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すごいアドリブ力!296「”自分である”アドリブ力」

こんにちは、くらです。

アドリブ力とは、「咄嗟の判断・対応によって、自分を含め周りの人たちも幸せにする力」と定義します。

どんな人も、人生の中で培った、自分独自の力があります。
その力を周りの人とちょっとずつでも共有できれば、あなたの周りはどんどん明るくなり、お互いの力で更に明るく、そして楽しく場を育てていくことができます。
あなたの力に気づいていただくヒントとなるようなお話を紹介していきたいと思います。

あなたも私も、お互いにアドリブ力を磨いて、お互いの生きる場をどんどん明るく照らしていければと思います。

クイズ

安岡正篤氏の言葉。

「人間の真価を直接に表すものは、その人の所持するものではなく、その人の為すことでもなく、唯その人が○○所のものである。」

○に入る言葉はなんでしょうか?

[こたえ]有る
(『百朝集』安岡正篤(到知出版社)より引用 P84 )

まえがき

「To have or to be」。
社会心理学者エーリッヒ・フロムの言葉です。
古今、偉大な方々が同じことを説いている。
何を持っているか、が大事なのではなく、どうあるか、が大事である。

人間の真価

『人間の真価を直接に表すものは、その人の所持するものではなく、その人の為すことでもなく、唯その人が有る所のものである。
偉大な人物とは、真実な人のことである。自然がその人の中にその志を成し遂げた人のことである。
彼らは異常ではない。
唯真実の階梯を踏んでいる。
(瑞西)「アミエルの日記」』
(前著より引用 P84 )

あとがき

地位、身分、学歴、才能、など、全てその人が持っているものを取り除いたら、一体何が残るのだろうか。

我々は生まれてすぐに、親の庇護を受け、その生き方や考え方に影響を受けて育つ。

さらに、出会った人や環境に、自分では気付かないうちに感化されていく。

それを媒介するのは言葉である。

一人でゼロから言葉を創っていく人はいない。

と言う事は、考え方、価値観を自分の出会う言葉から学んでいく。

その言葉も、受け取るときの状況や環境によって違ってくる。

それを踏まえて、では、この自分は”自分である”ことを受け入れていくにはどうしたらいいか。

一つの方法は、自分の考えや思いや言葉が、なぜ生まれてくるのかを、その都度考えていくことだ。

本当にそれは自分の思いなのか、自分の望みなのか、自分のやりたいことなのか、など、自分に問うことだ。

これは結構大変なことではあるが、年を取っても成長し続けられる、誰でもできる方法である。

今日の一言

「今日の一言:”自分である”アドリブ力は、自分に問い続けることで磨かれる」

今日の「みんなのフォトギャラリー」

いつも「みんなのフォトギャラリー」からすてきな画像を拝借しております。今回は、みずたまさんの画像です。ありがとうございます。


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