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5月に1人旅で小樽を訪れてみた話

こんにちは。
今回は、1人旅で北海道小樽市を訪れてみた話をしたいと思います。
仕事の合間を縫って、北海道旅行2泊3日に行ってきた時の回顧録です。
(2023年5月10日~13日にかけての旅行です。)
2泊3日のうち1日目~2日目について書きたいと思います。

3日目についてはこちらの記事でどうぞ。

2泊3日といっても3日連続で仕事を休める訳ではないので、1日目の午前中は仕事をしていて、午後から半日休暇をとって出発します。

飛行機にて北海道に向かいます。

新千歳空港には19:30ごろに到着しました。
空港から電車で札幌市街に向かいます。

今回泊まるホテルは「アンドルームス札幌すすきの」さんです。
ビジネスホテルですが、共用のサウナが設置されているのが特徴です。

今回の旅のテーマは「癒し」ですので、ぴったりなホテルです。値段もリーズナブルで良かったです。

ホテルには21時ごろに到着しました。
だいぶ遅くなってしまった…。

初日からジンギスカンを食べる予定だったのですが、夜が遅くなってしまったので、断念しました。

深夜でも空いているラーメンを食べることに方針転換です。

ホテルの近くで空いているラーメン屋さんを探してみるとありました。
「麺処 明かり屋」さん。北海道最初のご飯はこちらのお店で決定です。

深夜のラーメンって何でこんなに美味しいのでしょう。背徳感がすごいです。(美味しくて語彙力がゼロ)
すすきのの街中から少し外れているので、お客さんも多くなく、のんびりといただくことが出来ました。

ホテルに戻り、明日の予定を考えることに。
行ったことのない場所に行きたい。

ホテルは2泊とも「アンドルームス札幌すすきの」さんを予約しているので、札幌から日帰りで行ける場所を探しました。

札幌市の北側に小樽市と言う場所があるということを発見しました。

なんとなく直感で、小樽に行くことを決めて就寝しました。

2日目、朝は8時ごろには起きて、ホテルで朝食をいただきました。

トーストと北海道ミルクのセットです。
ペロリと平らげました。毎回言ってるけど、ホテルの朝食ってなんでこんなに美味しいのだろう。

食事を終えて、小樽に向けて出発です。
ホテルから札幌駅まで行き、札幌駅から電車で小樽駅までというルートで向かいます。

ホテルから札幌駅までは地下鉄で3駅くらいですぐに行けるのですが、特に急ぐ理由もないので、歩いて向かうことにしました。

道中、桜が咲いていました。GWも過ぎたこの時期に桜が咲いているんだと桜で北海道が北の大地であることを実感しました。(旅行日は2023年5月11日です)

特に地図も見ずに北へ向かって歩いていると、偶然、有名な建造物に出会いました。さっぽろテレビ塔です。

丁度、朝9時ピッタリを撮ることができました。
展望台はお金がかかるとのことで行きませんでしたが、いつかは訪れてみたいと思いました。

そんなこんなしていると、雨がパラついてきました。

ただ、札幌市街は地下が発展していますので、無問題です。
通勤ラッシュに混じりながらなんとか札幌駅に到着です。

札幌駅からは小樽駅まで快速エアポートという電車1本で行くことができます。

この電車は是非皆さまにも乗ってほしいです。
海岸沿いを走るこの電車は車窓から日本海の絶景を拝むことができます。

移動から楽しいなんて最高です。

札幌駅から約30分で小樽駅に到着しました。

小樽の最初の目的地は「小樽市総合博物館」にしました。
私は博物館学芸員資格を持っているほどの博物館好きなのですが、友人や家族との旅行では、まず候補として挙がらないのです。

今回は1人旅なので思う存分満喫したいと思います。

小樽駅から小樽市総合博物館までは路線バスで向かうことができるようです。(北海道中央バスHP参照)

中央バスバスルートマップより

なるほど、おたる水族館行きのバスに乗車をして途中で下車すれば良いということか。

簡単ですね。バスマニアの私は間違えるわけがありません。

ということでおたる水族館行きのバスに乗車をしました。

ここで問題発生。

小樽市総合博物館手前で、別の方角へ向かうではありませんか。

あっ。乗り間違えた…。

どうやら同じおたる水族館行きでも経由先が違う路線があるみたいです…。

北海道中央バスHPより

10番のバスの乗車する必要があったみたいですが、私は11.12.42.14のどれかに乗っていたみたいです。とほほ…。

バスマニアとして悔しい敗戦です。

ただバスのカラーリングは白と赤でかっこよかったので良しとします。

ということで、やって来ました「おたる水族館」

まぁ、博物館も水族館も似たようなものだろ。同じ学芸員資格が必要だし。

気付いたら入館していました。

エイさん
カワウソさん
チンアナゴさん

可愛いですねぇ。

1人なので自分のペースで見学できます。
1人水族館アリだな!

