はじめに

ハワイを含むアメリカ旅行リピーターの方、ドルの現金はどうされてますか？
私は半端に余ったドルはそのまま次の旅行のためにキープしています。
ただ、現金が旅行中に不足するのがわかっている場合には、どこかでドルを調達しなければなりません。ここでは現金の引き出しだけではなく、買い物に利用できるデビットカードを所有するためハワイで銀行口座を開設した経験を紹介します。

ドル現金の調達方法

日本の空港で両替

最近日本の空港でドルへの両替をしたことがありません。日本の銀行での両替よりかはレートが良いようですが、それでも手数料（１ドル当たり２円程度？）がばかになりません。そこで私はたいてい以下の方法を使っています。

クレジットカードのキャッシングを使う

現地でクレジットカードのキャッシングを利用しドルを引き出します。それなりの利息がかかりますが、繰上げ返済等の技を使えば利息は最小限に留めることができます。両替時の手数料を考えると自分的には一番お得な方法と考えています。

ショッピング時の支払い方法

私は海外での食事やショッピングでの支払いは可能な限りクレジットカードを使います。主な理由は利用履歴を残したいからです。ただ、VISAやMASTERカードでの支払いを現地のドルから日本円に変換する際に、為替手数料（約0.2~2.0%)および海外事務手数料（約0.0~2.2%)がかかってしまいます。帰国してからカードの明細を見ると本来のドル円レートよりけっこう割高になっているのはこのためです。
カードを利用するとポイントを貯めることができますが、海外での利用に関しては貯まるポイントより手数料で取られる金額の方が大きいと言えるでしょう。

ではこのような手数料を取られないためにはどうすればよいでしょう。そのためにはドルだけで完結するカードを手に入れればよいことになります。

ファーストハワイアンバンク　ワイキキ支店を訪問

日系の航空会社でハワイに向かうと大抵の場合朝早くにホノルルに到着します。私はホテルの部屋が用意されるまでの時間を活用し、ロイヤルハワイアンセンター近くにあるファーストハワイアンバンク ワイキキ支店を訪れました。

手続きは１時間程度で完了

日本語OK

海外での銀行口座開設となると英語力に不安を感じるかと思います。安心してください。日本語対応してくれるスタッフが駐在しています。ただし、他に日本語対応を望んでいるお客様とぶつかってしまうと手続きにかかる時間が延びるかもしれません。

持参したもの

口座を開設するために私は以下のものを銀行に持参しました。

• パスポート

• マイナンバーカード

• 口座開設最低預入金

どんな口座を開設する？

私は今回チェッキング口座とセービング口座を$300ずつで開設しました。
チェッキング口座は日本語で言うところの当座預金となります。この口座を作ると買い物に便利なデビットカードや小切手なんかももらえます。デビットカードの引き落としはこの口座から行われます。

セービング口座は日本語で言うところの普通預金口座です。一応利息はつきますが、定期預金ほどではないです。

とても便利なデビットカード

ハワイから帰国してしばらくしたらデビットカード（当然ATMでお金もおろせる）が郵送されてきました。

時間的にハワイ旅行期間中にデビットカードの恩恵にあずかる事はできませんでしたが、数ヶ月後に訪問したシカゴやニューヨークでの買い物の支払いで重宝しました。

（注意）デビットカードはクレジットカードとは違うので一部決済できないケースがあります。

おわりに（注意点など）

口座維持手数料について

ハワイで銀行口座を作るには今回紹介したファーストハワイアンバンクの他にセントラルパシフィックバンクやバンク・オブ・ハワイがありますが、少し確認したところセントラルパシフィックバンクは口座残高が$10,000未満の場合口座維持手数料が$20/月 かかるようです。

休眠口座にならないよう注意

この銀行に限らず、海外の銀行口座では１年間取引がない口座は休眠口座扱になる事が多いようです。ファーストハワイアンバンクでは休眠口座になると毎月$10の口座維持手数料が取られてしまいます。
休眠口座を防ぐには、デビットカード機能で買い物をしたり出金をしたりするのが簡単です。

利息がつき過ぎた場合

一般に海外の銀行は日本と比べてずっと利息が高いです。私の場合、利息がついたとしてもたかが知れているのですが、利息が20万円を超えた場合には確定申告が必要なようです。もし数万ドルレベルを預けようと思ったその点ご注意ください。

【追記】ネイバーアイランドに興味のある方は以下の記事もどうぞ