あずましいふどうとくのじかん

昭和62年生まれの男子が送る “あずましい” けど、ちょっぴり "不道徳&q…

あずましいふどうとくのじかん

昭和62年生まれの男子が送る “あずましい” けど、ちょっぴり "不道徳" な津軽弁トークラジオ。日々の生活の中で生じた違和感をサカナにあれやこれやと語ります。毎週日曜と水曜の夜に更新予定です。

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(#49)第5回その3講義③:学問の前に、そもそもプロセスとか考え方って言葉がピンと来ない。

昭和62年生まれの津軽弁男子が送る、あずましいけどふどうとくなトーク。今回は前回の、「学問ってなんだろう?」ってお話の補足です。きゃべつ葉物の単独講義をしていきます。 ※諸々の事情でアップロードが遅れていました、申し訳ありませんでした。 キーワード 他人への矢印がべっとりついた言葉と学問の言葉/自己破壊としての学問/バカの見本市 【参考文献】 (2017) 『勉強の哲学 来たるべきバカのために』 文藝春秋 www.amazon.co.jp/dp/B085979R8T (※リンク先は2020年の増補版になっています。) (2020) 宇野常寛 『遅いインターネット』 幻冬舎 www.amazon.co.jp/dp/B0847LF6Z1

    • (#48)第5回その3講義②:文化人類学の前に、まず学問ってなんだろうということを考える。

      昭和62年生まれの津軽弁男子が送る、あずましいけどふどうとくなトーク。今回は学問ってなんだろうって話です。きゃべつ葉物の単独講義をしていきます。 キーワード 心のシャッター/学問の根っこにあるもの/プロセスの重要性/証拠能力のある根拠に基づいた結論/不自由を経て自由へ至る技術

      • (#47)第5回その3講義①:相手がいて話すことの意味、聴くことの技について

        昭和62年生まれの津軽弁男子が送る、あずましいけどふどうとくなトーク。今回から数回、『ダイエット幻想』の周辺散歩という体裁で、きゃべつ葉物の単独講義をしていきます。 キーワード ひとりはつらいよ/何もない空間に球を投げる/受け止める/聴くことの3つの誤解/ 【エール株式会社/篠田真貴子さんについて】 https://www.yell4u.jp/ 【参考文献】 (2019),磯野真穂『ダイエット幻想──やせること、愛されること』,筑摩書房 www.amazon.co.jp/dp/B07Y5FDKRH

        • (#46)第5回その2:やせたいと思ったのはいつ?その気持ちはどこから来るのか?

          昭和62年生まれの津軽弁男子が送る、あずましいけどふどうとくなトーク。前回に引き続き『ダイエット幻想』という著作について語っていきます。今回は本書の第一章についてです。 キーワード もう4月/やせたい気持ちを否定するものではない/いつからやせたいと思うのか/比較することから生まれる気持ち/糖質ゼロのビール/ 【参考文献】 (2019),磯野真穂『ダイエット幻想──やせること、愛されること』,筑摩書房 www.amazon.co.jp/dp/B07Y5FDKRH (2015),磯野真穂『なぜふつうに食べられないのか: 拒食と過食の文化人類学』,春秋社 www.amazon.co.jp/dp/4393333365

        (#49)第5回その3講義③:学問の前に、そもそもプロセスとか考え方って言葉がピンと来ない。

        (#49)第5回その3講義③:学問の前に、そもそもプロセスとか考え方って言葉がピンと来ない。

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        • あずましいふどうとくのじかん
          49本

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          (#45)第5回その1:食べること、生きること。『ダイエット幻想』について。

          昭和62年生まれの津軽弁男子が送る、あずましいけどふどうとくなトーク。今回からは『ダイエット幻想』という著作について語っていきます。 懐かしい感じ/深夜のFMラジオ風/手応えが分からない/文化人類学者/なぜ普通に食べられないのか/その人自身の来歴と食/痩せていれば健康か/ 【参考文献】 (2019),磯野真穂『ダイエット幻想──やせること、愛されること』,筑摩書房 www.amazon.co.jp/dp/B07Y5FDKRH (2015),磯野真穂『なぜふつうに食べられないのか: 拒食と過食の文化人類学』,春秋社 www.amazon.co.jp/dp/4393333365

