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「スリッパの洗い方ってどうすればいい?」手洗い?洗濯機?正しい洗い方とは?

おうちで過ごす時には欠かせないスリッパ。

家の中とはいえ、おしゃれアイテムとして気分が上がったり、またそれだけではなく足もとの防寒や保温に役立ったり、フローリングへの汚れや傷の防止になったり。

もはや手放せなくなっている、という方もいるのではないでしょうか。

そんなスリッパですが、やはり使えば使うほど汚れていくもの。

見た目はキレイでも油断できません。

湿気がたまって菌が繁殖してしまったり、小さなホコリがたまってしまったりと、気がつかないうちに汚れやイヤな臭いがついてしまいます。

足もとは視点から遠いため、どうしても後回しになってしまいがちですが、だからこそ定期的に洗濯をして清潔を保っていたいものです。

しっかりとメンテナンスを行い、いつでもキレイなままスリッパを使いましょう。

今回は、スリッパの洗い方や洗濯頻度、正しい干し方など、「スリッパの洗い方」についてご紹介していきます。

少しでも参考になれば幸いです。


スリッパは思っている以上に「汚れて」いる?!


毎日のように足を通すスリッパは、足の裏をつけたり、床を擦ったり、汚れがどんどん付着していきます。

◯ホコリ
◯ゴミ
◯汗・皮脂

などが付着していくので、気づかないうちに汚れてしまいます。

またそれだけではなく

◯料理中にとんだ油
◯こぼした飲み物・食べかす

など、意外と汚れを付着させていきます。

汚れが付着したスリッパで家の中を歩くと、さらに汚れを拡散してしまい、床も汚れていってしまうのです。


スリッパは洗濯できるの?


現在では様々な種類やデザインのスリッパがあるのでものにもよりますが、洗濯できるスリッパはあります。

これは素材で決まってくる場合が多く、綿(麻)や、ポリエステルやウレタンなどの合成繊維を使用しているスリッパは洗濯ができることが多いです。

反対に、レーヨン合成皮革、本革などを使用したスリッパは型崩れや縮み、色落ちしたりしてしまう可能性があるので注意が必要です。

購入時に確認しておくといいでしょう。


スリッパの洗濯頻度は?


普段の使用頻度によりますが、1~2週間に1度が理想です。

季節によって変わってきますが、気温が高くて湿気がたまりやすい夏場は1週間に1度。

冬場は湿気がたまりにくくても2週間に1度の頻度がおすすめです。

少なくても1ヶ月に1度は洗濯するようにしましょう。

スリッパの洗い方「手洗い?」「洗濯機?」


手洗い、洗濯機それぞれのスリッパの洗い方をご紹介します。


・手洗い

手洗いの場合は、洗面器やスリッパが入るサイズのバケツにお湯をため、洗剤もしくは石鹸を使い、ブラシでこすって汚れを落とします。

汚れを落とし終わったら、洗剤をしっかりと洗い流します。

しっかりすすいだあとは、タオルで水気をしっかりとふき取ったあと乾燥させます。

干す時は、形を整えてから風通しのよい日陰で干します。


・洗濯機

洗濯機の場合は、スリッパを「洗濯ネット」に入れて「標準コース」で洗いましょう。

一般的な洗濯方法で問題ありません。

脱水後、洗濯機が止まったら、スリッパの形が崩れているため元の形に整え、風通しのいい日陰の場所で干して乾かします。
型崩れが気になる場合はスリッパにシューキーパーを挟むとよりよいです。

