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スイス[54]スパイがいっぱい(ベルン)

202311291455  スイス[54] スパイがいっぱい(ベルン)

 以前,スイス人のSさんとスイス中部の都市ベルンへ弾丸ツアーに行ったことがあります。正味4時間くらいのベルン滞在でその内2時間は知人宅で夕食会でしたから実質的には2時間もベルン市内を散策出来ませんでした。
 特に残念だったのはベルン市内(旧市街)にあるアインシュタインハウス(記念館)で,そこに立ち寄ったものの着いた時には既に閉館時間になっていて全然館内を見学出来なかったことです。これはまた次回に,と思います。

 話が前後しましたがベルン(Bern)はスイス(連邦)の首都で連邦政府や連邦議会などの建物があります。その議会議事堂の建物近くをSさんと一緒に歩いていた時にSさんがこんなことを言いました。
「ここベルンには外国のスパイが沢山いるぞ」

 国際交渉の舞台というと私などはどうしてもスイスでもジュネーブを思い浮かべます。実際,ジュネーブには国連はじめ様々な国際機関がありますし,日本政府も代表部を置いています。
 しかし考えてみればベルンはスイスの首都ですから諸外国の大使館はジュネーブではなくベルンにある訳です。ですので大使館が集まっているベルンを中心に,外交官の身分を隠れ蓑にしている(?)スパイ達がうようよいて活躍しているのかも知れません。
 今は引退(退職)しているのですが実はSさんは以前は連邦政府の政府職員(国家公務員)でした。あまり個人的はことは聞いていないのですが仕事柄外交のことにも関わっていてそれで知っていたのでしょうか。それとも中立国スイスはスパイが暗躍する舞台であることは自明でみんな知っていることなのでしょうか。

#わたしの旅行記

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