聖闘士星矢~蟹座デスマスクについて語る

皆様、お疲れ様です。

先月、聖闘士星矢から魚座アフロディーテについて取り上げましたが、この際に軽く触れた蟹座デスマスクについて、今回はお話しします。古いネタや他所と重複する話も多数あるかと思いますが、そこはご容赦ください。

1 そもそもデスマスクといえば・・・

黄金12宮編で、4番目の宮、巨蟹宮の番人として登場した彼ですが、正義の心など微塵もなく悪の象徴の様なキャラクターでした。


彼の得意技は冥界へ魂を送り込む積尸気冥界波。これで多くの人を葬り去ってきました。
紫龍との闘いでもこの技を駆使して闘いますが、その悪意に満ちた本性から聖衣に見放され、惨敗を喫します。
その後も映画版で復活するも見せ場のない所で敗北。
ハーデス編では星矢と対峙するも、実質敗北。

「悪党の割には口だけ」、「ヘタレ」、「典型的なやられ役」、「黄金聖闘士最弱」とにかくイメージの悪いキャラクターでした。実際、後述するネット限定アニメ黄金魂でも敵のボスであるロキから最弱キャラと指摘されてますからね。

2 星座カースト

そしてデスマスクを語る上では外せないのが、この星座カースト。
僕達が小学生の頃、リアルタイムで聖闘士星矢が連載されていたわけですよ。子供ながらに自分の星座はどんなキャラクターが出てくるのだろう?と気になるんですよね。で、あの結果。僕の小学校ではあまり話題にはならなかったけど、他所では蟹座、魚座は肩身の狭い思いをしてたという話はよく聞きました。
実際高校の時の友達のK君は蟹座だったのですが、結構気にしてました(笑)。後、北九州に住んでいた時にいた飲み友達のトラック運転手も蟹座で「俺の前でデスマスクの話しはするな!」とよく言ってました。まあ、彼はギャグで言ってたというのもありますが(笑)。

当時まことしやかに言われていたのは「作者はよほど蟹座と魚座の人に恨みがあるんだろうな」という言葉でした(笑)。

3 実は主人公になっていた!?

本作の連載終了後、25年経って、ネット限定アニメ「聖闘士星矢~黄金魂」が配信されました。これがきっかけでデスマスクの評価が一変します。
このアニメは黄金聖闘士メインの番外編で実際の主人公はアイオリアですが、一部の話でデスマスクが主人公となっています。

ネタバレを避けるため、詳細は控えますが、彼がはじめて正義のために立ち上がり、弱いながらも最大限の力を発揮し、勝利をおさめます。


この放映が終わった後、彼の再評価する声が出始めて、以前程悪く言われなくなりました。一部では蟹座の株が上がったとも言われてました(笑)。
実際今までと比べ物にならないくらい、扱いが良かったですからね。

4 終わりに

というわけで、今回はデスマスクについてお話ししましたが、如何でしたか?
最初は評価が悪かった彼も、時代が変わって見直され、少しずつ良くなっているようです。新作が出たら、また活躍するかもしれませんね。

余談ですが、ゲーム版聖闘士星矢での彼は扱うのは非常に難しく、上級者向けのキャラクターですが、後輩曰く、それが最大の魅力だそうです。扱いにくいからこそ、クリアした時の達成感が大きいのでしょうね。

今日はこれで終わります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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