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【対談】水曜日の銀座でスナックが社会のためにできること。KANPAI for GOOD店長とママのゆるトーク

皆さん、こんにちは。
本日は、KANPAI for GOODの裏側を、Life is Rose 理事の稲川 雅也さんとしょうこママが赤裸々に語りました。

月に1回どこかの水曜日は、社会にちょっぴり想いを馳せる”ソーシャルウェンズデー”。銀座の隠れ家SNACK LIFE IS ROSEで、美味しいお酒を飲みながら、ソーシャルグッド界隈で活躍するゲストのお話を聞く企画。どのような経緯で始まったのか?この企画の醍醐味は何か?お酒も入りつつ、2人の熱いトークをギュギュっとまとめました!!

稲川 雅也さん

<プロフィール>
一般社団法人LIFE IS ROSE 理事。元株式会社東京アフリカコレクション取締役。早稲田大学在学中にアフリカ大陸を縦断し、その文化に惚れ込む。中退後、(株)東京アフリカコレクション(現Stagebank)を設立し、国際ファッションショー『Tokyo Africa Collection』を計8回開催し、各国大使館や外務省協力の元成功を収める。2020年、一般社団法人LIFE IS ROSEを理事として立ち上げに参画、企業コンサルティングやコミュニティ運営、銀座の社会貢献型コミュニティスナック『SNACK LIFE IS ROSE GINZA』の立ち上げ、店長を務める。

しょうこママ(堀井祥子)
<プロフィール>
千葉県出身。イタリア留学でデザインとアートを学び、帰国後はペインターや写真家、エシカルファッションの販売などを経てactcoinのローンチ当初から運営スタッフとなる。プライベートでも社会を良くしたい仲間たちと複数のコミュニティで楽しく活動中。お酒と旅が好き。


SNACK LIFE IS ROSEってどんなところ?

「一人ひとりがバラ色の人生を歩める社会をつくる」をコンセプトに掲げる一般社団法人LIFE IS ROSEがオープンした多世代コミュニケーションスナックで、リアルサードプレイスと社会貢献がテーマになっている。ここでは利益の一部を提携先のソーシャルグッドな取り組みを行う団体に還元しており、自分たちの「乾杯」が誰かの応援になるのが特徴だ。
https://ideasforgood.jp/2023/02/15/snack-life-is-rose/から抜粋)


KANPAI for GOODが生まれたきっかけは?

ー KANPAI for GOODは、これまで4回にわたって開催してきました!そもそも最初のきっかけは何だったのでしょうか?

稲川雅也さん(以下M)  コロナになってすぐ4月ぐらいにアフリカとかインドとか中東とかってエリアごとにオンラインでトークリレーやってたんだよね。その時にゲストで薄井さん(actcoin COO)がきてくれたんじゃなかったかな〜。

しょうこママ(以下S) その時から知り合いだったんだ!

M  そうだね〜いろんなイベントでも登壇者同士で一緒になったり、ぬるっと繋がってたんだけど、それから3年後にココ(SNACK LIFE IS ROSE)ができて。
で、今年の3月に共通の友人と薄井さんがスナックに来てくれた時に「何か一緒にやりたいですね」って話をしたんだよね。そのちょっと前にideas for goodにうちのスナックの記事も出てたから、だったら3社でやれたらいいなって!記事って色々出ててるけど、編集される前の雑談とかぼく結構好きで。スナックでお客さんがいるところで公開インタビューも面白いなーって思ったんだよね。

S その記事のイメージわかる!なるほどね。
(実際の記事はこちらhttps://ideasforgood.jp/2023/08/08/commonbeat/

M そこからすぐにメッセンジャグループ作って企画ミーティングしたよね。

S 私はこの企画のミーティングの1ヶ月前くらいにTED Youthのイベントで知り合った人に「スナックで1日ママやるから遊びに来て〜」って誘ってもらってたんだよね。その時は予定があって行けなかったんだけど、そのスナックがSNACK LIFE IS ROSEだったってことをミーティングの前に知って!しかも薄井さんが来た日の前日だった 笑。 後でわかってびっくりした!縁が引き寄せてたよね。

M ほんとだね。結構お客さんがアイデアとか裁量持ってる人が多いからお客さんから企画が生まれることも多くて。それが楽しくて。

S KANPAI for GOODもこのスナックから生まれたってことだもんね!

