皆さんお疲れ様です！
この土日も自己啓発とnote作成に勤しむActivist Timesです。

実は中の人はクラフトビールとシーシャが好きなので、この土日に気晴らしに飲み行きたい（吸い行きたい）と思いながらも、色々とやることがあり全く行けておりません、、
自宅にビールサーバーかシーシャでも買おうかなと検討中です（お高いので中々手が出せないです泣）。

という余談はさておき、NAVFが何故MBOを提案したのかについて本noteではまとめていきたいと思います。
直近NAVFが MBOしたサカイオーベックスとの比較や、NAVFが送付したレターから考察してみたいと思います。

⭐️考察

様々な観点から考察していこうと思います。

①サカイオーベックスとの比較

直近NAVFよりMBOの提案を受けていたサカイオーベックスと比較し、何か似ている点あるかどうか考察したいと思います。

・株主構成
上図がインテージ、下図がサカイオーベックスの株主構成。

各所有者区分別に見ると、概ね海外機関投資家の保有分は同程度で、国内機関投資家に関してはインテージのが多いようです。
サカイオーベックスのその他法人＋個人が約過半を占めておりますね。
サカイオーベックスはシティインデックスイレブンスが約9%保有しており、そのほか法人の保有が多いのですね。それを踏まえても、その他法人の保有は多いので、
安定株主はサカイオーベックスの方が多かったのかもしれません。

・大株主
上図がインテージ、下図がサカイオーベックスの大株主。

インテージとサカイオーベックスは、どちらもNAVFとフィディリティが大株主にいますね。
サカイオーベックスは、アクティビストのシティインデックスイレブンスが大株主一位の保有ですね。

・NAVFの保有状況
サカイオーベックスは、6.33%
インテージは10.08%
サカイオーベックスの方が保有割合が少ないですが、MBO成功したのですね。

・(補足)サカイオーベックスのMBOに関してNAVFからのコメント

以下直訳です。

「NAVFは2021年初頭までにサカイオーベックスの6%以上の株式を蓄積した。その後、ファンドは、同社の経営陣がMBOを実施することを奨励するキャンペーンを開始し、同社は市場によって著しく過小評価されていると主張した。6月、NAVFは志を同じくする投資家の支援を受けて、1株あたり2350円のMBOを提案した。この最初の提案は、最終的に3810円の当社独自の公開買付けにつながり、ファンドのポジションの102.5%の利益を結晶化させました。」

・総括
二つを比較してみると、機関投資家保有の状況や株主構成は似通った部分であるなと思いました。サカイオーベックスのMBOに応募してくれた投資家がいるというのもあったのかもしれません。また最後に補足としてつけましたが、市場によって過小評価されているという点を主張していますが過小評価というのはインテージにも感じている部分に思えます。

②これまでのレターからわかること

以下にNAVFのインテージに対する思いを箇条書きで列挙していこうと思います。

・インテージの成長戦略が間違っている
・M&Aの案件は良い案件も多いがバリエーションの観点で有効的とは思えない。（割高に購入している）
・MBOによる非公開化をすることで、NAVFやPEファンド、RSAM等と事業を進めることができるようになり、それが企業価値の向上に繋がると考える。
・業務のデジタル化の進展が遅く、一般に自動化が進んでいない。マクロミルのような効率的な業務運営が必要。
・従業員に対するインセンティブが少ない

まとめると全体的に企業経営をもっと効率化、行動化をしていくことでより企業価値が向上すると思うのでMBOすれば変革するということに終結するかなと思います。
個人的には同業のマクロミルがMBOで良い方向に進んだのでインテージにも同様の方向に進んでほしいと思っているのかもしれません。

⭐️まとめ

NAVFのインテージのに対するMBO提案に関して、考察をまとめました。
個人的にはサカイオーベックスのMBOが成功し、かつ同業のマクロミルがMBOで成功しており、インテージもMBO成功できるのではと思っていると思います。

ただサカイオーベックスと違ってインテージはかなりMBOを嫌がっているので正直MBOは成功しないだろうなと思っています。
おそらくNAVFもそろそろ切り替えるために本年総会でも株主提案を提出したのかなと思いました。

引き続きウォッチしていきますのでよろしくお願いいたします🤲

よかったらすき、フォロー、コメントお待ちしております‼︎
それではまた次のnoteでお会いしましょう！