のんびり見学をしていると館内アナウンスが流れました。

「11時30分からイルカショーを開催します。是非、ショーエリアまでお越しください」

イルカショー!?これは行くしかありません。

平日の昼間ということもあり、観客席はまばら。観客は全部で20人くらいでしょうか。私は空いていた1番後ろ側の席を1人で座りました。

開園まで待っているとここでもプチハプニングが発生しました。

団体小学生の来場です。その数50人ほど。

さらにさらに団体幼稚園児が追加で参戦です。その数30人ほど。

団体で座れる席は~?と引率教員が探しています。

私と目が合いました。

空いている観客席は私の周りにたくさんあります。

はい。キッズたちに囲まれてイルカショーを見ることになりました。

キッズたちと見るイルカショー

キッズに混じる1人ぼっちの大人は、恥ずかしかったです。

四方八方キッズ…。

イルカショーは、物凄い迫力がありました。地方の水族館でこのレベルが見られるなんて鳥肌ものでした。しかも、追加料金不要です。最高でした。

その後、屋外のアシカさんやペンギンショーを見ました。
ペンギンたちは飼育員の指示をことごとく無視していて笑いました。

そんなこんなでおたる水族館を満喫しました。いい歳こいた社会人が1人でもとても楽しい施設でした。少し年季が入ってる感はありましたが、創意工夫で観客を楽しませようとする水族館の気持ちが感じられてとても良かったです。

帰りのバスの時刻まで少し時間があったので、徒歩で行くことのできる日和山灯台に向かいました。

起点の標識

道中、起点と書かれた道路標識を初めて見ました。この脇道から登っていきます。

日和山灯台は明治16年(1883年)に初点灯をした歴史のある灯台のようです。赤と白のコントラストがかっこいい灯台です。明治の小樽開拓が感じられる建造物でした。

灯台から見る景色

近くに鰊御殿があったのですが、そちらはバスの時刻から間に合わず。

周辺を少し散策してからバスに乗って、今度こそ「小樽市総合博物館」へ向かいます。

今回は無事に到着しました。時刻は14時ごろ。まだお昼ご飯を食べていないのですが、流石にランチタイムは終了してしまったみたいでどこもやっておりません。

博物館へ入る前に、マックスバリューでおにぎりとマックスバリュー内の「小樽なると」さんのザンギをいただきました。ザンギは大きくて食べ応えがありました。

おにぎりも北海道産のお米だったのでセーフです。これは北海道グルメです。

そして、今回の旅のメイン「小樽市総合博物館」へ入館します。

ここは、汽車が多く展示されているのが特徴です。
広い敷地内に置かれている貴重な汽車は迫力満点です。

館内の展示は、北海道開拓の鉄道の歴史のみならず、小樽市の歴史全般を取り扱っていました。北海道最大級の港湾都市を担った小樽の歴史に触れることができ、勉強になる博物館でした。

なぜか、館内にはプラネタリウムがあり、丁度公演時間が合ったので鑑賞することにしました。

ただ、平日の昼間ということもあり、お客さんは私と50代くらいのおじさんの2人でした。

プラネタリウムは女性ガイドがナレーターとなり、星々について説明してくれました。たった2人のために丁寧に説明してくれてありがとうございました。心地よい声が印象的な女性ガイドさんでした。

ちなみに、もう1人のおじさんが心地よすぎたのかイビキをかいて寝ていました。

イビキをかくおじさん、1人で鑑賞する私、2人のためだけに一生懸命説明をするガイドさん、3人のハーモニーが奏でる不思議な空間でした。

博物館を退館して、小樽市街地までのんびりと散策がてら歩きます。

途中、廃線跡を発見しました。当時のレールがそのまま残っていました。

この廃線跡が小樽市街地までずっと伸びています。有名な小樽運河と並走するようにずっと伸びているのです。

この線路は、戦前石炭を運ぶ炭鉱の町と小樽を繋いでいたようです。運河に鉄道。小樽が如何に発展していた街かが分かります。

散策を終えて札幌駅まで電車で戻ります。

札幌駅に17時ごろ戻ってきました。
夕ご飯にはまだお腹空いていないので、札幌市内を散策することに。

北海道大学が近くにありましたので、見学させてもらうことに。

クラーク像

ボーイズミーアンビシャスの人を発見しました。
クラークさんは半年くらいしか大学にいなかったみたいですね。

北海道大学は敷地が広くて歩き回っているうちにお腹が空いてきました。

1日目のリベンジでジンギスカンに挑戦します。「やまか」さんでいただきます!

分厚い肉
ビールがお供

癒し〜。

人気のお店だけあってめちゃ美味しかったです。店員さんもハキハキしてて好印象です。
1人でも入りやすいお店でまた行きたいと思いました。

大満足の小樽旅行でした。

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