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イライラの本当の原因


 
いつも
イライラを
抱えている女性がいました。
 
 
仕事はできるし
人当りもいいのに
 
 
内心では、
周りが鬱陶しくて
仕方がなかったのです。
 
 
それは
自分の仕事の一つひとつを
 
チェックされているように
思えたからで
 
 
周りに見せる笑顔とは裏腹に
 
人知れず
イライラを感じていたのです。
 


 
 
奈良県で
オンライン・カウンセリングをする
心理セラピストのADOです。
 
 
 

実は
彼女のイライラの本当の原因は
仕事ではありませんでした。
 
 
誰も監視などしていないからです。
 
 
では、なぜそう思えたのか。 
 
 
その理由は
 
母親との関係にありました。
 


 
 
彼女は、
過干渉な母親に育てられ、
 
それが今も影響していたのです。
 
 
 
幼い頃から、ずっと
 
おけいこ選びから
服装や髪型、付き合う友達に至るまで
 
母親が決めたことに従うように
言われて育ちました。
 
 
 
窮屈さのあまり
反抗すれば
 
 
逆ギレされて
酷い言葉を浴びせられます。
 
 
そうなるのが苦痛で
 
就職が決まり
家を出るまで
抵抗を諦めたのです。
 
 

 
その母親の残像が
今も彼女の中にあるから
 
 

関係のない人までが
干渉してくると思えたのです。
 
 
 
イライラするのは
 

過去の体験が怒りとして残り
 

核となって
過剰に反応したからです。
 
 

 
 
理由のわからない
イライラを感じる時は
 
 
核となる原因が必ずあります。
 
 



彼女の場合は 
 
母親に対する怒りでした。
 

 
母親を恨むなんていけない
そう思うかもしれませんが、
 
 

ここは、
良い悪いを判断するより
 
原因を知ることの方が大切です。
 
 

そして
イライラが出てきたら
 
 
また、
古い怒りがでてきたと理解し
 
 
これは過去の記憶で
もう済んだことだと
 

自分に言い聞かせ
 

過剰な反応を止めるのです。
 
 
 

原因に気づき
反応を抑えることで
 
 
怒りが
だんだん手放せるようになりますから。
 
 

 
それと
 
今でも
不快な気分になるのなら
 
 

いったん
母親との距離を置くことが必要です。
 

 
少なくとも
 
過去のイヤな記憶と
 
現在の相手とを
重ね合わせなくなるまで。

 
 

 
悩みは長引かせると
だんだん解決が困難になるので
 
早めに手を打つことが大切なのです。
 
 

 
こちらのイライラが収まったら
 
母親との関係も修復できると
信じましょう。
 
 
 
焦らず
ゆったり構えていれば
 
 
その日は
案外早くやってくるはずです。
 

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