかも学びたいと思っている。
はあ、仕事辞めてえ〜!(結局)

2023年も振り返れば

結局仕事辞めてえ〜!に落ち着いてしまうのですが、もうすこし頑張りたいとやっぱり辞めたいを繰り返して業界人も3年目に突入していました。でもまだやりたいこともあるし辞める勇気はまだないので今は業界人で頑張るべきなんだと自分に言い聞かせています。
第2の夢を持つことができれば仕事を辞めることがネガではなくなったので、こういうのも大事なんだなあと思ったり。
楽しいことは心を安定させてくれますね。休日バタコさん生活ももっといろんなものを作ってレパートリーも増やしたい。
未来に特に希望もないけれど今を楽しく生きられるのが自分の特技だから、残りの2023年もこれからも今をほどよく楽しく生きていく。

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