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夏こそ、簡単料理を!

 毎日暑いですね。今年も夏は猛暑のようです。

「暑いから台所に立つのも嫌だ」「食べるのもめんどくさい」などと思っている人も多いのではないでしょうか?

 前にカボチャ蒸しただけの料理がひどくウケたので、今回は私の「切っただけ料理」とも呼びたくなるような、簡単料理をご紹介します

切っただけ料理

 トップの写真は、トマト切っただけです。私は子どもの頃からトマトが大好きで、味つけを何もしないで加工しないままの味を壊したくない、とまで思っています。きっと、子どもの頃に田舎や、母が借りた畑で穫れたばかりのトマトにかぶりついた記憶があるからでしょうね。それで、暑いときのトマトは、このように切っただけで器に盛ることが多いです。そして、この切っただけのものが、1品になる。

 キュウリ切っただけもあります。端っこを切り落とし、いぼがある場合はいぼだけそぎ落としてあらかじめ塩だけ刷り込んでおきます。食べる直前に斜め切りにスライスしてできあがり。他の野菜と組み合わせるときは、それだけにしますが、キュウリだけの付け合わせにするときは、梅酢をちょろっとかけたりします。

 ちょっとぬるぬるしてめんどくさいけれど、スタミナがつきそうで気に入っているのが、長いもの短冊切りです。5センチぐらいの長さに切って皮をむき、短冊切りします。それを器に盛り、鰹節を振りかけてポン酢をかけるだけ。手を掛けたいときは、サイコロに切って、キュウリもサイコロ切りして、ゴマと梅干をすり鉢ですり下ろして、醤油または味噌を合わせたものを和え衣にします。

 トマトとキュウリをひと口大に切って、鰹節を振りかけてポン酢で和えるだけのときもあります。この場合も、キュウリは塩もみをしておきます。ちなみに最近夫から教わったのですが、キュウリの下ごしらえを忘れていたときは、キュウリをスライスして塩を振りかけて10分程度置いておくと、自然に水分が出てきますので、水を切ってしまえば料理に使えます。

 もちろん、冷ややっこも夏の強い味方です。豆腐をパックから出し、キッチンペーパーで巻いて20~30分冷蔵庫に置いておき、ほかの料理ができたら、表面に切り目を細かくいれておき、鰹節を振りかけて、好みで醤油やポン酢をかけていただきます。ひと手間かけて、ミョウガをさっと茹でてアクを抜き、大葉を洗って細切りし、みじん切りにしたミョウガと混ぜてトッピングにしたりします。

 豆腐はトッピングだけでいくらでもボリューミーにできます。オクラをパックから出して、沸騰したお湯で数分茹でておき、2~3本を頭のところと端っこを切り落として細かく切り、オクラ、大葉、ミョウガと和えておく場合もあります。和え衣はポン酢のときも、梅ゴマのときもあります。オクラは梅がよく合うので、よく使います。ただこうするともう、簡単料理ではなくなってしまいますが……。あと、なめこをさっとボイルしてこのトッピングに加えることもあります。なめこは梅よりポン酢が私の好みには合います。

 次回は、もう1工程多い料理を紹介します。こういうものを「料理」と呼んでよいのか、という人もいるかもしれませんが、器に盛って食卓に出せるものは、なんでも料理と考えてよいと私は思います

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