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#7 大塚で ㋜青年団と仕事の話

最後のバブル世代ニコラスと、今を生きる若者達が考える仕事観とは?

Additional time blues (podcast📻)
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移民の街、大塚で集合

2023年師走、僕が最近とても気になってるミドサー3人と飲むことになりました。のむさん、ジュニアくん、キャメルさん。とてもアグレッシブで好感が持てる若者たちです。
飲み会の会場として選んだのは豊島区のディープスポット大塚。
ここは移民の街としても知られており、各国のレストランが軒を連ねています。
大塚を選んだ理由は、三人の経歴に関係しています。
のむさんはコロナ自粛期間中、会社に黙ってタイに住みリモートワークをしていた強者、ジュニアくんは国際物流に関係した仕事に従事しており、キャメルさんはミャンマーに3年間住み現地で仕事をしていた経験があります。
こんなメンバーと飲むとなったら、それはもう大塚でしょ。

北大塚の「のれん街」
とってもディープな雰囲気です

日本人のパスポート所有率は約20%!?

今回一緒に飲んでいる彼らは、海外一人旅を趣味にしているメンバーです。彼らとは旅仲間を介して知り合いました。
旅好き同士で話をしていると、ほとんどの日本人は海外旅行が好きだと勘違いしてしまうのですが、実は日本人のパスポート所有率は約20%程度。
のむさんの部下(新卒入社1年目)にもパスポートを持っていない人がいると聞いて驚くばかりです。
日本のパスポートは180国以上にビザ無しで渡航できる世界でも有数なパワーを持つ旅券だし、昔と違いLCCも沢山飛んでいます。この恵まれた状況を使わない手はない!と思うのは私だけでしょうか。
特に、日本の若者たちにはもっと海外に目を向け、若いうちに世界に触れてほしいと願わずにはいられません。

仕事の話をしよう!

今回集まった本来の趣旨はキャリアについて話すことでした。まだバブルの香りがうっすら残っていた90年代前半に就職した僕と、不景気の最中に就職した彼らでは、仕事観にどのような違いがあるのか聴きたかったからです。
既に就職してそれぞれのキャリアを築いている4人ですが、どのような経緯でここまで来たのか話し合いました。

転職のキッカケは人によって様々

僕は新卒で社員数1万5千人という大所帯の会社に就職しました。業績は安定していたし、待遇に不満もない安定したサラリーマン生活を送っていました。
しかし、勤続10年を過ぎたあたりからそこはかとない不安に駆られるようになりました。何故なら、同期は750人いたため出世レースに勝ち残るには至難の業だったからです。
一方で、このまま働き続ければ子会社に天下って部長クラスに収まることは出来きるかもしれない。それまで会社しがみつこうか・・・その考えの狭間で気持ちが揺れ動くようになりました。
でも、それって生きた意味があるのか?考えた末、転職することにしました。34歳でした。
ジュニアくんは今、僕が最初に転職した年齢と同じ34歳。
彼の考えには一目置くところがありました。自分の時間を作れる職場に転職したい。そして出来た時間を使って自己研鑽として英語を学びたいと。
最近結婚した彼は、自分の子に教育として語学を残したい。そのためには先ず自分が頑張らなければいけないという考えから英語を勉強中です。
彼は言います「英語が堪能になればGG(外人ギャル)との出会いも広がりますしね」 
多少クズな動機も交じっていますが、全体的には素晴らしいと思いました。

シーバスハイボールからのミャンマーの話へ

メニューにシーバスのミズナラがある!飲もう!と盛り上がっていると、キャメルさんが「ミャンマーにこのお酒入ってきてるかな・・・」とつぶやくように言いました。
彼は旧帝大を卒業し宮城で働いていたのですが、女子に振られたことをきっかけに、本来自分がしたかった「海外に住んでみたい」という夢を叶えるべくAgentに相談しました。
いろいろ考えた末、結局そのAgentのミャンマー支店で働くことになりました。決め手になったのは、英語もそこまで出来ないし、これまでの職歴からヨーロッパ諸国にはワーキングVISAがおりないだろうと考え、アジア(ミャンマー)を選んだそうです。
滞在中、ミャンマー軍のクーデターが発生し、志半ばの3年で帰国しましたが、滞在中にミャンマー人の彼女ができる等、彼の人生にとってかけがえのない経験になったと思います。
僕は、キャメルさんがミャンマーで働いているときに彼とタイで会いました。目に輝きがあって、充実した日々を送っていることがその表情からも伝わってきました。仕事は人を輝かせるものなんだと思いました。

大塚のミャンマーレストランで
何を食べても辛かった💦

ミャンマーの観光は命がけ!?

キャメルさんのミャンマーでの経験を聞いているうちに、ジュニアくんのミャンマーの観光の話になりました。
荷台を改造して椅子を設けたトラックに30人近くの人を乗せ、崖っぷちの峠道を爆速で走っていく話は、スリルを感じると同時に笑いが止まりませんでした。
「日本の安全基準を軽く超えてくる」
そんなジュニアくんの思い出話で宴は最高潮に達しました。

インターナショナルシティー大塚

今度はバンコクで集合しようね!

このメンバーで飲むのは、大塚もいいけど海外の場末の飲み屋で会った方がもっと楽しいと感じました。皆も同様に思ったようで「次はバンコク集合しようね」そう言い合って1次会を終えました。
(この後、ミャンマーレストラン、台湾スナック、ベトナムガールズバーへと深夜まで盛り上がるのでした)

Additional time blues(Podcast番組📻)
Starring:
のむさん、ジュニアくん、キャメルさん、ニコラス
2023.12.02収録@大塚

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