『奇縁七景』
乾ルカさんの作品。以下の話が収録されている。
虫が好かない、目に入れても、報いの一矢、夜の鶴、只よりも高いもの、黒い瞳の内、岡目八目
最初の3編は後味が悪かったが、後の4編の読後感はとても良かった。
「虫が好かない」を読んで、小学生がこの出来事を経験したら一生トラウマになるだろうと感じた。自分が食べる料理にすべて虫が入っていたら、もう食事が嫌になると思う。
「黒い瞳の内」が一番好きな話である。瞳に写っている人は一体誰なのだろうと思っていたが、真相を聞いて心が温かくなった。
「岡目八目」で前の話に出てきた登場人物が再登場していた。
印象に残っている文
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