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【必見】サードポイントってどんなアクティビスト?(サードポイントvsソニー編)

お疲れ様です‼︎
本日は東京都心の気温が36度、、
死ぬほど暑いですね🥵
皆さんも体調に気をつけて夏を楽しんでくださいね☆

さてさて今回からサードポイントとソニーの駆け引きについてまとめたいと思います‼︎
まずはサードポイントってどんなアクティビスト?ということからまとめていきますので是非ご覧下さい‼︎

⭐️サードポイントってどんなアクティビスト?

●概要

米国を代表するアクティビストで、約150億ドルを運用しています。
ダニエル・セス・ローブ氏が1995年に設立したヘッジファンドです。

サード・ポイントは基本的にイベント・ドリブン型のヘッジファンドと考えられ、大きなリターンを生み出す企業のイベント・パターンを、財務面から見出そうとします。しかも、ボトムアップだけでなく、2008年以降は公共政策にも注目し、政策変更時の影響を予測しながら売りと買いのチャンスを見出す、といったトップダウンのアプローチも実行しているのです。

また、自分が投資している企業の幹部に向けて洞察に富んだ、あるいは辛辣な内容の手紙を送りつけ、場合によってはそれを公表することでも有名です。

主な指摘内容としては、経営の失敗による業績悪化を詳細に分析して具体的な改善策を提示することで、具体的にはマネジメントに対する能力や姿勢がふさわしくない経営トップの解任や交代であったり、主力事業とは関わりの薄い低収益事業や赤字事業の売却・スピンオフ(社外へ分離独立)などです。

ホームページは以下の通り↓

●創業者ダニエル・セス・ローブ氏って?

ダニエル・セス・ローブ氏は1983年にコロンビア大学を卒業した後、PE投資会社のウォーバーグ・ピンカスにてキャリアをスタートしました。その後ジェフリーズ、シティグループなどを渡り歩き、セルサイド/バイサイド両面の豊富な経験を積んだ後にサード・ポイントを設立しました。

●日本企業へのアクティビズム事例

①ソニー(6758)
映画などのエンターテインメント事業を分離して株式上場するように迫りました。その後、同社はソニー株を売却したものの、2019年6月に再びソニー株を15億ドル保有していると発表し、ソニーに対して上場子会社であるソニーフィナンシャルホールディングス、医療情報サービスのエムスリー、オリンパスなどの株式売却と、画像センサーなど半導体事業の分離・独立を求めました。

②ファナック(6954)
1兆円規模の手元資金を有効活用するためとして自社株買いを求める提案をしました。

③セブン&アイ・ホールディングス(3382)
イトーヨーカ堂やそうごう・西武を売却し、コンビニ事業へ注力をするよう提案をしておりました。

④その他保有銘柄
IHI(7013)
ソフトバンク(9434)

●海外企業へのアクティビズム

①インテル
2020年に米半導体大手インテルの主要株主となり、設計から製造まで統合的に手掛ける事業モデルの分離や、過去の買収で失敗した案件について売却の検討など、戦略の見直しをすべきであると提言しました。

②ロイヤル・ダッチ・シェル
2021年に英蘭系石油会社ロイヤル・ダッチ・シェルの株主となり、業績と企業価値の向上に向けて会社分割を要求しました。最近のカーボン・ニュートラル(脱炭素)化の流れからシェルに限らず、多くのエネルギー企業が再生可能エネルギー事業の拡大と化石燃料事業の縮小を求めました。

⭐️まとめ

今回はサードポイントについてまとめました‼︎
運用資産額が大きく、日本の大企業への経営変革を求める動きが多数ですね。
次回はソニーとの対決をまとめていきたいと思います‼︎

このnoteが良いなと思ってくれましたら、すき、コメント、フォローよろしくお願いいたします‼︎

それではまた次回でお会いしましょう!

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