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エモい要素が多い、フェルスタッペンのタイトルとその価値について改めて認識。

日本グランプリまで残り1週間をきりました!!

鈴鹿でタイトルが決まるのでは!?という胸の高まりが抑えられない今日この頃です。

ホンダが2021年のタイトル凱旋、母国優勝への期待、日本人ドライバー角田の活躍・・・・などなど様々な期待が膨らみます。

今回は、タイトル凱旋となるフェルスタッペンが獲得した2021年のタイトルがどれだけ貴重なのかについて考えてみました。

結論としては、

  • 非常に価値の高いタイトル

  • 日本人にはエモいフェルスタッペンのタイトル

上記2点が大きいと改めて感じました。

非常に価値の高いタイトル

 2021年のタイトル争いが最終戦のファイナルラップで決着するドラマチックな展開でしたが、それ同等に非常に価値の高いタイトルだと感じました。

  1. 現行レギュレーションでのハミルトン撃破
    ・ハミルトンを誰も止められない、メルセデスの一強の時代に撃破。
    ・V6ターボ下ではメルセデスのマシンがPUとシャシーが最適化されていて誰も追いつけない。
     唯一2019年にフェラーリPUが違法(?)で上回ったのみ
    ・ホンダは2022年導入予定だったPUを前倒しで導入。
    ・低速サーキットではレッドブル、高速サーキットではメルセデス有利。
    ・戦略面でも拮抗しお互いにミスを侵さない状況。

  2. 評価の下がらないタイトル
    ・メルセデス優位な現行レギュレーションでのタイトル。
    ・このため、2022年フェルスタッペンがタイトル争いを独走していてもタイトルの評価は下がらない。
    ・2021年に最強ハミルトン+メルセデスを倒したからこそ、
    →「今年のフェルスタッペンはマシンに恵まれただけだね」などの評価は生まれない。
    ・仮に、2021年タイトルをハミルトンが獲得していれば
     →「結果的にマシンがタイトルを決める」などの評価がメインになっただろう。(これはF1全体にとっても良くない)

このように、フェルスタッペンのタイトルの価値は非常に高いものがあります🙌🏻✨

日本人にはエモい、フェルスタッペンのタイトル

エモい要素を並べてみました。

  1. 苦労のあった第4期ホンダF1
    ・2014年エンジン・レギュレーション変更のタイミングでF1に復帰。
    ・2014年〜2017年は黄金期を築いたマクラーレンとのタッグだったが、PUもマシンもイマイチでリタイアが続出。
    ・マクラーレン黄金期を夢見たファンは面食らった。
    ・アロンソにGP2エンジン!と日本GPで叫んだシーンが印象的。
    ・2018年からトロ・ロッソとタッグ→2019年にレッドブルと参戦。優勝争いに復帰し、タイトルを獲得。
    ・苦しい時期を乗り越えたからこその最高のタイトル。

  2. ホンダの30年ぶりのタイトル
    ・1991年のセナ以来のホンダのタイトル獲得。
    ・2000年代の第3期ホンダ、トヨタワークス参戦でもなし得なかった。
    ・セナ以来のタイトルであることから、感傷に浸ったもおられるでしょう。
    ・ホンダのDNA、セナのDNAはフェルスタッペンが引き継いだ。

  3. シューマッハの記録更新を阻止
    ・昨年、ハミルトンが大手をかけた7度のタイトルは、ミハエル・シューマッハとタイ記録。
    ・91回の勝利数は、ハミルトンに上回られている。
    ・シューマッハの7回タイトル防衛戦。
    ・日本にはシューマッハファンが多いため、そのシューマッハの偉大な記録「7回タイトル」を防衛したことがエモーショナル。
    ・ハミルトンは非常に速く、優れたドライバーと思いますが、シューマッハの記録を更新されなかったことで安堵した方といたと思います。

日本でも人気の高かったフェラーリ・シューマッハ

まとめ

 長々と書きましたが、キーワードは、
 ・ファイナルラップ
 ・ホンダ
 ・セナ
 ・シューマッハ
 これらのキーワードを踏まえると、フェルスタッペンのタイトルが多くの日本人に前向きに受け入れた理由だと思います。

いざ、ホンダの凱旋!日本グランプリを楽しみましょう!!😎




photo by unsplash

UnsplashAdrian Hernandezが撮影した写真

UnsplashPatrick Robert Doyleが撮影した写真

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