見出し画像

入社して丸4年。転職してよかった。やっぱりSaaSが好き

早いもので本日2022年7月1日をもちまして、私がコドモン(正確にはその前身であるスパインラボ)に入社してから丸4年経ちました。

入社当時、こんなエントリー記事も書きましたが、毎年、初心に帰るためにこのタイミングで読み返しています。(ちなみに前職もSaaSでした)

▼入社する前に書いたエントリー記事

▼入社してからしばらくして書いたnote

あれから4年。どうなったか

おかげさまで入社当時はわずか14名の仲間と1,600施設のお客様でしたが、今や200名を超える仲間と11,000施設以上に使われるSaaSに成長し、学童や学校などにも広く普及するようになりました。外部調査においても3年連続日本でいちばん使われている保育ICTにもなることができました。

また、国や自治体からの補助金が追い風になったという特殊要因があったという背景もありますが、社会貢献だけでなく、それを持続するための安定的な事業運営を両立できています。

具体的には、コドモンは、これまで大きな調達せずにきちんと普及が進み、ARRは15億円超えずっと黒字が続いています。このおかげでただひたすらにじっくりお客様と事業に集中できている環境というのは、大変恵まれた環境だと思っています。

一方で子育て・保育領域においてもきちんと持続的なビジネスができることを証明し続けることで、多くの人に自分も携わってみようと思ってもらったり、社会から投資すべきと思ってもらえるようにするのも、リーディングカンパニーである我々の使命だと思っています。

「社会全体で子どもを支えていく未来を築くためにも、多くの企業が子どもや、子育てに取り組む家庭を支援し、さらにそういった企業に対して投資が集まるような気運の醸成が必要です」(小池)

【1万施設突破】“子育てネットワーク”の中核を担う急成長ベンチャーの戦略

もちろん仕事をしていく中で、今でも様々な問題は起きます。が、次々に新しい事業へチャレンジするフェーズにもなり、毎日ご褒美かと思うくらい、本質的で楽しくやりがいのある仕事をさせてもらっています。

改めて、CoDMONをご利用いただいている多くのお客様や保護者ユーザーのみなさま、パートナーを含めた頼れる仲間の皆さんに感謝です。

これからSaaS企業に行こうかなと思っている人へ

昨年まで、順調だったSaaS企業は、急速に株価が下がったなど、いま冬の時代に入ったとも言われています。

さまざまな方がそのような情報を発信しており、もしかしたら、それまで次は「SaaS企業に行こうかな」と思っていたのに躊躇する人もいるかもしれません。

ここ数年は、「PSR(※)」的な考えの下、ARR や売上のグロースがなによりも重要視される時代でした。

ちょっと乱暴な言い方をするならば「お金をいくら使おうが ARR が伸びれば OK。コスパを考えずに、使えるだけどんどん使おう!」という感じです。

(中略)
これからは、「PER」的な、より利益を重要視する戦い方が必要になりそうです。雑な言い方をすれば、「コスパの良いお金の使い方ができる会社が伸びる」です。

死なないために 宮田昇始のブログ

そんなSaaSに行くかどうか躊躇している方に、幸運にもSaaSのシェアトップ2社で急成長期間を体験できた私から、SaaSについてメッセージをお伝えするならば以下です。

いま「SaaS」ほど真っ当で楽しいビジネスは中々ない。
行くなら "普及が進んでいるサービス" の会社へ

※SaaSのシェアトップ企業2社経験した足立感覚です

やっぱり2社の経験を通じて感じることは、SaaSほど「お客様に喜ばれることなしに成長出来ない」という誤魔化しが利かず矛盾がないビジネスはないと思います。

と同時に、自分の関わりで「社会を良くしていく手応え」をこんなに肌身に感じられるビジネスも他には中々ないなと感じています。

SaaSにおいては「お客様に目を向けていない会社」「お客様から支持をされていないサービス」はわかりやすく伸びないので、

これからもし転職するなら、どんなに美辞麗句を並べられてもスルーしつつ、冷静に「現在進行形で普及がきちんと進んでいるサービスの会社か」を基準に選ぶと良いのではと思います。
(ちなみに4年前の自分は、数ヶ月の普及推移を比較、確認してからコドモンを選びました。その選び方をして今でも正解だったと思っています)

これって、実は「買い手側がSaaSを選ぶ時」にも大切な基準だったりします。ベンダーはどこもうちは使いやすいと謳いますが、本当に使いやすい、価値あるものであるなら普及しているからです。(経験した2社だけでなく、私が支援してきたSaaSもそうでした)

まだそんなに普及していない、普及が鈍化してるSaaSを選ぶこと自体は否定はしませんが、少なくとも、その選択をすることによって伴うリスクはきちんと把握した上で、選ぶべきだと思います。

お客さまに目を向け続けることを忘れないために、商談ブースにお客様の写真を貼っています

最後に、コドモンの仲間募集中です

ということで、私たちコドモンでは事業拡大に伴い「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でより良いものにする」ための仲間を募集しています。

繰り返しになりますが、いまコドモンは、新しいフェーズを迎え、さまざまな新規事業も立ち上がり、とても楽しいタイミングです。

作り手である開発や、お客さまと接するCSは自分が携わるサービスがいかに社会に普及し役立っているかを実感できます。

普及の担い手であるマーケティングやセールスであれば顧客からの嬉しい反応をたくさん見て、迷いなく自信を持って心からのご案内ができます。

コーポレートメンバーであればそんな強いチームづくり、成長企業を整える貴重な経験ができます。

正社員でなくとも、業務委託やパートナーとして関わっていただいているコドモンファミリーも沢山います。

まずはお気軽にカジュアルにお話しをしてみませんか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?