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初対面なのに昔から知っている人のよう

優れた建築物は人を和ませる

香川県高松市3日目(2/2)
皆がオススメしてくれていた著名な建築家 丹下健三 設計の香川県庁へいく。
ロビー入ると猪熊弦一郎の作品がでかでかと目に飛び込んできて横をみるとガラス張りで太陽の光がはいりこんで柔らかい気持ちになり何より空間が広い!
展望台も人が少なくほぼ360度香川県を見下ろす事ができ、島のほうまでよくみえる。
そしてここも空間が広い!

あ~落ち着く~。

そして本日のゲストハウス探し。
神こと若葉屋の若宮さんオススメのSunnyday Hostel へ電話して向かう。

お決まりのオーナーに企画の事を話し情報収集。ここでは島の魅力を教えてもらった。あ~~島いきてぇ~~!(今回結局行くことできず😢次回こそは)

部屋に案内してもらうとそこはまるで要塞のようで遊び心満載の仕掛けだらけ。今日ここでずっといてもいいかなぁ~~なんて。

あ~落ち着く~。

謎の看板¨香川市民劇場¨

次に高松駅前でずっと気になっていた¨市民劇場¨の看板がかかってるビルへ。
ここは劇団が稽古してたりするんじゃないか…?中には表現者がワンサカいるんじゃないか?と胸をワクワクさせていく。

いざノックして中へ入ってみると事務所みたいな場所で事務してる人が一人…。

話しを聞くと、ここは演劇鑑賞会を取り仕切ったりする事務局だった。

例の如く企画を話し

¨誰か紹介してくれませんか?¨

と無茶ぶり。

困っている顔だ…これは困っているなぁ…

その方は考えながら「あの人なら話し聞いてくれるかも」といい、電話してみてくれた。
そしてある俳優に繋がりここにきてくれるとのこと。

ありがとうございます~~!

暫くしてその俳優 中越恵美さんは現れた。

自分の企画の事をまず伝えて、中越さんの声に耳を傾ける。
香川県の演劇事情、中越さんの経歴などを聞く。
最近考えていた、この土地での¨孤独¨という言葉についてもいろいろ聞いてみると、そういう視点もあるのかぁと考えさせられる。
自分がここを訪れた理由の一つはこの言葉の本当の意味を知りたいのかもしれない。

今現在になって思えばこの時¨一緒に何かやりませんか!¨と強く言わなかったのはもったいなかったなぁ~

¨はじめまして¨の感じがしない…

その後、桐子さんと会う予定だったのでその場所へ向かう。
桐子さんが事前に
「会わせたい人がいる。寺越くんと合うとおもうなぁ~」
と言っていたので楽しみにして向かう。

その場所に着くと表の喫煙所でタバコを吸ってる怪しい男の人が…

なんか直感でこの人なのでは?

と思い、なんとなしに近づきとりあえず自分もタバコを吸う。

すると向こうもなんか感じたらしく、

「桐ちゃん、中やで」

と言ってきた。

お~~なんかわからないけどお互い通じた。

よく分からないが¨はじめまして¨の感じがしない…なんだ?この人は?

島岡と名乗るその人とは香川で桐子さんの次に多くの時間を共有することに。

でもこういうことってあるんだなぁ~

適当な人間である自分でも一応¨はじめまして¨の時は気をつかう。
でも島岡さんにたいしては全くつかわなかった…それは島岡さんの人徳なのか?自分が勘違いしてるだけなのか?

作品の着地点

店に入り、暫く三人で盛り上がり、前日考えた事を桐子さんに伝える。

¨~~で、本屋(=香川県)で本(=人)に出会えなく孤独の存在になったらどういう行動しますか?¨

「う~~ん。私は自分で本を作るね!」

本を作るかぁ。

自分の手で世界を切り開いていくってことなんだろう。
桐子さんはそうやって香川県で生きているんだなぁと自分は捉え、そういう方向でいきましょうということになる。

………でも今振り返るとこの時ここからもう少し掘るべきだった(まさか次の日にあんなことになるなんて)
本を作ってどうするか?
この最後に作る本というのはどういうものを指すのか?
こういうところをもっと話すべき、考えるべきだった。
それによってすでに本屋(=香川県)で本(=人)と繋がっている存在とどう関わっていきどういう方向に落とすのか?
ここら辺をしっかり話しておくべきだったなぁと今なら思う
たらればを言ったらきりがないのでこの辺で。実際行ったものは、あれはあれでその時にしか出来なかったものなので素晴らしかった 。


この夜は桐子さんのその提案を聞いて、これで形は決まったと喜んだ。

でも…次の日には…

いろいろあるわなぁ~~、一筋縄ではいきませんわ(笑)
だから面白いんだけどね!







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