六ヶ月男児へのアドラー心理学

さて、私のアドラー心理学を赤ん坊に適応する実験は続きます。

次男がだいたい6ヶ月になりました。かなり顔の表情もできてきて、良く笑いかけてくれます。また寝返りもできるようになり、動きも激しくなりました。今までおとなしかった主張も、「だっこしろ」「遊べ」といろいろ出てくるようになり、泣き声も大きくなってきました。意思疎通の方法を学んできたとも言えるでしょう。

5ヶ月目にはなかなか難しいなと思っていたのですが、最近は、アドラー心理学的な対処が使えてきているような気がします。アドラー心理学上は、赤ん坊が泣くのは、目的があるからです。目的が達成されれば泣き止むというやつです。

次男はうちの二人目の子供なので、要求は一人目の時より分かります。このころの子供が泣くのは、大抵は、「おなかが空いた」「おむつが汚れている」「眠い」のどれかだと思います。あとは、「遊んでくれ」というやつです。

長男がママとお風呂に入っている時に、私パパと次男は一緒になります。大抵の場合は、私はお酒を飲みながらご飯を食べております。次男は見えるところで寝かすか、バウンサーの上に乗せられています。次男は、退屈だと泣くなどをして、我々親の関心をとり、一緒に遊ばせるなど、要求を通します。

さて、ここから難しいところです。父としては、泣いてほしくない。次男が泣くとうるさいからです(半年もたつと泣く声が大きくなります)。食事は落ち着いて食べたい訳で、次男には静かに一人で遊ぶなり、寝ているなりして欲しい訳です。

私は避けるようにしているのは、「次男が泣くまで放っておいて、泣いたら子供の要求を通してやる」ということです。これをすると、子供は要求を通すために泣くようになります。だっこしてほしい時に泣くことになります。

最近は、次男が笑った時に、次男がやって欲しそうなことをすることにしています。また、ニコニコしている時に、食事中にも目を合わせ、話しかけるようにしています。「おむつを替えてほしい」はすぐに替えてやるべきなので、泣いてもらい、食事を中断してでも替えてやることにしています。但し、大声で泣く前に、小さな声でもチェックして替えてやるようにしています。「眠い」はどうやっても無駄なので、放っておきます(但し、だっこするなら早めに介入して大声で泣く前に、だっこするようにしています)。「おっぱい」は私はでないので、適当に「ママが早く来ると良いね」と関心は示しておきつつ、スルーしています(これは、どうしようもないです)。

とやっていると、心なしか、二人でいる時に、だっこしておらずとも泣くことは少なくなっている気がします。私の食事中は次男に膝に乗られるとはかどりませんので、避けたいと思っています。そのかわり、私の顔を見て、ニコニコしている時は、だっこして欲しそうであれば、だっこしてやるようにしています。すると、ニコニコがだっこにつながるので、泣くのではなく笑うようになってきた気がします(私の気のせいかもしれませんが)。

親にしてみれば、泣かれるより、笑っていてくれた方が気分が良い訳で、まったく、6ヶ月男児というものは、親を映す鏡でしかないとつくづく思う次第であります。

<追記>
その後、週末に次男の面倒をみてみたところ、夕方泣きという現象があることをママから教えてもらいました。黄昏時に泣かれるのは、どうしようも対処がありません・・・

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