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趣味の動画編集は真剣にやっている。


 私の数少ない趣味に動画編集がある。


 まだ動画編集なんて言葉が世の中で流行っていない時期、学生時代より趣味で動画編集を行なってきた。社会人になってからは、職場の忘年会や同僚の結婚式で編集した動画を上映していた。

 動画編集の醍醐味としては、やはり観た人が喜んでくれることだろう。偉そうに言っているが私の動画編集は音楽に合わせて動画を切り貼りする程度のもの。だからこそ、曲の選択、動画のカット割、コメントの挿入などでセンスも必要となる。編集するからにはしっかりしたものにしたいので、映画やCMを見る際も曲や動画の画角を参考にしている。中でもミュージックビデオは非常に参考になる。


 少し前からは動画編集が副業で人気となり、今ではYoutubeを見れば編集ソフトの使い方や比較などの情報も簡単に手に入る。私が長らく愛用している編集ソフト「Final Cut Pro」は当初使い方を日本語で解説している本も動画もなく、ひたすらトライ&エラーを繰り返していた。

 通常に編集するより何倍も時間がかかっていたが、ノートにメモを取りながら一歩一歩できることを増やしていく作業は楽しかった。何本もの動画編集を行うと、全体的なテイストが似ていることに気がつき、それが嫌で色々なテイストやパターンも試してみた。

動画編集の流れ

◉テーマを決める
 どんな映像にするか?という大枠を決める。

◉曲の有無を決める
 曲を使用するのであれば、曲のテイストに合わせて編集を行う為、曲選びは重要。曲を使用しない動画もある。

◉素材集め
 素材とは、編集する前の動画や画像、曲などである。この素材をもらう場合や、素材の撮影から自分で行う場合など色々なやり方がある。

◉編集
 事前に考えたテーマに合わせて、集めた素材を編集していく。

◉書き出し
 編集して完成した動画を書き出す。書き出しとは見れる状態にデータを抽出すること。mp4データなどが一般的である。


 このような形で動画編集を行うが、私は趣味でやっているので納期などはなく自由にやっている。趣味であっても仲間と上映会をして評価されると気持ちが良い。私はいつも編集した動画をDVDなどに焼いて関係者に配っている。今思えばそれなりにお金がかかるが苦に思ったことはない。


 こんなことをしていると「動画編集一本でやっていけば?」「独立して稼げば良いじゃん」などと声をかけてもらう時がある。


 私としては、あまり乗り気ではない。やはり趣味の範囲で楽しみたいからである。知り合いに動画編集を頼まれた際も、お金を取ったことはない。ただもっとスキルを上げたい気持ちはあるので日々勉強や練習は欠かさない。幸い今の世の中には参考となる動画がすぐ手に入る為、やる気次第でいつでもインプットできる。


 とはいえ、これだけやっている動画編集でお金も稼げたら良いなとは思っている。さてどうするか。


ありがとうございました!

自身の思うことを書いておりますが、読んでくださる方がいらっしゃることも理解しております。これからも真剣に書いて参ります。