M しかもそれが5回も続いてるから、素晴らしい!!で、しょうこママが生まれて。それなのに薄井さんはお子さん生まれたから全然来ないし!笑 ファウンダーなんだけどなぁ。

S まぁベビーがまだ小さいからね〜
もうスナックは私が行けばいっか。って薄井さんは思ってると思う 笑

M まぁそうだね・・もうママはインセンティブもらおう!
こんだけ頑張ってるんだから!

S あはは!毎回ゲストキャスティングとかしてるしね。まぁおかげさまで楽しくやってます 笑

オープン前のお店で対談中の二人

今までのエピソード

ー そんな経緯だったんですね!これまでのゲスト・回で、記憶に残っている場面はありますか?

M コモンビートさんとかは、スナックのお客さんも知ってて、後からこのイベントのことを知って「話したかったーって」言ってたよ。ここにくるお客さんもソーシャルなことに関心ある人が多いから、常連さんにとってもゲストの人たちが魅力的だよね。
S ゲストや参加者の人たちも偶然いた常連さんと仲良く話してたりするよね。
前回のMedia is Hopeさんの回も偶然いた常連さんが参加してくれたよね。そういうの普通はあんまりなさそうだもんね。

M 3回目のKANPAI for GOODに参加してくれたwebメディアやってるナナちゃんがお店の絵に関心持ってくれて、今*YUMAの記事書いてくれてるんだよね。そうやってなんとなく性質が近い人たちがつながって次に繋がってくって素晴らしいよね。(*店内に飾っている絵画作品を提供するアーティストのSUDA YUMA さんhttps://www.sudayuma.com)

S ホントそう!私も前回の参加者メンバーと一緒に気候危機とエネルギーのドキュメンタリー作品の試写会行ってきたよ。イベントきっかけでつながりが生まれるの楽しい!この企画の目的もまさに「新しいストーリーがうまれるソーシャルウェンズデー」だったから、もうすでに生まれてるね!

M 他のママたちも、スナックみたいな場があるとしばらく会えてなかった人たちに会うきっかけになるって言ってて。こういう場があると新たな出会いもあるけど、繋がりなおせる場にもなってるよね。

S 人数少なかった回とかもあるけど、その分ディープに話せるからちゃんと繋がれる感じはあって、参加者にお礼言われたりして。それはそれで嬉しかったな〜。

M うん、めっちゃいいよ。
普通のイベントはあんまり質問とか手上げ辛いし・・俺とか名刺持って話しかけに行くのとか苦手だから 笑 その点スナックはちゃんと話せる距離感がメリットだよね。

S ゲストも参加者もお互いの人となりがわかるのいいよね。


4回目Media is Hopeの名取由佳さんゲストのスナックの様子♪

KANPAI for GOODの魅力


ー 4回続ける中で見えてきた、この企画の魅力・醍醐味を教えてください。

M 寄付文化変えたいって思ってて。寄付ってもらう方も申し訳ない気になる。対価を渡せないから苦しいんだよね。このスナックはそのストレスを感じない一つの方法になってる。団体の人が楽しい時間を作ることが寄付をもらう対価になるから精神的に健全でいられる。

S そうだよね、社会貢献って献身的な気持ちだけじゃ全然持続可能じゃないと思ってて。それって一部の人しかやれないし、社会を良くするってその人たちに任せればいいって話じゃないはずだから。みんなが楽しみながら社会に良いことが広がるのがいいよね。

M だからKANPAI for GOODの仕組みっていいと思ってて、自分が楽しんだ時間が誰かの応援になるっていいよね。もっと寄付がカジュアルにしていきたいな。
しょうこママは、ママやる時に意識していることある?

S 紹介制のスナックだし、みんなよくわからない中で来てくれるから、どんな方が来てくれたのか知りたいと思うし、一人一人に話してもらいたいというのは意識してるかな。まだ始めたばかりで手探りだけど。来てくれた人たちがこれをきっかけに繋がれて何かコラボとか生まれちゃうのが魅力だね!

社会を良くするみんなのサードプレイス

雅也さんは対談の中で、「みんな家庭や職場の役割の中で生きていて「自分」でいられる時間が不足しているから、ここはセーフティーな場所であり挑戦できる場所になったら嬉しい。」と話していました。
KANPAI for GOODは、肩書や立場をフラットにして、自分がどんな社会を望んでいるのか、日々感じている事をシェアでき、同じ想いの人と繋がれたり、また寄付という社会のためのアクションを楽しく体験できる場所なのだと改めて感じました。ぜひ少しでも気になった方は水曜の夜、KANPAI for GOODに遊びに来てください!


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