佐平荘具
小説を読んだ感想と印象に残った文章を載せています。
映画を観た感想を述べています。
東野圭吾さんの作品の感想と、印象に残っている文について述べています。
原田マハさんの作品の感想と、印象に残っている文について述べています。
瀬尾まいこさんの作品の感想と、印象に残っている文について述べています。
原宏一さんの作品。ヤッさんシリーズの5作目。 ヤッさんが東京からいなくなってしまい、タカオやミサキ、マリエは不思議に思う。 どうやら深刻な事情があるようで…。 加寿子ママがマリエに対して掛けた言葉が、とても印象に残っている。 マリエが決めたお店の三つの約束が、良いと感じた。 大人数で予約して当日キャンセルとなったら、店側はとても大変だということを知った。絶対にやらない。 タカオがヤッさんのように叱る場面が良かった。 印象に残っている文
1993年公開の映画。 ロビン・ウィリアムズやピアース・ブロスナンらが出演している。 ロビン・ウィリアムズの声帯模写の技術がすごいと思った。 ダニエルがミランダに電話をするシーンが、印象に残っている。特に「ワタシハ仕事デス」というキャラクターが、面白かった。 メレンゲパックで慌てて誤魔化す場面は笑った。
樋口有介さんの作品。樋口さんの作品は初めて読む。 槇塾のアルバイト講師である松永が、何者かに殺されてしまう。槇塾に通う加奈子と柚子は事件を解決しようと試みる。 小学生にしては達観している加奈子の心理描写が、とても面白かった。 柚子ちゃんはとても自由奔放で、面白いと感じた。クスクスのサラダやモロッコ春巻きなどを作っていて、すごいと思った。 加奈子は翔児くんと上手くいってほしいと感じた。 印象に残っている文
1960年公開の映画。オードリー・ヘプバーンとバート・ランカスターらが出演している。 テキサスに住むザカリー家の養女レイチェルにはインディアンの血が流れていると噂され、そこからザカリー家は苦境に陥る。 ベンがレイチェルのことを大切に思っていることがよくわかった。 馬で女性を買おうとする場面が衝撃だった。 ママが亡くなってしまったのが残念だったが、キャッシュが戻ってきてくれたのが嬉しかった。
久間十義さんの作品。久間さんの作品は初めて読む。 北海道にある富産別市にあるバトラー記念病院に転任した医者の健太朗の物語である。 入れ替わりが激しくなると、看護師や他のスタッフの勤労意欲が下がるというのが難しい問題だと感じた。 健太朗とまゆみは、夏の終わりのような別れ方をしたと感じた。 印象に残っている文
石持浅海さんの作品。 大学のテニスサークルの部員が起こした心中事件。それ以後、サークルのメンバーと被害者の女性は遠ざかってしまった。しかし、テニスサークルの部員同士の結婚により、被害者の女性がサプライズで登場する。 冒頭の回想がとても後味の悪い結末だった。 ひろみの話した院生と助教の関係についての推理が、とても興味深かった。 ひろみの真実については、さすがにわからなかった。 何かあった時には、鎮憎師さんに相談したいと感じた。 印象に残っている文
門井慶喜さんの作品。 英語教師をクビになった宣教師のメレルが、建築で活躍していく物語。 メレルの家でゲームをするのがとても楽しそうだと感じた。 外国人が日本で現場監督をするというのが大変そうだが、メレルは未経験にも関わらず見事な仕事ぶりだと思った。 メレルと広岡浅子に繋がりがあったとは、知らなかった。 昭和天皇とメレルか対面した場面がとても印象に残っている。 印象に残っている文
芦沢央さんの作品。 「染み」「お祓いを頼む女」「妄言」「助けてって言ったのに」「誰かの怪異」の5つの話が収録されている。 「お祓いを頼む女」では、女の言うことを全然信じていなかった。「妄言」では、崇史さんが懲役四年六ヶ月になってしまい、可哀想だと感じた。 最後の章が怒涛の展開だった。この本は夜に読まない方が良いと感じた。 印象に残っている文
