兄が弟を育ててくれる

次男がそろそろ1歳なのですが、8ヶ月からのつかまり立ちを経て、とうとう、一歩、二歩と歩くようになってきました。

長男が一歩二歩と歩いた時は、歩くというのが感動的で「すごいねー」と思っていたのですが、次男となるとその感動もまた違う感覚です。というのは、歩くとなると、とたんに部屋の構成を変える必要がある等、親の手間が増えるからです(素直に、子どもの成長を喜んでやりたい気持ちはあるのですが・・・)。

そんな不精なパパを尻目に、長男(4歳)は楽しそうです。

長男:「今日ねー、次男が歩いたんだよー」
   「こうやってね、一歩、二歩ってあるいたんだよー」

そう話している長男の顔は心底楽しそうです。パパの目の前で、どのようにどこで歩いたのかを再現してくれます(実演が入るので、ママの説明より分かりやすいです)。

そんな無邪気な長男を見ていると、本当に申し訳ない父親のような気がしていますが(パパは、次男が歩ける事は嬉しいんです。その後の処理が気が思いだけで・・・)、心優しい長男のおかげで、それも「まあ、いいかな」と思っています。

結局、不精なパパの分まで、できた長男が次男の面倒を見てくれる訳で、長男が主体的に3歳年下の次男の成長を心の底から喜んでいるようです。なによりも主体的に弟の世話をして、楽しそうにしていることがパパとしては嬉しい。「よくぞここまで育ってくれた」と思います。

長男は、(時々、親の目を隠れて弟を蹴ったり、叩いたりしていることもあるのですが)概して「優しいな」と思います。親がだらしない分、子はしっかりするのかもしれません。

「親はなくとも子は育つ」と言いますが、長男に助けられる子育ても良いかなと思っております。私は、長男の良い面に注目して、ちゃんと感謝の気持ちを長男に伝えようと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?