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定時で帰らせてください


 皆さんこんばんは。8月は残業続きでグッタリでした。そこで、今週からは残業をせず、スパッと定時で帰るように心がけています。というか、毎日定時で帰らさせてほしいと思っています。今回は、私の悲痛な叫びを記事にしていきたいと思っていますので、お付き合いください。



1.そもそも馬力がない

 まず、私が残業をしたくない理由は残業をする馬力がないからです。

 ご存知の通り、私は2年前に心身を壊して休職をしました。不調そのものはもう回復しているのですが、体に染み付いたダメージは依然残っているようで。というか、一生ものだと思っています。実際、休職する前は体力が0になってから底力を出してやり遂げるということができていましたが、今はもうできなくなってしまっています。

 体力が0になったら、アクセルを踏んでも動かず、ただただガス欠。元々の体力が多くない私は、6時位までしかもちません。そこから先はどれだけ働いたとしても生産性はかなり低いですし、ミスも連発するのでいない方がいいぐらいポンコツ野郎と化としてしまいます。こればっかりは根性でどうにもなりません。



2.時間が足りなくなる

 家に帰ってからの時間が大きく制限されるのも残業日の辛いところです。

 私は一人暮らしをしているので、帰ってから家事をしないといけません。炊事、洗濯、掃除などは毎日のことですが、時間と体力を使います。また、翌日の準備としてお弁当も作りますから、家事だけでも結構疲れます。

 その他、余暇として筋トレやnoteの執筆、動画視聴もある程度時間を確保したいタイプです。また、湯船にしっかり浸かって、体を温めてから寝たいタイプですから、余暇の時間も馬鹿になりません。残業をした後に、これら全てを取り組むと、やり終える頃には日付が変わっていることもザラです。



3.翌日に響く

 そんなわけで残業をするとヘトヘトになり、寝る時間も遅くなってしまうわけですが、間違いなく翌日に響いています。

 翌朝起きるのはかなり辛いですし、起きてからの頭の働きはかなり鈍いです。また、午前中はとんでもなく眠くて、昼休憩に仮眠をとってようやく本調子に戻るといった状態です。2日酔いと変わらないくらい午前中の生産性が低くなっており、その結果、時間内にやるべき仕事ができない。そして、その日も残業せざるを得なくなるという悪循環に陥ります。



4.休日にも響く

 平日の悪循環も、金曜日には一旦リセットさされます。休日ならゆっくり寝ることもできますし、仕事に追われることもありませんからね。しかし、平日に残業を積み重ね、疲れが溜まっていると昼まで寝てしまうので、1日の半分を棒に振ります。そして残りの半分も、平日にはできなかった家事を処理するわけで、本来したかったことまで到底できなくなります。

 そうなると気分転換もできずに、モヤモヤとした状態で週明けを迎える。当然、生産性が落ちる。生産性が落ちると時間内に…後は省略します。



5.経済的にもきつくなる

 それと、遅くまで残業すると私の懐事情も厳しくなってしまいます。

 職場から自宅までが大体1時間ぐらいですから、家に着いてから晩ご飯を準備しているようでは食べるのはかなり遅くなってしまいます。遅い時間に食べると胃にも負担がかかりますし、睡眠にも影響します。

 というわけで遅くまで残った日は外食するようにしているのですが、同じ腹を満たす行為なのにもかかわらず自炊の倍はお金がかかってしまいます。毎日のことなので、これを積み重ねていくと結構な出費になってしまって、クレジットの明細を見ると、げんなりしてしまいます。



6.というか普通に死ぬ

 というか、これらよりもっと致命的なデメリット、シンプルに命の危険があります。残業続きだった8月はへろへろに疲れてますので、湯船で寝てたことが多かったんですよ。湯舟で寝ると脱水になりますし、心臓にも負担がかかります。実際、湯船で寝た晩は眠りが非常に浅くなっていますし、翌日の勤務中に心臓が痛むことがあるくらいです。というか、何だったらこの間寝て起きた時は、唇の下ぐらいまで水位が来ていました。このままだと普通に溺れ死にます。



7.定時ダッシュ再び

 そんな感じで、QOLも下がりつつ、命の危険も感じつつだったので、先日私の一番の友人と討論をして働き方の整理をしました。そして、今週からは定時で帰る運動を再び再開することにしました。

 昨日、今日とほぼほぼ定時で帰りましたが、実に幸せな気持ちです。

 今記事を書いているこの時間(20時頃)も、日によっては仕事していると考えるとヤバイなって冷静に思いますし、そこから帰ってご飯を食べて翌日の準備って相当しんどいよなって客観的に思いました。絶対翌日に響くし、そうなると翌日も生産性は落ちる。意味がない。

 しかし、今日はもうご飯を食べて、家事も終え、次の日も準備して、なお記事を書く時間の余裕もありますし、筋トレもできそうです。風呂も眠らず上がれそうです。幸せ。というかこれが本来必要なことですよ。



8.定時で帰るためにやっていること

 そんなわけで定時帰りを手に入れた私は、これを何としてでも手放したくないと思っています。そこで、今回は友人との話し合いの結果、新しく始めた定時帰りを守る作戦をご紹介します。

 それはズバリ、「最後の30分は急患外来作戦」です。定時30分前に、同僚全員に対して「今日中にやらないといけなくて、こちらでフォローができる仕事はあるか」と聞いて回るのです。急ぎの案件(急患)があればこちらで処理できますし、ないのであれば、そのまま帰ることができます。

 正直、こういう聞き方は若干卑怯なような気もしますけど、「急ぎの仕事ない」ってあの人言ったよね?だから堂々と帰っていいよね!という自分の気持ちの整理も兼ねていますので許してください。

 この作戦、自分の気持ち的にも周りの反応的にも結構手応え感じてます。もちろん、自分のやるべき仕事は終わっている前提の作戦ですけど。



9.生産性は負けていない

 なんとしても定時で帰りたいマンの私です。正直、労働時間という視点で見るなら、職場内でトップクラスにヘボいでしょう。何だったら、非正規の職員さんより少ないと思います。

 しかし、生産性や労働の成果という点では、他の誰にも負けていない自信があります。定時で帰りたいと主張しているからには、労働時間中は、私のできる限りのことを最大限やるべきだと思っていますし、やっている自覚があるからです。やることやってんだから文句は言わせないぞと。

 長時間労働が向いている人もいれば、短期集中が向いている人もいると思います。どちらが良いではなく、特性ですから。私は長期感労働には向いていませんし、そもそも長時間労働をすると倒れて動けなくなります。



10.明日も帰る

 そんなわけで明日も絶対に定時で帰ってやろうと思います。というか最近ちょっと歯が痛い(残業地獄で寝落ちして、歯磨き忘れた日があったから、虫歯になったと思われる)から、歯医者にも行きたいんですよね。病院とか休日はやってませんし、結局は平日に時間が必要なんですよ。

 そもそも、私自身が人生楽しくないと、それは仕事に出てくると思うし、仕事影響が出たら周りの人に迷惑がかかってしまうと思います。仕事の性質上、周りの人や職場に影響が出るということは、公共の利益にとってもよくないことだと思います。それは言い過ぎか。

 自分のため職場のため、そして社会のために私は明日も定時で帰ります。というか、どうか定時で帰らせてください。お願いします。


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