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実際どうなの?オンライン救命講習

目次

  1. コロナ禍で加速したオンライン救命講習

  2. 実際に受けてみた!

  3. オンライン講習の今後

コロナ禍で加速したオンライン救命講習

コロナ禍では外出自粛やリモートワークの加速により、いろいろなものがオンライン化していきました。救命講習も例外ではありません。
救命講習会を開催する各団体や消防組織でも講習をオンラインで実施する体制を整え、動画コンテンツの配信も加速していきました。

実際に受けてみた!

コロナ以前は救命講習は対面で行うことが当然でしたよね。
講師の話を聞きながら実際に体を動かす。
練習用の人形を使って胸骨圧迫をしたり、AEDの操作を練習するのもその時くらいでしたが、オンラインでどんなプログラムが提供されているのか実際に受けてみました。

オンライン講習を受ける際に送付されてきたキット

開催日程を確認して事前申し込みをして、受講料を振り込む(無料で受けられる講習もあります)と講習で使用するキットが送付されてきました。
参加用のURLも開催日前日までにメールで送付されてきました。

このキットはAEDの操作を疑似体験でき、ハートが描かれているオレンジ色の器材は胸骨圧迫の練習用で使用しました。

講習時間は60分。
講師の方の説明を聞きながら手も動かして、AEDの操作方法も学ぶ内容なので、プログラムの流れとしては対面講習と大きな違いは無いと感じます。


オンライン講習の今後

自宅でも救命講習を学べるツールがあることはとてもよかったです。
思い出したい時にサッと取り出して触れるので、復習にも役立ちます。

一方で、AED操作時のミスや胸骨圧迫の手技が適切に行えているのかをしっかり評価してもらえるのは、やはり対面講習の方が向いているとも感じます。

救命処置に胸骨圧迫が必須となっている今受けるなら、まずは対面講習でしっかり実技を学べる方が良いと思います。

ただし、なかなか講習に参加できる時間を確保できない方はまずはオンライン講習や動画を観ることからトライしてみてはいかがでしょうか。

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