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短編歴史ドラマ「淳和上皇」~早過ぎる交代劇~

ドラマで日本史清原大夢で公開している百花繚乱歴史伝「淳和上皇」~早過ぎる交代劇~の台本です!

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表向きには平和だったこの時代、でも裏側では激しい権力争いが行われていました。大きな反乱の後の方が面白い。それを証明するかのような早過ぎる交代劇


【登場人物紹介】
淳和天皇(じゅんなてんのう)  
第53代目の天皇。桓武天皇の息子

藤原緒嗣(ふじわらのおつぐ)  
藤原式家。左大臣として日本後紀の編纂事業などを担当していた

清原夏野(きよはらのなつの)  
舎人親王の子孫。淳和天皇の側近として活躍する人物

嵯峨上皇(さがじょうこう)  
823年に譲位して、上皇となった人物

文室秋津(ふんやのあきつ)  
文室綿麻呂の弟。泣き上戸だったと言われている

藤原愛発(ふじわらのあらち)  
藤原内麻呂の七男か八男と言われる人物

橘嘉智子(たちばなのかちこ)  
嵯峨天皇の皇后。正良親王の母親

藤原良房(ふじわらのよしふさ)  
藤原冬嗣の息子。人臣初の摂政を狙ってる

 

淳和「私は決めました。譲位して、正良親王に天皇を譲ります」

 

嵯峨「ちょうど、恒貞親王の事で、あやつに話がある」

 

良房「別にどうもしませんよ。流れに身を任せるだけです」

 

清原「既に手は打っております」

 

秋津「どうなっちまうんだろうなこの国は」

 

OP 百花繚乱歴史伝  ~早過ぎる交代劇~


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