          (#45)第5回その1:食べること、生きること。『ダイエット幻想』について。

          (#45)第5回その1:食べること、生きること。『ダイエット幻想』について。

          (#44)脳内自習室その2:ダイエット抄――ままならない自分の身体と付き合う

          昭和62年生まれの津軽弁男子が送る、あずましいけどふどうとくなじかん。今回も前回に引き続き葉物単独講演会です。 一つの体験談として/リングフィットときんにくん/筋肉を増やして代謝を上げる/筋肉と脂肪は別物/身体を作る/体重をパラメーターとして捉える/地道に付き合う/かけ離れた理想に囚われない/老害リベンジ/センサーを鈍らせない/楽器の練習/平凡で地道な事と付き合う/自分の足元から変化を作る/

          (#44)脳内自習室その2:ダイエット抄――ままならない自分の身体と付き合う

          (#44)脳内自習室その2:ダイエット抄――ままならない自分の身体と付き合う

          (#43)脳内自習室その1:欠席、生の神、リバウンド八戸

          昭和62年生まれの津軽弁男子が送る、あずましいけどふどうとくなじかん。今回はいつもとテイストを変えてお送りいたします。 欠席/62.3/体重よりも体型/出戻り/富野由悠季展/イデオン/映写機が壊れる/パンク/熟成(じゅくれい)/10本/900ml/ボットがドン引き/

          (#43)脳内自習室その1:欠席、生の神、リバウンド八戸

          (#43)脳内自習室その1:欠席、生の神、リバウンド八戸

          (#42)放課後課外学習その4:津軽弁の詩人たち――高木恭造、一戸謙三、木村助男

          昭和62年生まれの津軽弁男子が送る、あずましいけどふどうとくなじかん。今回は木村助男だけでなく、高木恭造と一戸謙三の詩も併せて朗読しています。 今回朗読したのは下記のページにて紹介されている詩集『土筆(ベベコ)』からです。作者のプロフィールもあるので合わせてどうぞ。 https://www.plib.pref.aomori.lg.jp/top/museum/meihin_117.html ・一戸謙三について http://www.city.hirosaki.aomori.jp/bungakukan/2014-1211-1622-71.html ・高木恭造について http://www.city.hirosaki.aomori.jp/bungakukan/2014-1216-1223-71.html

          (#42)放課後課外学習その4:津軽弁の詩人たち――高木恭造、一戸謙三、木村助男

          (#42)放課後課外学習その4:津軽弁の詩人たち――高木恭造、一戸謙三、木村助男

          (#41)放課後課外学習その3:方言詩人、木村助男の詩を朗読する

          昭和62年生まれの津軽弁男子が送る、あずましいけどふどうとくなじかん。前回に続き、今回も青森県五所川原が生んだ方言詩人、木村助男の詩を朗読しつつあれこれ語ります。 今回朗読したのは下記のページにて紹介されている詩集『土筆(ベベコ)』からです。作者のプロフィールもあるので合わせてどうぞ。 https://www.plib.pref.aomori.lg.jp/top/museum/meihin_117.html

          (#41)放課後課外学習その3:方言詩人、木村助男の詩を朗読する

          (#41)放課後課外学習その3:方言詩人、木村助男の詩を朗読する

          (#40)放課後課外学習その2:声に出して読みたい方言詩、木村助男の詩

          昭和62年生まれの津軽弁男子が送る、あずましいけどふどうとくなじかん。前回に続き、今回も青森県五所川原が生んだ方言詩人、木村助男の詩について語ります。収録時は知りませんでしたが、3月14日は木村助男の誕生日ということでした。 今回朗読したのは下記のページに掲載された一節です。ぜひ文字を見ながらお聞きください。作者のプロフィールもあるので合わせてどうぞ。 https://www.plib.pref.aomori.lg.jp/top/museum/meihin_117.html

          (#40)放課後課外学習その2:声に出して読みたい方言詩、木村助男の詩

          (#40)放課後課外学習その2:声に出して読みたい方言詩、木村助男の詩

          (#39)放課後課外学習その1:方言詩人、木村助男の詩について

          昭和62年生まれの津軽弁男子が送る、あずましいけどふどうとくなじかん。今回は青森県五所川原が生んだ方言詩人、木村助男の詩について語ります。 今回朗読したのは下記のページに掲載された一節です。ぜひ文字を見ながらお聞きください。作者のプロフィールもあるので合わせてどうぞ。 https://www.plib.pref.aomori.lg.jp/top/museum/meihin_117.html

