熔ける 再び そして会社も失った (幻冬舎単行本)

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東大から刑務所にいった大王製紙の御曹司。

エリエールで有名な会社の大王製紙で社長としても活躍した。

カジノで億単位のお金を使ってすべてなくなった。
使った金は自社の関連会社複数から集めた金。
それを利用するまでカジノに使ってしまった。

やればやるほど中毒になるバカラにはまり。
数万円が数十万数百万、数千万の単位でもなんとも感じなくなっていくことがわかる。

だんだんと金額が多くなるので麻痺してしまう。

そして気づいたときには返せない金額。

ついには所有の株式で補填して変えそうとしても現金で貸したものは現金で返してもらうと
反逆にあってしまう。

佐光氏という人物がその首謀といわれている。

最初は著者も一目置いていたが、会社の後継になった佐光氏の全容をあきらかにしていく。

真実はどうかは、関係者のみが知るが、実際におきた話だけに、一般人には魅了される話も多々。

検察庁長官の賭け麻雀から、大王製紙の様子、カジノ博打の話、飲み屋、刑務所内の話などなど
本人が経験したことが赤裸々に記載がある1冊。


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