早見和真さんの作品。 あの山本猛店長が宮崎から帰ってきた! 京子の好きな「鰆のたたき」を食べてみたくなった。 店長が京子の父親のお店のメニューについて、アドバイスしているのが面白いと思った。 アルバイトの山本さんの採用面接の話が良かった。 石野さんがコロナ禍に求められる本の役割を語る場面は、作者から読者へのメッセージと感じた。 印象に残っている文
1987年公開の映画。 マイケル・J・フォックスが出演している。 おじの会社の配送係として雇われたブラントリーの物語。 ニューヨークに来て早速会社が倒産したのが面白かった。 車の運転席と後部座席とのドアを開け閉めするシーンが面白かった。 スーツを着て同僚と挨拶を交わすシーンが良かった。 エレベーターを止めてスーツに着替えるシーンが面白かった。
畑野智美さんの作品。畑野さんの作品は初めて読む。 乗っていた電車が運転見合わせになってしまった6人の男女の物語。 町田と上原さんの今後がとても気になった。生田くんとは友達になりたいと感じた。 海にいると悩みがあると思われるのが、とてと面白いと感じた。 高畑くんと不動さんという名前は高幡不動駅とかけているのかなと感じた。 駅員の東川さんの話が一番良かった。 印象に残っている文
垣谷美雨さんの作品。 義父に騙されて代理出産をした女子高生のユキが、代理母を斡旋するビジネスを立ち上げる物語。 ミチオとユキの名前がカタカナであることは、あまり他の人から大事に思われていないことを象徴しているのではないかと感じた。 と思ったら、その後なぜカタカナなのか理由が書かれていた。 下層階の空いているマンションというのが、とても興味深いと感じた。 独身女性が代理母を頼む理由について、納得した。 印象に残っている文
石持浅海さんの作品。 恩師の益子を殺された楡井は、実行犯の江藤を殺す。楡井は江藤の殺害を報告しようと、かつての友人である設楽の家を訪れる。 読んでいて、ずっと引っかかることか多いと感じていた。 設楽が実は死んでいるという説を途中まで考えていた。 本当に最後の10ページまで結末が明らかにならないので、とても面白かった。 印象に残っている文
秋山浩司さんの作品。秋山さんの作品は初めて読む。 大阪大学の二回生の山月は、物部と花子さんと共に学生会の抗争に巻き込まれていく。 大阪大学を舞台とした話だとは思わなかった。 マキマキのイベントにウォーリーのような格好で参加する山月が、とても面白かった。 物部がMFLというサークルを立ち上げた理由が、とても意外だった。物部にとって、良い結果になったと思う。 印象に残っている文
芦沢央さんの作品。 終活の一つとして、遺影の撮影を行っている写真館がある。 黒子ハナは、生前に祖母がその写真館を利用していて、祖母が残した謎を探るために写真館を訪れる。 それぞれのお話も撮影者の意図がこめられていて、とてもよかった。 確かにちょうどいい遺影というのは、なかなか存在しないと思う。 終活という言葉が世間に定着した中で、よい取り組みだと感じた。 4話は、依頼人の同伴者が浮気相手と思ったら、とても意外な結末だった。 印象に残っている文
青木祐子さんの作品。青木さんの作品を読むのは初めてである。 『クッキー&クリーム』に所属しているフリーランスの七実は、レンタルフレンドとしてさまざまな事情を抱えた依頼人から依頼を受ける。 友達としてとレンタルフレンドとしての振る舞いが異なるため、頭が良くて臨機応変に対応する力がないと難しそうだと感じた。 依頼人の野枝の話が一番印象に残っている。レンタルフレンドを使わなくても良くなるといいなと感じた。 塔子と綾音の2人は可哀想だと感じた。 印象に残っている文