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2023年2月18日の近況報告 創作術について

 本になって流通してたり、WEB上に散らかるように載っている創作術に関するノウハウ。それの一体どれが有効なのか迷う事もあるでしょう。
 それに関しては「個人の資質、日々の練習量、最終目標地点などなど」が個人個人でバラバラで、万人に共通する事はごく少ない。という事くらいしか言えません。


 例えば「創作が好き」って一言で言っても「創作だけは自分を裏切らないから好き」とか「創作すると周りからチヤホヤされるから好き」とか「自分が好きな物語が作れるから好き」とか色々ありますよね?
 だから例では3パターン程挙げましたが、彼ら全てに共通する創作術というのはかなり少ないはずです。


 特に真面目に勉強する人ほどドツボにはまるんですが、創作術によっては全く正反対の事を言ってるのはよくある話です。本当に「よくある」話で「珍しくも何ともない」話なんですよ。
 例えば「プロットをきっちり組まないと話が破綻する」っていう創作術もあれば「プロットを組んでしまうとそれ以上の話にはならない。キャラを自由に冒険させれば十分話になる」っていう創作術もあるんですよ。


 こうなると「どっちが正解か?」っていう話になってしまうんですが、分かりにくい表現ですみませんが
「人によってはどちらも正解で、それと同時にどちらも不正解の可能性がある」と言わざるを得ないんですよ。

「人によってはどちらも正解で、それと同時にどちらも不正解の可能性がある」と書くと「お前は何が言いたいんだ?」ってなってしまいますが、
「正解は人によって異なり、万人にとって正解と言えるものはほとんどない」んですよ。


 そもそも「万人に当てはまるただ一つの正解がある」のは学校のテストぐらいしかないでしょうし、
 真面目な人ほどドツボにはまるのは「正解は学校のテストみたいにだれにも当てはまるただ一つしかない」っていうのを引きずっているからだと思います。社会では「正解は無限にあってそれと同時にただの一つも存在しない」のですが、それが納得できないのでしょうね。


 例えば「創作する動機」も人それぞれで、WEB小説だと「映画化されるところまで行って金持ちになりたい」のか? あるいは「誰も読まないものだけど自分が読みたいから書く」のか?
 という動機が違うだけでも学ぶべき創作術も異なるというのは理解できるでしょうか?


 それに加えて「語られている中身は全く同じ」なのに「書き方次第で気に入る、気に入らない」が分かれることもごく当たり前なことが余計に話を複雑にしてしまいます。
 人間は思っている以上に賢くなくて、そんな「矛盾の塊」みたいな生き物なんです。


 ゴルフで言ったら「OB」という大ハズレを打たないようにするのが「創作術」で、そこから「ドライバーの飛距離を伸ばすのか」「アイアンの腕を磨くのか」「パターの精度を上げるのか」は
 個人の実力を見ないと分からない。という所に着地するんですがどうでしょうか。


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