          (#39)放課後課外学習その1:方言詩人、木村助男の詩について

          (#39)放課後課外学習その1:方言詩人、木村助男の詩について

          (#38)第4回その7:健康的で清潔な都市生活、経験できないケガレとしての死

          昭和62年生まれの津軽弁男子が送る、あずましいけどふどうとくなトーク。前回から引き続き『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』という本について語っていきます。 キーワード 葬式の形が変わった/遺体が家に帰らない/通夜もセレモニーホール/知らない人に手続きを預ける/家に死人が来なくなった/養老孟司/家で死を経験できない/ケガレを入れたくない/死の共有/都市生活がデフォルト/ケガレを排除すると死が分からなくなる/悪鬼が住まう街/ケガレを知らない人間はオニ/しかし温水洗浄便座からは逃れられない/見えないようにする/鳥かごの中のような/ 【今回取り上げた著作】 (2020)熊代亨『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』イースト・プレス https://www.amazon.co.jp/dp/478161888X

          (#38)第4回その7:健康的で清潔な都市生活、経験できないケガレとしての死

          (#38)第4回その7:健康的で清潔な都市生活、経験できないケガレとしての死

          (#37)第4回その6:健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の死生観

          昭和62年生まれの津軽弁男子が送る、あずましいけどふどうとくなトーク。前回から引き続き『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』という本について語っていきます。 キーワード 健康志向/体重を細かく刻む/数値よりも体型/健康で長寿が良いという通念/死生観/死ぬとこ見るのは医者と看護師/いなくなったという感覚/におい/臭さを排除する/なんでもハラスメント/人の死は不浄だから健康であろうとする/ 【今回取り上げた著作】 (2020)熊代亨『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』イースト・プレス https://www.amazon.co.jp/dp/478161888X

          (#37)第4回その6:健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の死生観

          (#37)第4回その6:健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の死生観

          (#36)第4回その5:清潔で秩序ある労働環境における弱者の生き辛さ

          昭和62年生まれの津軽弁男子が送る、あずましいけどふどうとくなトーク。前回から引き続き『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』という本について語っていきます。 キーワード 耳の痛い話/望むほど苦しい/10年で基本給が変わらない/保険料がすごい/単純労働と創造的労働/人間の手でやっていた仕事がAIに置き換わる/消費とデフレーション/誰かが生き辛くなることを問題にするかどうか/本が読み進めないさんま/想像力の糧として/ 【今回取り上げた著作】 (2020)熊代亨『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』イースト・プレス https://www.amazon.co.jp/dp/478161888X

          (#36)第4回その5:清潔で秩序ある労働環境における弱者の生き辛さ

          (#36)第4回その5:清潔で秩序ある労働環境における弱者の生き辛さ

          (#35)第4回その4:子育ての高いハードル、清潔さが作る生き辛さの壁

          昭和62年生まれの津軽弁男子が送る、あずましいけどふどうとくなトーク。前回に引き続き『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』という本について語っていきます。 ※(11:20)今の10代や20代が「寅さんが分からない」という話について、「橋本治の『恋愛論』に書いてある」と言っていますが間違いです。正しくは、白井聡『武器としての「資本論」』でした。 キーワード 声に出して読みたい本/共感しかできない/子育てのハードルの高さ/秩序にふさわしい振る舞い/子どもの夢/SNSでバズればお金稼げる/コンテンツとコミュニケーション能力は無関係/あるべきという価値/寅さんがうざい20代/寅さんの居場所が無い現代/無くなったことに気付かない/たばこ/排除しすぎ/人の不倫に一喜一憂するのはイヤ/ 【今回取り上げた著作】 (2020)熊代亨『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』イースト・プレス https://www.amazon.co.jp/dp/478161888X (2020)白井聡『武器としての「資本論」』 東洋経済新報社 https://www.amazon.co.jp/dp/B08691FC29

          (#35)第4回その4:子育ての高いハードル、清潔さが作る生き辛さの壁

          (#35)第4回その4:子育ての高いハードル、清潔さが作る生き辛さの壁

          (#34)第4回その3:清潔で秩序ある学校の不自由さについて

          昭和62年生まれの津軽弁男子が送る、あずましいけどふどうとくなトーク。前回に引き続き『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』という本について語っていきます。 キーワード ライトのベルよりは短い/愛のままに/オンラインで友達と/先生が優しいように見えて怖い/言うこと聞きすぎてて怖い/学級崩壊の反動/子供の方が同調圧力が強い/うんこしただけで大事件/見えない貧困/環境に適応しなきゃいけないという圧力/お互いに監視している/持ってそうに見えて持ってない/美しい国/ 【今回取り上げた著作】 (2020)熊代亨『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』 www.amazon.co.jp/dp/478161888X

          (#34)第4回その3:清潔で秩序ある学校の不自由さについて

          (#34)第4回その3:清潔で秩序ある学校の不自由さについて