注意点としては、できる限り単独で洗うことです。

スリッパだけだともったいない場合は、マットやカーテンなど、あまり洗わないものと一緒に洗うと水道代の節約にもつながります。

また、スリッパによっては厚紙を中敷きに使用している場合があります。
安価な製品にある場合が多いです。

厚紙を使用していると、洗濯中に水分を含んで型崩れしてしまうことがあるので避けましょう。

細かな装飾がついたデザインのスリッパは、洗濯中にはがれ落ちてしまう場合がるので、手洗いの方が無難です。

スリッパの干し方の3つのコツ


スリッパの洗濯は、特別なことが必要なのかと思ってしまいがちですが、意外にも一般的な洗濯方法で問題ないことがおわかり頂けたかと思います。

しかし、特別なことが1つだけあります。

それは「干し方」です。


・干し方のコツ①:「ととのえる」

手洗い、洗濯機ともに、干すときには「形を整えて」から日陰干しをおすすめしました。

スリッパは干した状態の形状のまま乾いてしまうからです。

また、形が1度崩れて乾燥してしまうと、元の形に戻りにくくなってしまいます。

せっかくのお気に入りのスリッパが型崩れしてしまっては、気分が落ちてしまいますよね。


・干し方のコツ②:「つま先のケア」

スリッパのつま先部分は、足を入れる部分が影となり、風通しが悪いため、非常に乾きづらかったりします。

つぶれてしまいがち(型崩れ)な部分でもあるので、干す前のケアとして、新聞紙を詰めたり、乾燥材を入れることをおすすめします。


・干し方のコツ③:「日陰干し」

日陰干しであることもとても重要です。

直射日光に当たると、スリッパが変色してしまったり、日焼けによる色褪せが起こる原因になります。

日陰に置くことを意識しましょう。


この3つのコツだけで、スリッパを長く使うことができ、寿命を伸ばすことができます。

お気に入りのスリッパならなおさら、大事に長く使うことができます。


洗えないスリッパはどうすればいいの?


レーヨンや革素材などの洗えないスリッパは、拭いて汚れを落としましょう。

濡らした布にちょこっと洗剤をたらして拭きとり、最後に水拭きをすれば汚れを落とすことができます。

洗えないからこそ、こまめなケアをすれば汚れの蓄積を避けることができます。

スリッパを長く使うためには


スリッパを長持ちさせるためには、もちろん干し方で大きく変わりますが、それ以外にもおさえておきたいポイントがあります。

◯丈夫な素材を選ぶ
◯靴下を履く
◯同時に複数を履きまわす

この3つです。


◯丈夫な素材を選ぶ

使われている素材が丈夫なものを選びましょう。

丈夫な素材であれば、素材が劣化しにくいこともありますが、形が崩れにくく、洗濯時もヘタれにくいことも大きな理由です。

また、フィット感にもつながってきます。

足にフィットしているかどうかは形が崩れないこらこそ。


◯靴下を履く

素足でのスリッパももちろん快適に過ごすことができます。

しかしその分、汗や皮脂がたまってしまいます。

靴下を履いてスリッパを使えば、汚れが軽減します。


◯同時に複数を履きまわす

いくつかスリッパを用意し、複数をローテーションで使っていくことです。

そうすることでスリッパ1足ずつの負担が和らぎます。

そのためスリッパの劣化を抑えることができます。

通年用と季節用で違った仕様のスリッパを揃えるおもしろさもありますね。

1年を通してより快適に過ごすことができます。


丸洗いができてお手入れカンタン

スリッパも洗濯をして清潔に保ちたい。
でもやっぱりお手入れがカンタンにできるものがいい。

そんな時は「丸洗いできるスリッパ」がおすすめ。
丈夫な帆布素材を使用したバブーシュ型の洗えるスリッパです。


ムレずに快適な足もとに

足を包み込むようなものではなく、少し違ったタイプのルームシューズがいい。

そんな時はルームサンダル。
こちらも丈夫な帆布素材を使用。
そのまま洗えるルームサンダルです。


今回はスリッパの洗い方についてご紹介しました。

洗濯時のちょっとしたケアで長く使うことができ、普段のホームライフを華やかに、そして快適に過ごすことができます。

今まで洗ったなかった、なんとなくやっていた、という方はぜひお試しください。


産地の老舗スリッパ工場の確かな品質


ABE HOME SHOES
「家に帰ったら、ゆったりとした時間を過ごしてほしい」

そんな想いから開発されたファクトリーブランド。

ABE HOME SHOESを手掛けるのが国内生産量日本一を牽引する1社である阿部産業株式会社です。
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