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4月3日 水曜


朝からどんより曇り空。いつ降ってきてもおかしくない空気。朝飯は昨日と同じ甘くないグラノーラ。
早めにルーティンのゲームをプレイし、ちょい筋トレも早々に。朝の株価情報はまたも難調展開。年度はじめは重い相場になりやすいようだ。
9時15分に家を出て、途中コンビニのATMで金を引き出し急ぎ足で浦和駅へ。
まだ余っていた青春18きっぷの残りを使い潰す名目で有人改札を通り、京浜東北線で大宮へ。ここで一度改札を出て、前もって予約しモバイルSuicaに仕込んでおいたeチケット的なやつを使って新幹線改札を通過し18番ホームへ。すでに到着していたかがやき507号に飛び乗り、一路北陸路を目指す。北陸新幹線に乗るのは2月の方路で高崎へいって以来だが、金沢まで乗るのは去年11月以来で、もちろん地震発生後初。地震といえば台湾で起きた大地震はどうなっているのか。金沢で降りることなく、2週間前に延伸開通したばかりの敦賀まで乗る。
敦賀に到着したのは12時43分。大宮からほぼ3時間は確かに早い。実は東海道新幹線周りの方が敦賀へは速いのだが、のいり換えの面倒さを嫌う一般民にはこれでいいのだろう。金沢〜敦賀の車内はお世辞にも客がいっぱいとは言えなかったが、そのうち増えることを期待する。
到着した敦賀駅前はザーザー降り。やむをえず駅中のセブンイレブンで傘を買い、駅前一帯を軽く散策しながら飯屋探し。とはいえ、商店街は8割ほどがシャッター閉鎖状態という寂しい有様。新幹線効果はちゃんと効いてくれるのだろうか。道端のあっちこっちに、メーテルだの森雪だの鉄郎だの松本零士キャラの銅像が立っている。それは16年前に来た時にも見たのだが、なんで松本零士なのかは謎のまま。あとで調べる(今はいいや)。
そうこうして入ったのは魚介料理の店「あいろん侍」。小海老と小柱がどっさり載ったかき揚げ丼を注文。大変美味しいのだが、ボリュームがありすぎ。旅先で残すのはバツが悪いと全部食べてしまったがそのあとお茶すら飲めないパンパン状態。
なんとかお腹を落ち着かせて、2時過ぎに敦賀を出発。新快速(といっても乗る区間は各停だが)で近江塩津まで行き乗り換えて米原へ。近江塩津の木造駅舎、大正時代の建築だろうか。その辺の寺より立派だった。でも外は敦賀よりもっザーザー降りで散策もままならず、20分後にきた琵琶湖線周りの新快速に乗り米原へ移動。春休み中のはずだが野球部員とみられる高校生が多めに乗ってきた。長浜を過ぎた時にはラッシュアワー状態。
米原に到着し、大垣行きに乗り換えようとしたが、関ヶ原の手前で人身事故があったとかで30分間運転見合わせを喰らう。特に急ぐ理由もないのでのんびり構えるが、1本分運休になった皺寄せで車内はかなりいっぱい。やっと運転再開して大垣に着いたのは4時半過ぎ。スケジュール的には全く問題なかった。大垣からは新快速に乗り換えて、17時30分に名古屋に到着。
今日の旅程はここまで。地下鉄東山線で1駅先の伏見まで乗り、雨の広小路をぶらぶら歩く。この一帯は29年前の名古屋赴任当時、よく歩き回ったものだが、ほとんど記憶からかき消されている。しかも多くの建物が建て替えておりほとんどウラシマ状態。仕事場だった名古屋証券取引所もその隣の丸栄もすでに存在せず。それでも、その向かいの癖つよ珈琲店は健在で驚かされる。その隣のちゃんぽん屋も元気に営業しており、夕飯はここに決める。その前に、良さげな安飲み屋を見つけ特攻。愛想のいいマスターのおかげで充実した飲みタイムになった。大当たりだ。
腹を十分満たし、栄東のアパホテルにチェックイン。アプリでようやくしたサービスだと、ZIMAをもらえた。これを寝酒がわりに今日は就寝する。

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