今しか言えない 村上春樹論 ~ノーベル文学賞14回目の選外によせて~
こんにちは。文学部出身のRYUです。皆さんご承知のとおり、世界的な人気作家である村上春樹氏が、14回目のノミネートとなる今年もノーベル文学賞を逃しました。きっとSNS上の「村上談義」も賑わっていると思うのですが、何を隠そう、私も1990年代からほぼ全作品を読んでいる身。名古屋を舞台にした作品「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」もあることだし、今回だけ「村上談義」に参加してみたいと思います。
ちなみに私は、村上作品を全面的に支持する、いわゆる「ハルキスト」ではありません