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オレンジガーデニングプロジェクトin芦屋【イベントレポート】

こんにちは。actcoinスタッフの黒木です。
今回は、芦屋市の自治会活性化プロジェクトの一環で「オレンジガーデニングプロジェクトin芦屋 ガーデニング×認知症ケア住み続けたいまちを目指して」に参加しました。
(本イベントの第2回は5/8(水)の開催予定。ぜひご参加ください。)

actcoinは、全国的課題である「自治会の活性化」のモデルづくりを目指して、浜芦屋町自治会のHP制作やイベントサポートを行っています。
今回のレポートを通じて、より多くの方に浜芦屋町の取り組みを知ってもらえれば幸いです。

月1回の園芸活動の時間

イベントの前には、会場である竹園集会所の月1回の花壇活動も行いました。「オレンジガーデニング」を意識した、たくさんのオレンジの花が植わっています。黄色や白のお花が彩を加えとても綺麗です!

この黄色いお花は、オーストラリア原産のカンガルー・ポーというお花。花壇に興味を持ってもらうために、少し珍しいお花を植えているそうです。

開会のあいさつ

まずは藤山会長と会場である竹園集会所管理人主任の林さんがご挨拶をされてイベントがスタートしました!

藤山会長は、竹園集会所運営協議会の会長でもあり、今回のオレンジガーデニングプロジェクトの主催は竹園集会所運営協議会です。竹園集会所では、これまで花壇活動を活発にされてきており、より住民の方に参加いただくため、オレンジガーデニングプロジェクトに賛同されたそうです。

ちょうど芦屋市のオープンガーデンの期間に重ねて開催されました。竹園集会所もオープンガーデンの会場なので、芦屋市民の方が足を運んでくださることを願っています。
(他にも「芦屋市茶屋之町のスカウト会館」「認知症サポーターがいる大原町のアイザワ証券(株)芦屋支店」でもオレンジガーデニングを行っているそうです。)

オレンジガーデニングプロジェクトとは?

挨拶の次は「つどい場ゆう&みぃ」を運営されている三島久美子さんからのお話です。

「つどい場ゆう&みぃ」は、三島さんのお義母さんが認知症を発症したことをきっかけに「自宅で様々な人が集まれる場を作りたい」という思いでスタートした取り組みです。
最初は、数人が集まる小規模な認知症カフェからスタートしましたが、毎月2回の開催を4年間続け、今では毎回10人ほどが集まります。今まで71回開催し一度も雨天中止がないんだそう!

そんな三島さんが、オレンジガーデニングプロジェクトを知ったのは、去年のこと。オレンジガーデニングプロジェクトとは「9月の認知症月間にオレンジの花を咲かせていこう」という取り組みで、新潟県長岡市で始まり全国に広まっています。

芦屋市は庭園都市宣言をしていることもあり、三島さんも「花を育てるところからできないか。市民活動として広めていけないか。」と、自宅でスタートしました。

今年になり「オレンジガーデニングプロジェクトを広めるアイデアがないか」と考えていたところ、藤山会長から「竹園集会所の花壇活動イベントをするので、オレンジガーデニングプロジェクトを紹介したい」とお話があり、今回のイベントの開催につながりました。

実は花壇づくりは、認知症ケアとしてもとても相性が良いんです。花壇づくりでコミュニケーションをとり、かつみんなでやるから楽しくなります。また花壇を見て、近所の方が声をかけてくれると励みになります。

そんな想いを持ち、三島さんはオレンジガーデニングプロジェクトを、広めていらっしゃいます。興味がある方は、ぜひオレンジガーデニングプロジェクトに加わってください!

お花づくりと地域づくりの重要な接点(藤山会長)

続いては、藤山会長からのお話。藤山会長は、浜芦屋町自治会長という顔だけでなく、ポイエシスという市民団体の代表でもあります。ポイエシスは、園芸活動を通じて多世代が交流する場を作る団体です。
最近では、芦屋市内の親水中央公園でも花壇活動の企画運営にも協力しています。

今回のイベントのチラシや看板も、ポイエシスが協力されたそうです。認知症とというテーマに取り組むのは、初めてだったそうで「どんなイベント名にするか、どんなキャッチコピーにするか」と迷いながら決められたそうです。

看板の様子
看板の様子

また藤山会長はグリーンアドバイザーとして「お花を活用して欲しい」という考えから、竹園集会所の花壇に、切花用のキンセンカを植えています。切り花用のお花は、竹園集会所の入り口に花を飾ったり、来観者に差し上げたりしているそうです。

写真右側が、切花用のキンセンカ
写真右側が、切花用のキンセンカ

そして今回の参加者には、オレンジのマリーゴールドがお持ち帰り用にプレゼントされました。9月の認知症月間にさきがけて、お家でマリーゴールドを植えてほしいとのこと。

持ち帰り用のマリーゴールドとミニ看板
持ち帰り用のマリーゴールドとミニ看板

自己紹介タイム

そのあとは、参加者の方が、自己紹介をしていきました。

精道高齢者生活支援センターの上田さんは、「認知症ほっとナビ」をについてご紹介。「認知症ほっとナビ」は、芦屋市内で認知症になったときの相談先が分かる冊子です。認知症チェックリストなど有益な情報が満載です。

あじさいの会の三谷さんは、浜芦屋町自治会の役員でもあります。あじさいの会は、認知症を家族に持つ方が集まる会で、毎月第3月曜日13:30から「交流会」を開催されています。

潮見高齢者生活支援センターの林さんと川西さんは、認知症の方が集まれる「つなぐカフェ」について紹介。地域の様々な方が集まれる場づくりを行っています。

さらには藤山会長から、actcoinを導入した浜芦屋町自治会のホームページについて、ご紹介いただきました!
「他の自治会でもHPを作ったほうが良い」という声が出ており、筆者もとても嬉しかったです!


歓談タイム

自己紹介が終わった後は、歓談タイム。地元同士ということもあり、久しぶりの再会や、はじめましての方も大盛り上がりでした!

盛り上がった時間はあっという間です。1時間半のイベントは、気づけば閉会の時間になりました。


会が終わった後は、スタッフメンバーで次回に向けた、相談を行いました。第2回は5/8(水)の開催です。より多くの方の参加を目指しています!

お近くの方は、ぜひ参加してみてくださいね。


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