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良い点・悪い点を自ら調べ行動につなげる 4周年イベント振り返り⑦~特別賞 新人賞~ 

皆さん、こんにちは。
actcoin運営スタッフの黒木です。

 本日は、actcoin4周年の表彰式の振り返り記事です。
今回は特別賞新人賞を受賞された、吉浜実亮さんにお話を伺いました。
新人賞とは、2021年度の3周年イベントでは表彰対象でなかった方を対象にした賞です。吉浜さんは、2022年度多くのイベントでお見掛けし、スタッフの中でも有名人。そんな吉浜さんのバックグラウンドを教えてもらいに行きました!

今回お話を伺ったのは・・・

吉浜実亮さん

<プロフィール>
詳細をお教えください。沖縄県在住の3児の父です。大学生活まで沖縄で過ごし、就職を機に関東(埼玉・東京)で生活。これまでに技術職や営業職、接客業、事務職など多様な職を経験。その中でも教育業に魅力を感じており、現在、企業研修や事務サポート、不登校児童支援を行なっている合同会社心学好(シンガクコウ)に在籍。大人・こどもに『社会課題、未来への希望』を伝える事業を行なっております。

ー このたびは特別賞の受賞、おめでとうございます!ご感想を聞かせてください。

 「僕で良かったのかな」と最初は思いました。というのも普段から、興味があることにアクセスして、普通に使っている感覚だったので。自分のために行動しているだけで表彰されたので、とても意外に感じました。でも嬉しかったです。

ー 吉浜さんは、どのようなきっかけからソーシャルアクションの世界に入られたんですか?

 最初のきかっけは、2017年頃でした。ニュースを見ていて「SDGs」について紹介されていたんです。当時は、学童の職員をしていて、子供と接することが多かったので教育などについては興味がありました。ただSDGsはより広い分野のことを言っているので、「こういうのがあるんだ」とより興味を持ちました。

 テレビで見た後に、SDGsについて周囲の人にも聞いてみることにしました。すると周りの人に聞いても、誰も知らなかったんです。県庁に聞いてもわからない。社会福祉団体に聞いてもわからない。誰も知らなくて意味があるのかと、ショックを受けましたね。そこから「自分からもっと調べよう」と思い様々な資料に当たることにしました。

 SDGsの169のターゲットも読んでみたんですが「抽象的でわかりづらい」と判断しました。そこで「どういった実例・企業があるのか」調べようと思ったんです。すると「沖縄県外では実例がある。こんな方法なら社会課題の解決につながる」ということが少しずつ分かってきました。

 そして、ある程度のことを知ったときに「社会問題」という切り口でも、裏側にお金儲けに使われる場合があることを知りました。色々な物事に、良い部分・悪い部分があるんだと。それからは、SDGsに反対する人の意見も調べたりもするようになりました。ただ全部に反対するのは違うなとは思いますが、良いか悪いかの判断を自身でできるようになろうと考えました。

ー 積極的にご自身で調べられることは、なかなか出来ないと思います。調べることがお好きなんでしょうか?吉浜さんのキャリアと合わせて、教えてください

 もともと学童の職員として働いていたので、「子供たちに間違った情報を教えてはいけない」という気持ちで色々調べる習慣がありました。教育関係で仕事をしている以上、大人自身が学び続ける姿勢を持ち続けることが最も重要だと。

 また2022年からは企業向けの研修もするようになりました。「大人が学べばこどもも学ぶ、大人が学びを好きになればこどもも好きになる」と考えました。最初は、企業の業務効率サポートをしておりましたが、SDGsを知らない人が多いことも知りました。またお客さんによっては、会社ではSDGに取り組んでいると謡っていても、根本は政府(内閣府や国連)の示した通りに取り組んでいることがほとんど。それがどういった社会課題の解決や関連付いているかを理解されている方は多くないと感じました。

ー お仕事のご経験からの習慣だったんですね。そんな吉浜さんが、actcoinを使い始めたきっかけは、どんな形でしたか?

 最初は、友達の紹介でした。「こんなのがあるよ」と勧めてもらったんです。当時は、勉強できる場所が欲しかったので、気軽に始めてみました。「習慣という機能があるんだ」という感じで、最初は遊び感覚でした。そしてイベント(セミナー)の参加も、両方を使ってみたんです。
 あとは「自分が貯めたコインが社会に還元される仕組みになる」ということも友達から聞いたので「そうなればいいな」と思いました。「自分が何気なくやっていること、勉強していることが、社会に還元されるならWin-Winだな」と、そんな印象でしたね。

(「自分が貯めたコインが社会に還元される仕組み」の詳細はこちら👇から!)

ー 最近では、actcoinをどのように活用されていますか?

 今の一番の使い道は、勉強ですね。勉強したい内容があると、セミナーやイベントに参加しています。例えば「フェアトレードが海外でどうなっているか」や「人権について」などですね。そして学んだことを、仕事などで共有できるようにしています。
 私は沖縄に住んでいるので、オンラインのイベントあることで県外に出なくても参加できることにメリットを感じております。

ー しっかりご活用くださり、とても嬉しいです。actcoinが仕事とつながったエピソードなどはありますか?

 サステナ塾さん(カングロ)の仲間たちに、クラウドファンディングに協力してもらったことがありますね。サステナ塾さんのイベントをリピートしているなかで、雑談をするような仲になっていけたんです。講師と生徒ではなく、友人の関係だと私個人感じています。

 そして2022年頃に不登校支援に携わっていたころ、クラウドファンディングをやっていたんですが、その時にサステナ塾さんのイベントで雑談していたところ、私のFacebookを見て、クラウドファンディングのことを取り上げてくれたんです。サステナ塾さんのコミュニティは、オンライン上のやり取りだが、色んなものを学び合う仲間という感覚です。普段の生活だと、「自分から勉強する」というタイプの仲間が多くなくて、自分から学ぶという仲間が出来て嬉しいです。

ー 他の機能については、どのように活用されていますか?

  習慣を見て「意識しないとな」という戒めにしています。習慣については、普段の生活だと、あまり意識していないのですが、actcoinで記録をつけることで意識できます。あとは習慣の項目を変更できるの、半年くらいの期間で変更するようにしています。これも様々なジャンルの学びにつながっていますね。

ー 多くのイベント・セミナーで学ばれている吉浜さん。何か、おススメの団体さんなどはありますか?

 アクトコインさんとは別ですが、社会課題に関するものでは、原貫太さんのYouTubeがおススメです。アフリカへの国際協力に関する内容なのですが、良い面も悪い面も取り上げられているので、オススメです。原さんのチャンネルで紹介された、「テラルネッサンス」という団体の活動も興味を持ちました。

 アクトコインさんのセミナー紹介の中では、サステナ塾(カングロ)さんも、とてもお世話になっていますね。SDGsの観点はもちろん、哲学的な面でも勉強させてもらっています。考え方を考えさせられている、という感覚ですね。
 またアクセプトインターナショナルさん。ソマリアの紛争でのテロを防止するための活動をされています。どちらにも共通されていることは、「人を大切にする」という視座を持たれていると強く感じます。

ー 吉浜さん、ここまでありがとうございました!最後に、ここまで読んでいただいた、読者に一言お願いします。

 私は勉強の機会としてactcoinにとても感謝をしています。勉強のきっかけとして使う人が増えてくれたら嬉しいです。

 勉強をしようという日本人が増えたら、社会課題が変わると思うんです。もっとこどもから、大人ご高齢の方まで、学校を卒業しても学び続けてほしい。そのためにはactcoinを活用してほしいと考えています。


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