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自分の選択に後悔はしない。

こんにちは。アクトビの藤原です。
今回のnoteのお題をください!と広報担当に聞いたところ、「仕事のポリシー」とのお話がありましたので、私自身がアクトビを経営する前から大切にしているポリシーについて書いてみようと思います。




人生という軸で自分が大切にしているのは "自分の選択に後悔はしない" こと。

これは、自分自身が少し特殊な経歴であったり、高校を中退していたりしてきたことが関係している気がします。
アクトビ創業までの自身の経歴については、下記インタビューに記載しています。


働くことと向き合う

うちは、サラリーマンの父親と専業主婦の母親の平和な家庭でして。そんな家庭であわよくば公務員になりな。って軽い期待値はあったものの自分は普通に育ちました。
だから、これといって将来どうなりたいとか成功したい!とか野心!!!とかないまま高校生になりました。
今の自分の意思決定の礎の原体験はすべて高校中退の決断をしたときからはじまっている気がします。
当時は普通の全日制の高校に通っていたのですが、16歳になるときには必ずバイクが欲しかったんです。
お金を貯めるためにガソリンスタンドでアルバイトというものをはじめてから、働くって楽しいな。と。アルバイトにどっぷりハマってしまいました。
環境も良くて、アルバイトながら、お金はどのように流れているのか、マネジメントとはなにか。そんな話をバイト先の社員さんたちは良くしてくれました。
案の定学習はほとんどしなくなり、学校もサボりがちになったうえに、大人の世界に触れて素行もあまりよくなかったと思います。
それに当時の自分にとっては、学校で授業を受けるよりも、実際にお金が人が流れているこの経済というものに強く興味を持っていました。

そんなこんなで停学が何度かあり、最後の停学のときに両親も呼び出され、教育指導の先生から
「もう君は学校に合っていないよ。このまま落ちこぼれるしかない。」
と言われました。

その時に普段口数の少ない父親の発言が自分の心に思いっきり刺さり、今の自分の圧倒的な体験となりました。
「先生ね。うちの子は今こんな感じですし高校から見たら落ちこぼれなんかもしれませんけどね。大人になって社会に貢献したり、世の中良くしてる人らって、元々こうゆう意志のある子やったりしませんの?」
「良輔、どうしたいんや?もう辞めてもええぞ。」

新卒からずっと同じ会社に勤め、夜中まで働いていて平日は会うことすらなかった父親から初めて自分のことを認めてもらえた感覚でした。意志があるって見てくれてたのかと・・・

「辞めたい。働くことと向き合ってみたい。」

初めて、自分の意志で人生の決断をした瞬間でした。

そして、父親と下記3つの約束をして高校を中退しました。

  • 同世代の子達が高校卒業するのと同じ時期に高卒資格を取ること

  • 周りや他人に迷惑はかけないこと

  • 自分の人生としっかりと向き合い生きていくこと

ここから、自身の人生は自分で選んで生きていくと決めました。
同時に、父親に対して、絶対にあのとき自分を信じてよかったと思わせてやると決めました。


「やりたい。」 に正直でいること

自分の中で、この先の人生をどう生きるべきなのかと考え、出した答えは「やりたい。」に正直でいることでした。むしろ、それ以外に自分を動かす原動力はなかったんだと思います。

そこからは、周りに反対されても、なにを言われようとも、自分のやりたいに正直にいきました。もちろん失敗まみれです!!!
だけど、失敗を続けていくとわかったことがありました。
どれだけ失敗しても、挑戦することに価値がある。この失敗を次に活かすことができるのは挑戦したやつだけだと。


自分の選択に後悔はしない と決める

前置きが長くなりましたが、自分の不思議なキャリア形成もすべてはこの体験から来ています。
そして、今になってきちんと理解できるのですが、自分の選択に後悔をしない と決めることで、できていることが2つあります。

そもそも自分で考えて、決断している。

人間は失敗が怖いです。だから、失敗する可能性のある決断はできるだけしたくなく、そして世の中は去るものを追わないので、そのまま放置することができます。自分は徹底的にすべて選択することに徹してきました。

後悔しないと決めることで、失敗だと考えず次に繋げる。

2つの選択肢があり、片方を選んだとき、選んでない方のことを考えるから後悔になると思っています。もう選んじゃったんだからもう片方は選べないんです。考えるだけ無駄です。
そうすることで選んだ方で失敗しても、自分で選んだんだからなんの後悔もないはずで、むしろ次に繋がります。


今組織経営をして、ポリシーとしていること

ここまでは、自分自身の軸だけでしたが今アクトビの社長としてのポリシーもたくさんあります。守りたいと思えるメンバーがたくさんいるからこそ、自分のポリシーははっきりしていたいと考えています。

  • 嘘つかない、かっこつけない

  • 誠実でいる

  • 誰もやらないことは自分がする

  • 何かあったら絶対なんとかする

バカっぽいですが本当にこれに尽きるなと思ってます。

私は、社会人のキャリアを自動車整備士というところから始め、22歳で飲食店を開業しこのIT業界に入ったのは25歳のときでした。
自身の座右の銘でもあるように、「自分の選択に後悔はしない」という言葉の通りにやりたいとおもったことに正直に生きてきました。
ただし、やりたいと思ったことに正直に生きるということは、自分の人生に責任を持つということです。
自分の人生に責任を持ったときにはじめて、自分の人生を生きることができると思っています。


どんな些細なことにも耳を傾けチャレンジし、失敗してほしいと思います!


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